マスターデュエルにおいて9月12日に
「グレートフォース・アドバンス」が実装されます。
今回紹介するのはそちらに収録されるOCG未収録のこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/光属性/昆虫族/攻2300/守2000
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドにレベル6以下のモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分の手札が相手より多い場合に発動できる。
フィールドの全てのモンスターの表示形式を変更する。
フィールドの他の昆虫族モンスターの属性・レベルはこのカードと同じになる。
このターン、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
③:このカードが破壊された場合に発動できる。
デッキからレベル8以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。
光属性昆虫族のレベル7モンスターです。
大量の金の延べ棒にふんぞり返る用に座るカマキリです。
なんかもう座り方からしてマウント取り巻くってる様子が伝わってきますね。
もうまんま昆虫の姿なのにここまで表情が伝わってくイラストは見事としか言いようがありません。
カード名は資産を意味する「アセット」、カマキリを意味する「マンティス」、
そして自分の優位性を相手に示し見下すさまを意味する「マウンティング」から来ていると思われます。
このカードの場合はその資産でマウントをとってきてるのでしょう。
要するに骨川スネオみたいなやつです。
・・・所でマウンティングって英語圏では通じない和製英語のはずなんですが
そんなカードが海外で先に実装されるあたり案外通じるようになってるのでしょうか。
資産(手札)で劣るモンスターの表示形式を変更
①:相手フィールドにレベル6以下のモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
相手の場にレベル6以下のモンスターが存在していれば
自身を手札から特殊召喚できる自己展開効果です。
自分よりレベルの劣る相手がいればマウントを取って特殊召喚できるわけですね。
そのままだと特殊召喚できるかどうかは相手依存になりますが
自分からモンスターを送り付ける事で能動的に条件を満たす事が可能です。
ただレベル6以下という条件が絶妙にいやらしく
この手の定番である壊獣では条件を満たせません。
昆虫族デッキであれば《G・ボール・シュート》 あたりが使いやすいでしょうか。
②:自分の手札が相手より多い場合に発動できる。
フィールドの全てのモンスターの表示形式を変更する。
フィールドの他の昆虫族モンスターの属性・レベルはこのカードと同じになる。
このターン、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
②の効果は1ターンに1度、
自分の手札の枚数>相手の手札の枚数の場合に
場のモンスターの表示形式を全て変更、
更に場の昆虫族全ての属性とレベルを自身と同じにします。
他の昆虫族をレベル7の光属性にできるので
《電子光虫-ライノセバス》のエクシーズ召喚が狙えるようになります。
制約として効果を発動したターンは昆虫族しか特殊召喚できなくなります。
表示形式を変更する必要がない場合などは
この効果を発動せずに別の種族の展開を行うのも選択肢です。
③:このカードが破壊された場合に発動できる。
デッキからレベル8以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。
③の効果は1ターンに1度、自身が破壊された場合に
デッキからレベル8以上の昆虫族をサーチできます。
きっと痛い目を見たことでジャイアンあたりに助けを呼んでいるのでしょう。
このカードを何かしらの素材にするのであれば積極的に発動するケースは少ないものの
素材になる前に破壊された際の保険としては機能します。
サーチ先としては汎用性の高いカードとして 《怪粉壊獣ガダーラ》 があり、
昆虫族メインのデッキであれば 《樹冠の甲帝ベアグラム》あたりも活用できるでしょう。
現状唯一となる光属性昆虫族のレベル7モンスターであり
《電子光虫-ライノセバス》を直接エクシーズ召喚できる唯一の存在となっています。
ご丁寧に他の昆虫族を同じ属性とレベルにできる為によりあちらのエクシーズ召喚が狙いやすく
また表示形式の変更により各種電子甲虫の効果発動もサポートできると
何かと電子光虫向けの性能をしています。
①の効果による特殊召喚が狙えるのであれば採用してみるのも面白いでしょう。
何かこのカードがスケベだと言っている人をそれなりの数見かけます。
世界は広いですね。
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