今回紹介するのは10月26日発売の
「 SUPREME DARKNESS(スプリーム・ダークネス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/光属性/アンデット族/攻 0/守 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
このカードが自分フィールドに表側表示で存在する場合、
相手は以下の効果から1つを選び、自分はその効果を適用する。
●このカードの攻撃力は、自分の墓地のアンデット族モンスターの数×800アップする。
●自分の墓地のアンデット族モンスターの数×500ダメージを相手に与える。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
相手の墓地からモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚する。
光属性アンデット族のレベル4モンスターです。
緑色のぼさぼさな髪の毛が特徴的な舌を出した男の子です。
髪やコートにいくつものお菓子、特に飴類があり実にお菓子好きな事が伝わってきます。
相方となるイタズラの大精霊ハロと合わせて
とってもハロウィンを意識したカードですね。
アンデット族である事を考えるとゾンビがモチーフでしょうか?
相方であるハロともども公式で設定画が公開されています。
見るもの全部がお菓子に見える上にどれだけ食べてもお腹いっぱいにならず、
そして歩くと骨が転がっていくという想像以上にやべー奴の模様です。
墓地のアンデット族の数に応じた打点強化orバーン
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
このカードが自分フィールドに表側表示で存在する場合、
相手は以下の効果から1つを選び、自分はその効果を適用する。
●このカードの攻撃力は、自分の墓地のアンデット族モンスターの数×800アップする。
●自分の墓地のアンデット族モンスターの数×500ダメージを相手に与える。
①の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
相手に2つある効果から1つを選ばせそれを適用します。
相手に2択を迫らせるというまさにトリックorトリートを意識した効果であり
相方である《イタズラの大精霊ハロ》が悪魔族を条件とするのに対して
こちらはアンデット族を条件とします。
1つは墓地のアンデット族の数×800だけ自身の攻撃力をアップさせます。
墓地が肥えていれば超えているほど強烈な攻撃力を確保可能であり
3000打点を超えられる4体が1つの目標となるでしょう。
もう1つが墓地のアンデット族×500のダメージを相手に与えられます。
こちらも墓地を超えていれば強烈なバーンダメージを叩き出す事が可能であり
相手のライフ次第ではこちらの効果はもう選べない、という事も多いでしょう。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
相手の墓地からモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、戦闘破壊か効果破壊された場合に
相手の墓地からモンスターを蘇生させます。
相方のハロが相手モンスターの除去をするという悪戯を行うのに対して
こちらは相手の墓地からモンスターという名のお菓子をもらう効果になっています。
能動的に発動を狙うのであれば自爆特攻をしかけるのが手っ取り早いですが
①の効果でバーン効果の方を選択された場合は攻撃力が0なので
戦闘ダメージには注意する必要があります。
逆に打点強化の方を選ばれた場合は効果破壊に対する1つの牽制になるでしょう。
そもそも種族柄墓地利用が多いので
相方のハロが悪魔族デッキ用のカードなのに対して
こちらはアンデット族用のカードになっています。
どれだけ効率よく墓地肥やしを行えるかによってこのカードの使い勝手が変わってくるでしょう。
元々墓地にモンスターを溜める事が主戦術の【ワイト】においては
①の効果が強力になりやすく、打点強化が選ばれればポストワイトキング的なアタッカーとして、
バーン効果の方が選ばれても相手のライフを削るサポートになるでしょう。
連続シンクロを行える【魔妖】でも墓地にアンデット族を積極的に落とせるので
①の効果が強力になりやすいです。
また《アンデットワールド》を活用すれば墓地のモンスターが全てアンデット族になるので
アンデット族以外の墓地肥やしも有効活用可能になります。
そうでなくとも全体的に墓地肥やしと相性のいい種族なので
様々なアンデット族デッキに投入できるポテンシャルはあるでしょう。
蘇生手段も豊富であり毎ターン①の効果を発動できれば
アタッカーにせよバーンにせよ相手のライフにプレッシャーを与えていけます。
キャンディーをたくさん持ってるのと舌を出してるあたり
もしかしてペコちゃん意識してたりする・・・?
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