今回紹介するのは7月27日発売の
RAGE OF THE ABYSS(レイジ・オブ・アビス)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星5/風属性/昆虫族/攻1900/守 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示モンスターが、
存在しない場合または昆虫族モンスターのみの場合、
手札から他の昆虫族モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから「B・F・W」1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
その後、このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分は昆虫族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの昆虫族モンスター1体のレベルを1つ下げる。
【ビー・フォース】の新規となる風属性昆虫族のレベル5モンスターです。
黒い体にワインレッドのような毒針と羽根を持つビー・フォース。
毒針には鍔と護拳のようなものがついておりレイピアを意識している事が伺えます。
「レイピア」とは細身の刀身を持つ刺突用の剣であり
銃が発達し鎧が廃れた頃に対軽装に特化した剣として作られました。
刀身よりも手元側の方に重量がよっており、小回りが利き防御を重視した作りになっており
片手用の剣なのでもう片方の手に防御用の短剣を持って扱うのが基本となっています。
B・F・Wをデッキから起きつつ自身を特殊召喚
①:自分フィールドの表側表示モンスターが、
存在しない場合または昆虫族モンスターのみの場合、
手札から他の昆虫族モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから「B・F・W」1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
その後、このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分は昆虫族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
自分の場にモンスターがいない、もしくは昆虫族のみの場合に
手札から他の昆虫族1体を捨てる事で
デッキから《B・F・W》を魔法罠ゾーンに直接置きつつ自身を特殊召喚します。
昆虫族デッキであれば容易に満たせる自己展開条件であり
《B・F・W》は他のビー・フォースをサーチできる効果を持っている事から
手札コスト分をすぐにあちらのサーチ効果で補填する事が可能です。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの昆虫族モンスター1体のレベルを1つ下げる。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
自分の場の昆虫族1体のレベルを1つ下げます。
シンクロ召喚やエクシーズ召喚のレベル調整に利用できる効果であり
【ビー・フォース】においては《B・F-革命のグラン・パルチザン》のレベルを1下げて
あちらを素材に《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》 を出す事で
墓地のグラン・パルチザンを除外してあちらの特殊召喚に繋げられるので
この動きをしたい場合に重宝する効果となっています。
ビー・フォースにおける新たな展開の要
ビー・フォース版の《黒い旋風》とも言える《B・F・W》をセットしつつ
自身を展開する効果を持っているあたり
明らかに《BF-毒風のシムーン》 を強く意識しているカードです。
アドバンテージ源となる《B・F・W》を引っ張ってきつつ自己展開できるのは大変ありがく
①の効果で特殊召喚し《B・F・W》で《B・F-必中のピン》をサーチする事で
そのままあちらも特殊召喚し《B・F-神事弓のサチ》のシンクロ召喚に繋げられます。
②の効果もビッグ・バリスタとグラン・パルチザンを並べたい場合に重宝するので
【ビー・フォース】における新たな展開の要といってもいい存在です。
レベル5というのもポイントで《共振虫》のサーチに対応しています。
ビー・フォースに共振虫を採用しやすくなる、という意味でも重宝するカードとなるでしょう。
黒と赤のカラーリングが格好いいですね。
自分こういうカラーリング弱いんですよ。
コメント