今回紹介するのは7月27日発売の
RAGE OF THE ABYSS(レイジ・オブ・アビス)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星8/闇属性/幻想魔族/攻3000/守2000
幻想魔族モンスター+レベル6以上の悪魔族モンスター
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「殺戮聖徒レジーナ」以外の自分の墓地の幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:「殺戮聖徒レジーナ」以外の「アザミナ」カードか「罪宝」カードの効果が発動した時、
フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
【アザミナ】に属する闇属性幻想魔族のレベル8融合モンスターです。
銀色のメタリックなボディに紫色に輝く尻尾や翼、四本の足、
そして足の中央に黒い茨で囲まれた尻尾のようなものがある異形の怪物です。
鳥と昆虫、そして植物が混ざり合ったような姿に思えますね。
「レジーナ」とはラテン語で女王を意味する言葉です。
アザミナの中でもレベルが最も高く、特別な存在である事が示唆されます。
アザミナや罪宝の効果が発動すれば2枚破壊
融合素材には幻想魔族1体とレベル6以上の悪魔族1体を指定しています。
とはいえ【アザミナ】においてはこれらの融合素材を揃えるのではなく
各種アザミナ魔法罠によって罪宝を実質的な素材として出すのが基本となるでしょう。
このカードはレベル8なので他のアザミナと違い罪宝を2枚墓地へ送る必要があり
やや場に出すのが難しくなっています。
繰り返しコストとして利用しやすい《罪宝の欺き》を使うのもそうですが
各種アザミナ魔法罠にチェーンして罪宝カードを発動する、
もしくは逆に罪宝カードの発動にチェーンしてアザミナ魔法罠を発動する事で
効果を発動した罪宝を素材にでき実質的な消費を抑えつつ出していけるので上手く活用しましょう。
①:「殺戮聖徒レジーナ」以外の自分の墓地の幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
同名カード以外の墓地の幻想魔族1体を蘇生できます。
【アザミナ】においては特に融合召喚でなくとも十全に効果を発揮でき、
かつ高い妨害性能を持つ《背信聖徒シルヴィア》が蘇生する有力な候補となるでしょう。
②の効果には繋げにくくなるものの《原罪のディアベルゼ》あたりを採用していれば
そちらを蘇生する手もあります。
②:「殺戮聖徒レジーナ」以外の「アザミナ」カードか「罪宝」カードの効果が発動した時、
フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②の効果は1ターンに1度、
同名カード以外の「アザミナ」と名の付くカードか「罪宝」と名の付くカードが発動した場合に
場のカードを2枚まで破壊できます。
【アザミナ】であれば条件を満たすのは容易であり自分のターンは勿論、
相手ターンでも《背信聖徒シルヴィア》、《アザミナ・ハマルティア》などで発動が狙え
妨害手段としても積極的に活用していけます。
高い除去性能と打点を備えたまさにエース
【アザミナ】におけるエース的な存在であり
蘇生効果による展開の補助になるだけでなく簡単な条件で2枚の除去が行えると
とにかくアドバンテージの確保能力に優れるカードです。
攻撃力も3000と高く、全体弱体化を持つ《告死聖徒ルシエラーゴ》と一緒に並べる事で
大型モンスター相手でも戦闘破壊が狙えるアタッカーとして活躍させていけます。
融合召喚でなくとも十全に性能を発揮できるのもポイントで
1度融合召喚扱いで出して蘇生制限をクリアすれば
《アザミナ・オフェイレーテス》などで積極的に蘇生させていけます。
他のアザミナはステータスの一致するカード、
つまりは変貌前の存在と思われるものが存在していますが
このカードは現在それらしきものがありません。
後にこのカードにも元となった存在が現れたりするのでしょうか。
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