今回紹介するのは9月28日発売の
「WORLD PREMIERE PACK 2024(ワールドプレミアパック2024)」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1800/守1700
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドゾーンのカードが効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:フィールドに「多元宇宙」が存在する限り、
このカードは相手の効果では破壊されない。
③:既に表側表示で存在している状態のフィールド魔法カードの効果が発動した時に発動できる。
自分の墓地・除外状態のモンスター1体をデッキに戻す。
そのモンスターにその発動したフィールド魔法カードのカード名が記されている場合、
デッキに戻さず特殊召喚できる。
光属性魔法使い族のレベル4モンスターです。
黒地に青いラインが描かれたローブや帽子を身に纏う銀髪の魔女です。
褐色の肌や笑顔がなんともチャーミングですね。
ちなみに海外版からイラストが少し変更されており
日本版は胸元や腋がより露出する形になっています。
カード名は「クリシュナ」から来ていると思われます。
インド神話の神であり横笛を持つ青い肌の青年として描かれる事が多いです。
怪力と武勇に優れた英雄、宗教的指導者、あらゆる女性を引き付ける牧童、全宇宙を内包する神など
様々な要素を併せ持った神として崇められています。
ちなみに「ナード」とは特定の分野に熱中する人、オタクを意味する言葉です。
クリシュナの熱心な信者、という事なのかもしれません。
フィールド魔法の名前が書かれてるモンスターを墓地や除外ゾーンから
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果はフィールドゾーンのカードが効果によって離れた場合に
自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
②の効果にもなっている《多元宇宙》は自壊する効果を持っているので
この効果の発動条件もスムーズに満たせます。
それ以外では《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》あたりを用いる手もあります。
②:フィールドに「多元宇宙」が存在する限り、
このカードは相手の効果では破壊されない。
②の効果は1ターンに1度、
場に《多元宇宙》がある間、相手の効果に対する破壊耐性が付与されます。
《多元宇宙》は自身を破壊して墓地や除外ゾーンのフィールド魔法を代わりにセットできるカードです。
つまり自壊して場からいなくなるのが前提のカードです。
なので実際にこの効果により耐性が得られるタイミングは限られますが
③の効果を発動するまでに破壊から身を守る役割はこなす事が可能です。
③:既に表側表示で存在している状態のフィールド魔法カードの効果が発動した時に発動できる。
自分の墓地・除外状態のモンスター1体をデッキに戻す。
そのモンスターにその発動したフィールド魔法カードのカード名が記されている場合、
デッキに戻さず特殊召喚できる。
③の効果は1ターンに1度、
表側で既に発動しているフィールド魔法の効果が発動した時に
自分の墓地か除外ゾーンのモンスターをデッキに戻します。
これだけであればエクストラデッキのカードなどを再利用したい場合などに用途は限られますが
発動したフィールド魔法の単語がそのモンスターの効果テキストに存在していれば
そのモンスターを特殊召喚する事も可能です。
このカード自身も②の効果によって《多元宇宙》を発動すればその条件を満たす事ができ
2枚を並べてランク4のエクシーズ召喚などに繋げられます。
どんなモンスターが対応してるかな?
全体的に《多元宇宙》用のサポートカードであり
同時にあちらの効果で引っ張りたい別のフィールド魔法のサポートにもなる存在です。
③の効果の条件を満たせる発動する効果を持つフィールド魔法は結構な数が存在しており
特に【シュトロームベルクの金の城】や【夢魔鏡】、一緒に登場する【灰都】などは
テーマに属する多くのモンスターがテーマ用のフィールド魔法の単語が効果テキストに存在しており
幅広い特殊召喚が可能です。
それ以外のでは《蟲惑の園》のカード名が書いてある《プティカの蟲惑魔》も
レベルが一致しておりこのカードと合わせてエクシーズ召喚につなげやすいです。
《多元宇宙》ともどもフィールド魔法を扱う様々なデッキで
活用ができる面白いカードだと言えるでしょう。
発動する効果を持つタイプのフィールド魔法と
それをサーチやセットできるようなモンスターが一緒にいるテーマであれば
このカードも一緒に採用する事を検討してみるのもいいでしょう。
例によって日本上陸にかこつけて露出度が増えていますが
太ももはそのままのあたりある意味海外版の時点で完成されていますね。
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