今回紹介するのは8月24日発売の
「デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズ」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻1500/守 300
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
手札から「M∀LICE」カード1枚を選んで除外する。
その後、自分は2枚ドローできる。
②:このカードをリンク先とする「M∀LICE」Lモンスターが
戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
③:このカードが除外された場合、300LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このターン、自分はLモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
【M∀LICE】に属する闇属性サイバース族のレベル3モンスターです。
いくつものモニターを表示させタッチパネルを操作している猫の少女です。
USBの形になっているしっぽ先が印象的です。
猫の形をしたモニターに表情豊かな本人のアイコンのあるタッチパネル等
実に遊び心満載です。本人もいかにも悪い事考えてますって顔してますね。
モチーフは「不思議の国のアリス」におけるチェシャ猫でしょう。
歯を見せたニヤニヤ笑いが特徴的な猫であり
自分を処刑しようとする女王に対してすら不遜な態度をとり続けるトリックスターです。
もう1つのモチーフと思われるものに「ブラウザクラッシャー」があります。
ウィンドウやメール画面を無限に生成してPCを操作不能に追い込むスクリプトであり
特に「you are an idiot!(お前は馬鹿だ)」という文字と共に
笑ったマークが表示されたウィンドウが無限生成されるものが有名です。
手札のM∀LICE1枚を除外して2枚ドロー
①:自分メインフェイズに発動できる。
手札から「M∀LICE」カード1枚を選んで除外する。
その後、自分は2枚ドローできる。
①の効果は1ターンに1度、
手札からM∀LICE1枚を除外して2枚ドローする手札交換効果です。
M∀LICE用の《闇の誘惑》とも言うべき効果であり
M∀LICEモンスターはいずれも除外される事で特殊召喚ができるので
この効果で手札のマリスを除外する事がそのまま展開手段にも繋がります。
モンスターだけでなく魔法罠のM∀LICEも除外する事が可能であり
罠を除外する事は《M∀LICE IN UNDERGROUND》の
②の効果を満たす事にも繋がります。
戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
②の効果は自身をリンク先にしているM∀LICEリンクが相手モンスターを戦闘破壊した場合、
墓地ではなく除外ゾーンに送り込みます。
相手の墓地利用の妨害に繋げていける効果であり
5000打点に到達する《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》あ
特にこの効果を活かしやすいです。
③:このカードが除外された場合、300LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このターン、自分はLモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
③の効果は1ターンに1度、
除外された場合にライフを300支払う事で特殊召喚できます。
発動したターンはエクストラデッキからリンクモンスターしか出せなくなる点も含めて
M∀LICEが共通で持つ効果となっています。
これにより除外する事がそのまま展開手段として機能し、
デッキから除外できる《M∀LICE<P>White Rabbit》はリクルート手段になりますし
墓地から除外できる《魂の開放》など実質的な蘇生手段になります。
勿論このカードの①の効果などで手札から除外してもOKです。
①の効果は実質的に「2枚ドローしつつ手札のM∀LICEを特殊召喚できる」みたいなものであり
【M∀LICE】において展開手段権ドローソースみたいな感覚で使っていけます。
他のM∀LICEモンスターも展開になくてはならないカードですが
このカードもまたアドバンテージ源としてなくてはならないカードだと言えるでしょう。
M∀LICE、「∀」の文字があるあたり
アメイズメントとも何か関連性あるのかと勘ぐってしまいますえん。
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