遊戯王ゴーラッシュ!!134話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
ユウディアスとクァイドゥール分離装置
エポックが消えてユウディアスも連れ去られた。
エポックが計画の為に犠牲になったような感じであり
アサカもユウナがそこまでするとは信じられない様子です。
実際にユウナとしてもそこまではする気はなかったと思われますが
完全に開き直った感のあるユウナはもうどんな犠牲もいとわなそうな感じがするのも怖いですね。
皆してユウディアスの救出に向けて対策を練っていますが
フカムラは大好物のダークマター醤油が大量に出現してご満悦です。
まあダークメンにとっては生命維持にも繋がりそうな代物でしょうし
ダークマター帝国を離脱していたフカムラは今までダークマター醤油にありつけなかったと思うので
喜ぶのも無理はないでしょう。
そうしている所にテルがある事に気づきます。ダマムー達がいません。
テルはダマムーを探しにいくとディノワの乗り物に相乗りする事にしました。
そんなダマムーですがゴーハの方に忍び込んでいました。
そしてそのゴーハでは巨大な装置が開発されていました。
オーティス遊飛に連れていかれたユウディアスがこの装置の中に入れられてしまいます。
そして勝手に借りたタイム・マシーンをユウナに返すオーティス遊飛。
ユウナは無断で持ち出すような事は今後硬く禁止するとオーティス遊飛に強く言います。
まあその結果としてエポックが犠牲になっているのですから
これだけ強く言うのも当然でしょう。
それに対してオーティス遊飛は1人で未来に行こうとするなと警告しています。
完全にユウナが何をしようとしているかを見透かしています。
「俺を置いて」と言っているので未来に行くなら一緒に連れていけという意味でもあるのでしょう。
そしてそこに駆け付けるダークマイスター遊歩とダークメン達。
遊歩もユウナがユウディアスを拉致して装置に取り組むなんて事は予想外のようで
何をしようとしているのかを問いただします。
遊飛に見透かされた事もあってかユウナは自分の真の目的を話します。
タイム・マシーンを完成させて王道遊我のいる未来へと行くこと。
遊歩たちに協力するフリこそしていましたが
最初から遊歩が目指す「遊我のいた未来を取り戻す」なんて事は実現する気はありませんでした。
少なくともユウナが未来に行く時点で遊我のいた未来とはかけ離れるでしょうからね。
遊歩はエポックが《時の機械-タイム・マシーン》に吸い込まれた事も初めて聞いたようで
あれはアクシデントだったと開き直るユウナに大きなショックを受けています。
一応今後同じようなことが起こらないように慎重に慎重を重ねると言っている事から
ユウナとしてもエポックが犠牲になったことについて思うところはあるようですが
それでも完全に開き直り目的の為にはもう立ち止まらない感が出ていますね。
そしてタイム・マシーンの完成の為に
ユウディアスの中に眠るクァイドゥールの力を利用しようと考えていました。
以前遊歩がクァイドゥールの装置でカード化された時に未来へいっており
その事からクァイドゥールには時間移動に関する知識や能力があるものと考えての行動です。
そしてユウディアスを入れた装置はユウディアスの中から
クァイドゥールを分離する為の代物のようです。
何はともあれユウナはダークメン達を裏切った形となり
ここに来て決別の意思を表しています。
そしてそんな様子をオーティス遊飛はただ笑ってみていました。
彼にとってはこの対立がどう転んでも別に構わないのかもしれません。
たかし、ひろし、まさし VS 権三郎
さて、ダマムーはいつの間にか外に出ていました。
そこは一見六葉町のように見えますが人の気配がやたらと少ないです。
そして何故か中学生服姿のユウディアスを見つけてタッチしてみたら
全員消えてなくなってしまいました。
他の場所を探してみるといたるところにユウディアス達の姿が見えますし
他の人達も何人かいますが全て触ると消えてなくなるのは変わりません。
ダマムー達はそんな消える様子が楽しくなってきたようで
人々を見つけてはタッチして消すというのを繰り返しています。
そうしているうちにUTSを見つけたので中に入ってみる事にしました。
そこにいたのは小さい箱のようなものにカードと共に閉じ込められた小さなユウディアス。
他のユウディアスと違い触っても消える事はありません。
・・・・・・それはよろしいのですがダマムー達、
「消えなくてつまんなーい」とか言ってます。その発想に至るのは怖いよ!?
そしてつまんないので2人でラッシュデュエルをすることにしました。
ダマムーVSダマムーという同一存在同士のラッシュデュエルです。
先攻はダマムー、ドロー。
どっちのダマムーかは知りません。アサカならわかるのかもしれません。
タマボット3体を召喚、それぞれたかし、ひろし、まさし、と名前が付けられています。
そして《フュージョン》によって3体を素材に
《T・K・G(タマボット・キング・ゴーレム)》をフュージョン召喚します。
効果でライフを2000回復してターン終了
ダマムー(後攻)のターン、ドロー。
タマボットを召喚、こちらはゴンザエモンと名付けられています。
そして魔法《ストライク・タマーボーリング》を発動、
タマボットの攻撃力を3000に上げてT・K・Gを攻撃します。
戦闘破壊に成功したもののダマムー(先攻)は罠《タマタマバンボーン》を発動し
墓地からたかし、ひろし、まさしを蘇生させます。
ダマムー(後攻)はこれでターンエンド。
ダマムー(先攻)のターン、ドロー。
魔法《タマタマダウン》で相手のタマボットの攻撃力を0にして戦闘破壊耐性を付与、
続けて魔法《レンダマブンシン》を発動し
タマボット3体にモンスターに10回攻撃できる効果を付与します。
10回攻撃とかいうとんでもない効果に見えますが
手札3枚という多大なコストが必要な事、モンスターにしか攻撃できない事、
何より「攻撃力200のタマボットでしか攻撃できない」という制約がつく事から
実際にはかなり扱いの難しいカードですね。レンダマブンシンとの併用が前提でしょう。
何はともあれ合計30回攻撃というすさまじい事になりました。
これにはさすがのダマムー(後攻)もこんな表情です。
結局合計6000の総攻撃を受けてダマムー(後攻)のライフは0となりました。
ダマムー(先攻)の勝利です。今回はあっさり決着がつきましたね。
何の光!?
デュエルが終わるころ、ユウディアスが目を覚ましました。
ダマムー達がラッシュデュエルをした結果で目覚めたという事なのでしょうね。
ダマムーと再会したのもつかの間、
前回のエポックVSオーティス遊飛のやりとりが再現されています。
この空間はユウディアスの身に起きた過去の出来事を再現しているという事なのでしょうね。
そしてそれを見てユウディアスもエポックがどこかへ飛ばされたことを知ります。
「自分がデュエルしていれば・・・」とユウディアスは悔やんでいます。
そうして話していると街中に何か光が発生しています。
その光の先は学校の一角を指しており
どうやらここまで来いという意思表示の様子です。
そこにいたのはクァイドゥールでした。
ダマムーをこの世界に引き込んだのもクァイドゥールであり
ダマムーがユウディアスを目覚めさせてくれるのではないかと期待しての行為でした。
「まったく役に立たなかった、ラッシュデュエルを始めるまではな」と言っており
クァイドゥールとしてもユウディアスがラッシュデュエルで目覚めるとは予想外ながらも
ユウディアスらしいと少しあきれたように言っています。
そしてユウディアスは自分がこれまでフリーズしていた原因は
クァイドゥールにこそあると判断、また何か悪事を企てているなとつっかかります。
まあ前科があるのでしょうがないのですが
ユウディアスがここまで人を疑ってかかるのは中々珍しいですね。
それに対してクァイドゥールは何かに思い立ったかのような反応。
恐らくはクァイドゥールがフリーズを引き起こしていたわけではない感じですが
何やらその原因に見当がついた模様です。
そしてユウディアスの身に変化が起きている事を告げます。
というわけでダマムーVSダマムーのタマボットだらけのデュエルでした。
それはいいんですが前回といいダマムーの様子が何か怖いよ!?
「消えなくてつまんない」のあたりは子供らしい怖さがよく出ています。
そして改めてユウナの目的が判明したわけですが
恐らくはエポックが未来へ飛んでいる事を考えると
皆してSEVENSの時代へ行く展開がありそうですね。
ユウナと仲違いしたダークマター帝国がどう動くのかも気になるところです。
次回予告 第135話『ここに似た場所』
「極めて近く、限りなく遠い世界に」みたいなサブタイトルしてますね。
クァイドゥールに邪心を感じたユウディアスはラッシュデュエルを申し込むものの
デュエル中にこことは違う様々な世界を目撃するようです。
恐らくその世界はいわゆる「ありえたかもしれないif」なのでしょう。
中にはユウディアスが大地の糧になったかのような世界もあってかなり怖いです。
そして新しいギャラクティカ・オブリビオンの形態が垣間見えてます。
この姿はまだ出てきてませんでしたよね?
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