《騎士皇（センチュリオン）プリメラ・プリムス》遊戯王ＯＣＧカード考察　騎士たるもの、レベル８シンクロも用意するべし！

今回紹介するのは７月２７日発売の

RAGE OF THE ABYSS（レイジ・オブ・アビス）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【センチュリオン】の新規となる光属性魔法使い族のレベル８シンクロチューナーです。

従騎士トゥルーデアが鎧をまとったような姿をしています。

レベル８である事を考えると重騎兵エメトⅥがいない、

プリメラとトゥルーデアの２人で合体した形態なのかもしれません。

プリムスとはラテン語で「首位」を意味する言葉です。

プリメラの決めセリフであるトップをねらえ！「テッペン目指すかんね！」を

意識したネーミングだと思われます。

騎士たるもの、サーチと破壊を同時に行うべし！

シンクロ素材に特に指定はなく

チューナーとチューナー以外を合計レベル８になるように並べる事でシンクロ召喚できます。

【センチュリオン】はレベル８シンクロを出せる場面も多く、

特に一緒に収録される《影騎士シメーリア》はレベル８になれる効果がない為、

あちらをシンクロ素材に使う場合このカードのシンクロ召喚に繋げる事が多いでしょう。

②の効果は１ターンに１度、

シンクロ召喚した場合にデッキや墓地から「エンブレーマ」と名の付くカードを手札に加えつつ

さらにその後、自分と相手、それぞれの場のカードを１枚ずつ破壊します。

自分のカードをも破壊する必要があるものの

展開手段の１つとなる《誓いのエンブレーマ》をサーチしつつ対象に取らない除去が可能です。

センチュリオンは相手ターンでのシンクロ召喚も得意であり

フリーチェーン除去のように使える場面も多いでしょう。

破壊する自分のカードとしてはこのカード自身が自己蘇生効果を持っているので

いっその事自分自身を破壊してしまうのも１つの手です。

また《重騎士プリメラ》などで破壊耐性を付与すれば

自分のカードを破壊から守りつつ相手だけ一方的に破壊する事もできます。

なお破壊効果は任意なのでサーチ効果のみを目当てに発動する事も可能です。

②の効果はエクストラデッキ以外か特殊召喚している場合、

戦闘破壊耐性が付与されます。

③の効果での自己蘇生で条件を満たす事ができる他、

相手のバトルフェイズ中に《騎士魔防陣》などで蘇生すれば

戦闘破壊されない壁として機能してくれるでしょう。

③の効果は１ターンに１度、

自分の場のセンチュリオンが相手の効果によって場から離れた場合に

自身を墓地から特殊召喚する自己蘇生効果です。

相手依存ながらもとにかくセンチュリオンが場から離れればいいので発動条件は緩く、

自己蘇生できる機会は多いでしょう。

②の効果で戦闘破壊されない壁として機能しますし

シンクロチューナーなので生き残ればレベル１２のシンクロ召喚にも繋げやすいです。

場合によってはランク８エクシーズに繋げるのもいいでしょう。

騎士たるもの、より対応力を広げるべし！

【センチュリオン】にとってはある意味待望とも言えるレベル８シンクロです。

《誓いのエンブレーマ》はエクストラデッキからセンチュリオンしか出せない制約があり

通常であればレベル１２シンクロに繋げられるので問題はないのですが

トゥルーデアの効果を無効にされたりした場合はそこまで繋げられない場面もありました。

そんな場合でもレベル８シンクロであるこのカードに繋げられる選択肢が増えるというのは

純粋に対応力の強化に繋がります。

一緒に収録される《影騎士シメーリア》は強力な効果を持ちながらも

レベル４である関係でレベル１２シンクロには繋げ辛く

そういう意味でもこのカードの重要性は高いでしょう。

効果自体も強力で特に相手ターンにシンクロ召喚する事ができれば

サーチと妨害の両方を兼ねられます。

繰り返しの蘇生も狙いやすくシンクロチューナーでもあるので

シンクロ素材としても大いに貢献してくれるでしょう。

この形態があるという事は

何らかのアクシデントが発生して

エメトⅥが戦えなくイベントもあるのかもしれません。