今回紹介するのは7月27日発売の
RAGE OF THE ABYSS(レイジ・オブ・アビス)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1200/守1200
このカード名はルール上「デモンスミス」カードとしても扱う。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「紅涙の魔ラクリモーサ」以外の「デモンスミス」カード1枚を墓地へ送る。
②:相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「デモンスミス」Lモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをデッキに戻し、対象のモンスターを特殊召喚する。
【デモンスミス】の新規となる光属性悪魔族のレベル4モンスターです。
胸元や肩の開いた露出度の高い恰好をした金髪の女悪魔です。
「紅涙」という名称の通り、血のような赤い涙が滴っているのが特徴的です。
部屋には熊のぬいぐるみがあり年頃の女の子らしい一面もあるのかもしれません。
ラクリモーサという名称から刻まれし魔ラクリモーサのイラストに写っていた
女性がこの人なのでしょう。
既に亡くなっている悲劇のヒロインかと思ったらちゃんと生きてました。
しかもなんかサキュバスみたいなスケベな恰好してました。
墓地からデッキに戻してデモンスミス蘇生
まずルール上「デモンスミス」と名の付くカードとして扱う効果外テキストがあります。
これにより《刻まれし魔の鎮魂棺》をはじめとするサポートに対応します。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「紅涙の魔ラクリモーサ」以外の「デモンスミス」カード1枚を墓地へ送る。
①の効果は1ターンに1度、召喚や特殊召喚した場合に
デッキから同名カード以外のデモンスミスを墓地へ送る墓地肥やしです。
《魔を刻むデモンスミス》は自己蘇生効果を持っており
墓地へ送る有力な候補となるでしょう。
既に《魔を刻むデモンスミス》が墓地にある場合には
融合召喚に繋がる《刻まれし魔の詠聖》や
条件を満たせば再利用できる《刻まれし魔の讃聖》を墓地へ送るのも選択肢です。
②:相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「デモンスミス」Lモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをデッキに戻し、対象のモンスターを特殊召喚する。
②の効果は相手ターンに1度、墓地にあるこのカードをデッキに戻す事で
墓地のデモンスミスリンクを蘇生できます。
LINK-3の《刻まれし魔の神聖棺》が蘇生する一番の有力候補であり
同じくフリーチェーンで他のデモンスミスの蘇生に繋げられ
準備さえ整っていれば墓地コスト1枚で《刻まれし魔ディエスイレ》を蘇生できます。
墓地肥やしまで増やしちゃって大丈夫?
デモンスミスにおいてある意味待望とも言える下級モンスターであり
通常召喚から①の効果で墓地肥やしを行いつつリンク召喚に繋げられます。
とりあえず《魔を刻むデモンスミス》を落として《刻まれし魔の鎮魂棺》をリンク召喚しておけば
新たな展開の起点として機能してくれるでしょう。
メインデッキに入るデモンスミスでは《魔を刻むデモンスミス》に続く2体目であり
《刻まれし魔の鎮魂棺》におけるリクルート先が枯渇しにくくなる点も見逃せません。
同時に《魔を刻むデモンスミス》をリクルートするよりも
先にこちらをリクルートする方が墓地肥やしの観点からお得になっています。
何よりも墓地へ送られた後に②の効果で各種デモンスミスの蘇生が行えるのが強力で
継続的に《刻まれし魔ディエスイレ》を場に用意するのがより安定します。
墓地からデッキに戻すだけでこれが行えるので
墓地の準備が十全であれば《刻まれし魔の詠聖》でサーチしてそのまま墓地へ送ってもいいでしょう。
デモンスミスって既に環境トップクラスですが
ここに来てさらに強力なカード貰えましたね。
ある意味魔轟神ルリー持ってない人の救済カードという感じでもありますが
それでもまだルリーの需要は高そうですね。
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