遊戯王ゴーラッシュ131話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
時間停止モノの9割は嘘
裏七星やザイオンの手引きにより捕まっていたメンバーたちの脱走が行われています。
ゼイエトが配下を引き連れて捕まえようとするものの
煙玉のかく乱などでうまく逃亡します。
ユウディアス達はとりあえずマナブとニャンデスターに合流しており
他の皆は別々の部屋で各自助ける形です。
が、逃亡する途中でユウディアスが突然ピタっと停止しました。
すぐに再び動き出しましたが何やらユウディアスの身に異変が起こっています。
またマナブ達が脱走したことについてはオーティス遊飛が既に感づいており
ズウィージョウを引き連れて追いかけ始めます。
その際にズィ太郎だのわる太郎などとにかく好き勝手にあだ名をつけて呼んでいます。
完全におちょくっている感じの名付け方であり
その様子にズウィージョウは思うところがありながらも
遊歩から遊飛の事を任されている事もあって素直に従っています。
今の遊飛には得体のしれないものがあるとも感じており
それを確かめるためにも今は従っているのでしょう。
それはともかくとして・・・何で受話器持ってるの?
そういえば前回も線の途切れた受話器で会話してましたけど
結局その時も理由は説明されてませんでしたね。
え・・・もしかしてあの時からずっと受話器持ち歩いてる・・・?
そして逃亡中の一同はついにゼイエトに追いつかれてしまいます。
同時にオーティス遊飛とズウィージョウもやってきて四面楚歌です。
そんな中でオーティス遊飛の事を知りたいと
ラッシュデュエルを申し込もうとするユウディアスですが
またフリーズをしてしまいます。
そもそも他のベルギャー人が消滅した中でユウディアスは唯一消滅を免れています。
それはアースダマー汁を取り入れたりクァイドゥールを一体化したりが要員かもしれませんが
それでも相当な無理をしているのは間違いないようで
その影響の一旦としてフリーズが発生している模様です。
そんな中でオーティス遊飛はズウィージョウとデュエルをして
勝てば解放、負ければ逃げ回っている他のメンバーも捕らえて
一生監獄生活という勝負を提案します。
とても重い条件であり恐らくはオーティス遊飛が言ったように
他人の人生を賭けてデュエルできる人がいるか見極めているのでしょう。
そしてマナブが率先して名乗りをあげます。
周りは反対しようとしますが
ユウディアス以外でズウィージョウとデュエル経験があるからと
ニャンデスターが説得する形で話が通りました。
まあ後でも言われますがその時ボロ負けなんですけどね。
こうしてマナブVSズウィージョウのラッシュデュエルが開始されました。
サムシングとは一体・・・
先攻はズウィージョウ。ドロー。
モンスター2体を影守備でセットしつつ《ダークマター・シャーマン》を召喚、
効果で影守備モンスターの数×200ライフを回復します。
これでターンエンド。
マナブのターン、ドロー。
《ケミスペット・インコ》を召喚して効果で墓地肥やしをしつつレベル10を手札に加えます。
そしてそのまま《火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス》をフュージョン召喚、
そのマキシマム効果でズウィージョウの魔法罠やモンスターを破壊しつつ
影守備モンスターに貫通攻撃を仕掛けてライフを一気に削ります。
マナブはこれでターンエンド。
大幅に有利を取れた事でマナブ、めっちゃ調子に乗ってます。
「あ、これはいつもの負けパターンじゃ・・・」ってなってるニャンデスターが冷や汗だらだら。
そりゃまあ脱走メンバーの人生かかってる中でこのモードじゃ不安にもなりますね。
というかプレッシャーかかってる状態でここまで調子に乗れるのは
ある意味大したものだよマナブ。
ただ調子に乗ってズウィージョウの事を「オーティスの犬」と煽っていましたが
それが結構効いてるようでズウィージョウは自分が何をしているのかと悩みます。
ズウィージョウのターン、ドロー。
このタイミングでようやくユウディアスがフリーズから回復します。
悩んでいる中でオーティス遊飛が発破をかけます。今度はちゃんと名前を呼んで。
悩んでいるなら自分の中のサムシングを確かめてみろと。
サムシングとは「何か」といった意味の言葉であり
何かは分からないがそれでも確かにあるものを見つけろって事なのでしょう。
ズウィージョウもまた遊飛に感じていた「何か」をを見出して
自分の中にもサムスィングがあるのかと考えるようになります。
ズウィージョウは魔法《ダークマター・サイコファントム》を発動、
デッキからカード3枚を墓地へ送りその中からギャラクシー族2体を蘇生できます。
今回蘇生したのは《ヴォイドヴェルグ・エリジウム》1体。
続けて《コンタクト・ダークマター・ヴォイジャー》を召喚し
2体でコンタクトフュージョンします。
ワレ・コクウノ・ソコヨリ・ヨビオコシタルワ
ヤミノラクエンノ・ハカイシン
絶望で蹂躙せよ!ダークマター・エリジウム!!
新たなるコンタクトフュージョンモンスター、《ダークマター・エリジウム》の登場です。
その効果は戦闘では破壊されない永続効果に加えて
ライフが2500以下の時に攻撃力が2500アップするというもの。
さらに影守備モンスターの数×1000攻撃力が上昇する永続効果もあり
魔法《ダークマター・ナイトメア》により2体を影守備で蘇生した事により
攻撃力は7500にまで到達します。
ヴォルカライズ・フェニックスを攻撃、
このまま攻撃が通れば一撃でライフが0となりますがマナブは罠《パイロ・ロート》を発動、
デッキトップ3枚を墓地へ送りその中の炎族のレベル×100だけ相手の攻撃力を下げるというもので
結果攻撃力を700下げた事でライフが0になるのを回避しました。
ズウィージョウはこれでターンエンドです。
マキシマムを使った前代未聞のフュージョン召喚
形勢逆転され追い込まれた状態のマナブ。ドローする声も上ずっています。
いつも調子に乗って負ける事を悔やむマナブに対してニャンデスターが発破をかけます。
今まで思い出すのも恥ずかしいほど無様を晒し続けてきた。
そうして無様を晒して間違えた分だけ強くなれるのだと。
中々発破としては容赦がないながらも
さっきからサムシング!カモン!カモン!って応援しているゼイエトを見て何かに気付きます。
そうしてたどり着いた答えが・・・マナミング!
・・・・・・え?マナミングって何?突然新用語が出てきました。
いやまあ新用語が出てくるのはゴーラッシュではよくある事ですね。
疑問に思っていると突然マグト兄さんが解説をしてくれました。
親指がデュエル力に向き、中指がケミストニャーの流れに向いた時に
人差し指が己の突き進む道を示す、それこそが蒼月流に代々伝わるマナミングの法則だそうです。
元ネタ的にはフレミングの左手の法則ですね。
電流の向きと磁界の向きと力の向きの関係を確認する覚え方です。
説明されても結局さっぱりわかりませんがまあ言いたいことはなんとなくわかりました。
でもそれを両手でやってるもんだから突き進む道2つあるんですけど。
ともかくマナブは闘争本能を取り戻します。
《ケミカライズ・サラマンダー》をアドバンス召喚して
その効果でダークマター・エリジウムの攻撃力を下げます。
そして魔法《ケミカライズ・イグニッション》を発動、
墓地のレベル7以上の炎族を全てデッキに戻して1枚ドロー、
それがマキシマムモンスターであれば更に3枚ドローできるというもので
見事この効果で4枚のドローに成功します。
再度ヴォルカライズ・フェニックスをマキシマム召喚。
効果でダークマター・エリジウムと影守備1体を破壊します。
が、それをトリガーにズウィージョウは罠《デフューズ・ネビュラ》を発動、
破壊されたダークマター・エリジウムを蘇生させます。
更に罠《ダークマター・カースドプレッシャー》を発動、
エリジウムの攻撃力を上げつつヴォルカライズ・フェニックスの攻撃力を下げます。
永続効果もありダークマター・エリジウムの攻撃力は6000です。
これではマキシマムモンスターのヴォルカライズ・フェニックスでも太刀打ちできません。
しかしマナブは続けて魔法《マキシマム・フレア・フュージョン》を発動、
絶対零度に限界あれど!たぎる炎に限界なし!
無限に燃えよ!ヴォルカライジング・サラマンデウス!!
ヴォルカライズ・フェニックスと手札の《ケミカライズ・サラマンダー》を素材に
《ヴォルカライジング・サラマンデウス》をフュージョン召喚します。
マキシマムモンスターを素材に指定する前代未聞のフュージョンモンスターであり
その効果は墓地のマキシマムモンスター3体をデッキに戻す事で
相手モンスター全ての攻撃力を3000ダウンさせるというもの、
更にマキシマムモードのモンスターを素材にした場合は3回攻撃を可能にします。
そのままダークマター・エリジウムに向けて3連続攻撃、
戦闘破壊耐性が付与されているものの攻撃力が下がった状態で3回殴られたことで
ズウィージョウのライフは0となりました。マナブの勝利です。
マナブの成長を実感したのもあってかズウィージョウは実に楽しいデュエルだったと
握手を求め、マナブもまたそれに応じます。
オーティス遊飛も約束通りに囚われていた一同を開放、
素直にその場を立ち去ります。いいものが見れたって感じの表情をしていました。
そして3体いたダマムーが一気に8体に増えました。
幹部のズウィージョウを倒したことで一気に5体も増えた模様です。
そして8体揃ったという事は1体に戻り、
また新たなベルギャー人が復活するという事でもあります。
というわけでマナブの成長回にして
オーティス遊飛の掘り下げがなされた回でした。
やりたい放題やってるオーティス遊飛ですが未だにその目的が計り知れません。
果たして彼は何を目指しているんでしょうね。
そして今回復活するベルギャー人は誰なのか。
個人的にはデュッティあたりかなとも思ってますがどうなんでしょう。
次回予告 第132話『運命のオス!』
例のごとく遊我との夫婦生活を妄想するユウナ。
いやちょっと待って例のごとくって何!?
クァイドゥール空間にいた時のような事を現実でもやりだしたの!?
まあそれはよろしいのですがそんな妄想するユウナを見て
遊歩も「あれ?子孫がいるって事は結婚相手がいるって事じゃ・・・」と考えるわけです。
そしてゼイエトがズウィージョウこそが運命の相手だと言い出すゼイエトに触発されて
遊歩もズウィージョウの事を意識してしまうわけです。
開眼♡ゆあむアイズ
いやでもなんか結局「いややっぱりあいつはないな」って言いだすオチになりそうですね。
あいつの男としてのアレさ加減はみつ子が散々思い知ってますからね。
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