今回紹介するのは10月26日発売の
「 SUPREME DARKNESS(スプリーム・ダークネス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻 950/守 700
このカード名の①②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「表裏の女神」以外のコイントスを行う効果を持つモンスター1体を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動出来る。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は、ターン終了まで倍になる。
ハズレの場合、自分フィールドのモンスターをすべて墓地へ送り、自分は1枚ドローする。
光属性天使族のレベル3モンスターです。
《きまぐれの女神》のリメイクモンスターとなります。
ビフォー
↓
アフター
周囲に花を満開させた状態できまぐれの女神が起きようとしています。
ラッシュデュエルの移り気の女神でも思いましたが
改めてリメイクされると実にけしからん恰好をしているのが分かりますね。
きまぐれの女神の効果テキストに「裏表を当てる」という一文がありますが
当時この裏表のルビが「ひょうり」に誤植されていました。
恐らくはこの誤植をネタにしたカードだと思われます。
コイントスが当たりなら味方の攻撃力倍、外れなら墓地へ送ってドロー
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「表裏の女神」以外のコイントスを行う効果を持つモンスター1体を手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、
召喚した場合にデッキから同名カード以外で
コイントス効果を持つモンスター1体をサーチできます。
アルカナフォースをはじめとするコイントス効果を持つモンスター全般をサーチ可能であり
《アルカナフォースXIX-THE SUN》であればすぐさま特殊召喚に繋げられます。
②:自分メインフェイズに発動出来る。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は、ターン終了まで倍になる。
ハズレの場合、自分フィールドのモンスターをすべて墓地へ送り、自分は1枚ドローする。
②の効果は1ターンに1度、コイントスを行って裏表を宣言し
アタリであれば1ターンの間、自分モンスターの攻撃力を倍にできます。
丁度《きまぐれの女神》の強化を自分モンスター全体に適用するようにした形ですね。
このカードのみの状態で発動しても1900打点止まりですが
他のアタッカーを並べた上でアタリになればそれら全ての攻撃力を倍にできるので
強烈な全体強化として機能します。
ハズレの場合は自分の場を全て墓地へ送って1枚ドローします。
モンスターを並べた場合でハズレてしまうと大きな損になってしまいますが
このカード1体のみの状態であれば1:1交換であり
①の効果のサーチも合わさればアドバンテージになります。
アタリの場合の効果は自分のモンスターが多い時、
ハズレた場合の効果は自分のモンスターが少ない時に効果的なので
どちらの状況でも美味しいという状況は基本的にはありませんが
相手のエースモンスターのコントロールを奪った場合などは
アタリの場合は奪ったエースの攻撃力を倍にして殴りかかれますし
ハズレの場合は相手に返す前に処理する手段として機能します。
色んなギャンブルデッキをよりギャンブルに
今回強化された【アルカナフォース】で使う事をデザインしていると思われ
前述した通り《アルカナフォースXIX-THE SUN》をサーチすればすぐに特殊召喚できる上、
その上で②の効果でコイントスをあてる事ができれば
あちらの攻撃力を5800にしつつ自身も1900で殴れます。
《光の波動》による打点強化もより活かせますしはずしても1:1交換にはなるので
ギャンブルのつもりで攻撃力倍を狙ってもいいでしょう。
2体の攻撃力を倍にするだけでも相当に高い攻撃力を発揮可能であり
発動後に他のモンスターを展開して総攻撃をかければ1ターンキルも狙っていけます。
ギャンブルに出たくない場合でも①のサーチ効果は活かせるので
こちらの効果のみを目的に採用するのもいいでしょう。
アルカナフォースに限らずコイントス系のモンスターを扱うデッキ全般で有効活用可能であり
いざという時には②の効果を発動してギャンブルも狙えると面白い性能をしています。
勿論《セカンド・チャンス》を頼りに
分の悪くない全体強化手段として用いるのもいいでしょう。
ラッシュデュエルでもリメイクされてましたし
ちょっと公式が押し出してきていますねきまぐれの女神。
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