2024年12月6日に
マスターデュエルにて新しい制限改定(リミットレギュレーション)が施行されます。
前回の記事はこちらです。
目次
規制強化されるカード
金満で謙虚な壺
ディメンション・アトラクター
妖精伝姫-シラユキ
PSYフレームギア・γ
ライトニング・ストーム
規制緩和されるカード
トリックスター・ライトステージ
クロノグラフ・マジシャン
規制緩和はそこそこ、規制強化が強めの調整となっています。
まず《金満で謙虚な壺》が禁止カードとなりました。
特定のキーカードが欲しいデッキでよく採用されていたデッキであり
今でも制限カードでしたがとうとう1枚も採用できなくなりました。
これは【天盃龍】にもよく採用されており
与えるダメージを半分にするデメリットもそれ混みで1ターンキルかましてくるので
デメリットとして機能していなかったのが大きな要因でしょう。
また《ディメンション・アトラクター》と《PSYフレームギア・γ》も
制限カードとなりました。
どちらも先攻の対策の為によく使われていたカードですが
これらも後攻でやべーテーマである【天盃龍】が台頭してきたが故の処置でしょう。
【霊獣】の方を考慮しての規制の意味もあるかもしれませんね。
そして《妖精伝姫-シラユキ》が制限です。
個人的にはかなり意外な規制ですね。
このカードが採用されているデッキは【ティアラメンツ】や【ライトロード】、
それから【60グッドスタッフ】などでありこれらを意識した規制だと思われます。
このカードが採用されているデッキは60枚デッキが多く、
公式がそれだけ60枚デッキを意識している事が伺えますね。
墓地に落とせる確率は大分下がったものの
それでも1枚でも墓地へ落ちれば強力な事に変わらないので
恐らくは60枚デッキにおいてこの1枚が採用され続ける事でしょう。
それからライトニング・ストームが準制限となり採用枚数が1枚減りました。
OCGでは最近無制限に緩和されたので
あちらとは真逆の処置を取られていますね。
このカードもまた後攻向けのカードであり特に【天盃龍】を意識した規制と思われます。
緩和されたカードは《トリックスター・ライトステージ》と
《クロノグラフ・マジシャン》の2枚でありどちらも無制限になりました。
それぞれ【トリックスター】、【覇王龍ズァーク】の強化を意識した緩和ですね。
特にトリックスターは今後出る新規カードも見越しての緩和もあると思われます。
【天盃龍】を意識しつつも天盃龍の各カードには直接規制をかけず、
後攻向けのカード全般に規制をかけたタイプの制限改定となっています。
そのために天盃龍がやりづらくなったのは確かにあるものの
【天盃龍】以外の後攻向けデッキも割を喰らっている感がありますね。
公式としても天盃龍がやばいという判断はしていると思うので
今後改めて直接規制をかけてきそうです。
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