遊戯王ゴーラッシュ130話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
ショタザイオン
いきなりザイオンの子供の頃の回想が流れます。
ザイオンは数百年生きているので相当昔の事になりそうですね。
何やら紙を大事そうに眺めています。
そしてそんなザイオンの傍には同じく小さな女の子の姿が。
突然新キャラが生えてきました。
とてもザイオンと仲が良い様子でまさに幼馴染って感じですね。
そしてザイオンの現在、
ゴーハに与した結果、長年の夢である888億店舗を達成しました。
しかしそんな目標を達成したザイオンの表情はとても寂しいものでした。
ゴーハの敷いたロードに沿った結果達成された長年の夢。
その夢が本当に自分の目指した形だったのでしょうか。
一方のユウナは反乱分子収容施設の管理を強化しつつ
更に何か装置の開発も進めていました。
そんな情報を運転手に扮したテンテンが盗み聞きしています。
早速味方になって活躍していますねテンテン。
そして免許持ってたんですねテンテン。
そんなテンテンからの情報によってたどり着いた収容施設の場所。
それはムツバが作っていたデュエルディスク試作プラントでした。
商品化には至らなかったもののこの時点でソリッドビジョンの研究までしていたそうです。
遊我の登場によって一気に発展したデュエルディスクですが
もしかしたら遊我がいなくともソリッドビジョンの実装は時間の問題だったのかもしれませんね。
ですがいざ収容施設の仲間を助け出そうと突入したら
そこにはザイオンが待ち構えていました。
本人曰く牢獄も家具の1つとの事です。
そうかな・・・どっちかというと建築物の領域じゃないかな・・・?
そんなザイオンを説得しようとするアサカ。
オーティス陣営の目標である「遊我のいた未来を取り戻す」というのを
1つの未来だけに誘導する地獄とまで言い切っています。
そもそも正しい未来なんて存在しないという考え方なのでしょう。
逆にザイオンはアサカ達にゴーハと手を組めと説得してきており交渉は決裂。
お約束の流れでラッシュデュエルで決着をつける形になりました。
アサカはダマムーAに呼びかけるとダマムーAがデュエルディスクを取り出します。
いやなんかもうすっかりアサカに懐いていますねダマムー。
そしてダマムーが2人いる事がもはや自然の流れになっていますね。
そんなこんなでアサカVSザイオンのラッシュデュエルの開始です。
未来が分からないのがデュエル
先攻はザイオン、ドロー。
モンスター2体召喚からの2体リリースで《スペース・ユグドラゴ》をアドバンス召喚、
さらに《カオス・フェムトロン》を召喚してデッキトップから3枚墓地へ送りつつ
その中のスペース・ユグドラゴを手札に、最初に出ていた1体目の効果で特殊召喚します。
そして《フュージョン》発動、
《デュアルスペース・ユグドラゴ》をフュージョン召喚です。
ザイオンはこれでターンエンド。
ユウディアスはザイオンを見て冷たい目をしていると感じます。
ザイオンの心境はとても複雑そうですね。
アサカのターン、ドロー。
《幻壊兵ニッカ》を召喚して墓地肥やしを行いつつ
《幻壊兵カセツ・バイテン》で墓地から《幻壊竜バクハムート》を手札に、
そのままアドバンス召喚します。
そして装備魔法《幻坑の紫呪縛(パープル・ワーム・バインド)》をバクハムートに装備、
攻撃力を200アップさせつつフュージョンモンスター相手に対する戦闘破壊耐性を付与します。
このままでは攻撃力が足りませんが更に《幻壊強装》を発動、
攻撃力を200アップさせつつデッキから幻竜族を全てデッキに戻して
その数×200更にアップさせます。
これで攻撃力がデュアルスペースと互角となりそのまま戦闘、
戦闘破壊耐性により相手だけ一方的に撃破します。
アサカはこれでターンエンド。
ザイオンのターン、ドロー。
《ガーディアン・オブ・サイバース》2体を召喚し
すぐさまリリースして《マルチスペース・ユグドラゴ》を召喚。
墓地から《スペース・ユグドラゴ》を回収しつつ自身も同名カードになります。
さらに魔法《スペース・レードル》で2枚ドローしつつ
《スペース・コール》で墓地肥やしを行いつつ《ホロスペース・ユグドラゴ》を蘇生。
その効果はカード名を《スペース・ユグドラゴ》にしつつ
更に2体分のフュージョン素材になれるというもの。
こうして実質3体のスペース・ユグドラゴが揃ったところで
《ディープワーニング・フュージョン》を発動、
《ディープスペース・ユグドラゴ》をフュージョン召喚します。
永続効果でバクハムートの攻撃力をダウンさせた所で
更に《スペース・フェルニル》を召喚、
このカードは自分の場のフュージョンモンスターの数×800攻撃力がアップします。
攻撃力の下がったバクハムートに対してフェルニルで攻撃、
《幻坑の紫呪縛》に対する戦闘破壊耐性はあくまでフュージョンモンスター相手のみであり
フュージョンではないフェルニルに対しては効果を発揮しません。
そのまま戦闘破壊された所でディープスペースでトドメをさそうとしますが
アカサは罠《幻壊闘志》で墓地からバクハムートを蘇生しつつ戦闘破壊耐性を付与します。
追加効果でディープスペースを裏側守備にしようとするものの
そちらの方はフェルニルの永続効果で無効化されてしまいました。
ライフを大量に削られつつもバクハムートを場に残した形となり
ザイオンはこれでターンエンドです。
まさに一歩先が分からないラッシュデュエル。
それを感じたザイオンはアカサに思いのたけをぶつけます。
もし正しいというのならデュエルで自分を倒すところを見せてくれと。
ザイオンもまた「決められた未来」というものに反逆したかったのかもしれません。
ザイオン、セツリやめるってよ
アカサのターン、ドロー。
という所で突如デュエルディスクが警告を発し、デュエルの続行が不可能となってしまいます。
なんとユウナがデュエルID管理システムを実行し
ゴーハの許可しないデュエルを不可能にするというものでした。
ユウナお前それ・・・遊我が一番嫌う代物だぞ。
そもそもSEVENSの第1話というのは
ゴーハの管理していた窮屈なデュエルを子供たちの手に取り戻すという目的で
遊我が色々実行してしたものでした。
皮肉にもそのゴーハの管理の前進ともいえる代物を
遊我を慕うユウナが作り上げています。
デュエルをするにも許可がいる、
明らかに自分が望まない形での勝利果たされようとして
誰よりもザイオンが失望を隠せていません。
統一規格や無個性をセツリだとつぶやくものザイオンの脳裏には
過去の、女の子との思い出が再び浮かび上がっていました。
そんな中、突如壁を突き破って現れる巨大な重機が!
そう!これこそがかつてムツバ重機が開発していた
試作移動型デュエルディスク、Rゼロ!
アサカはこのRゼロに乗り込んでソリッドビジョンを展開、
デュエルの続行に成功させます。
あまりに旧式のデュエルディスクであるRゼロは管理システムの制御も不可能!
ロボットものにおける胸熱展開の1つ、
「旧式の技術が最新技術に打ち勝つ」をここに実現してみせました。
アカサもこの宇宙に唯一無二のムツバの力を!とか宣言してもうノリノリです。
《幻壊兵ヘル・メット》を召喚して
墓地から《フュージョン》と《幻壊融門スクラップゲート》を手札に、
そして《フュージョン》で《幻壊爆竜デンジャラス・バクハムート》をフュージョン召喚します。
更に《幻壊聖地竜ローラー・ロード》を召喚。
このカードはレベル7ですが
相手の場にフュージョンモンスターがいればリリースなしで召喚可能です。
効果で墓地の《幻坑の紫呪縛》を回収しつつ
ローラー・ロードを墓地へ送ってスクラップゲート発動、
これで墓地のモンスターを素材にフュージョン召喚できるようになりました。
そのまま《フュージョン》を2連続で発動、
《幻壊帝バクハカイザー》、《幻壊冥竜クライシス・バクハーデス》と
3体のフュージョン召喚を一気に並べました。
そして装備魔法《幻坑の紫呪縛》を・・・相手のディープスペースに装備!
このカードは幻竜族以外に装備させた場合、
攻撃力を場のフュージョンモンスターの数×1000だけダウンさせます。
こうして大幅に攻撃力が下がり、なおかつ戦闘破壊耐性も付与されたディープスペースは
3体のフュージョンモンスターのサンドバッグになる形で総攻撃を喰らい、
ザイオンのライフが0となりました。アカサの勝利です。
ライフが0になる時、ザイオンは再び子供のころの回想をします。
自分にしか作れないどこにもない家具を作り上げると夢を掲げるザイオン。
そんなザイオンの夢をとっても素敵と応援する女の子。
そんなザイオンが持っていた紙にはある椅子のデザインがありました。
ロボットの形をした、友達として傍によりそってくれそうな椅子。
それはまさに未来の世界におけるセバスチャンの前身ともいえる代物でした。
そしてそんな子供のころに描いた紙をザイオンは今でも持ち歩いていました。
子供の頃の夢を思い出し、いい笑顔で「俺はセツリをやめるぞー!」と宣言するザイオン。
ゴーハに与していても自分の本当の夢は手に入らないと悟ったのでしょう。
彼は収容施設の開放を宣言します。
それと同時にデュエルAI管理システムにテンテン達裏七星が侵入、
そのまま管理システムを爆破してしまいます。
恐らくは今後管理システムによってデュエルが不可能になる心配もなくなるのでしょう。
いやぁテンテン達すごく有能ですね!
味方になってからいきなりの大活躍です。
というわけでザイオンがゴーハを離反してなおかつセツリをやめました。
彼の子孫であろうネイルはゴーハの配下であり
なおかつセツリに拘り続けていました。
そんな中ザイオンがその2つとも捨てるというのは
ある意味ではSEVENSという未来を否定した形と言えるでしょう。
ゴーラッシュの進むロードは着実にSEVENSとは別の未来を歩んでいます。
そして過去回想にいきなり登場した謎の女の子!
果たして彼女は誰なのでしょうか。今後登場したりはするんでしょうか。
次回予告 第131話『サムシング』
収容施設から逃げ出そうとする所でオーティスに見つかってしまい
ズウィージョウに勝てば解放、負ければ一生牢獄という条件を突きつけられる一同。
そんな重要なデュエルの役割を背負うのはマナブです。
というわけでマナブVSズウィージョウですね。
そしてSEVENSの時にもいたご先祖様登場。
何か最近七星関連の主張が強いですね。
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