《Ｅｍ（エンタメイジ）ボール・ライダー》遊戯王ＯＣＧカード考察　露骨にヒグルミ破壊しろって書いてありますね

今回紹介するのは７月２７日発売の

RAGE OF THE ABYSS（レイジ・オブ・アビス）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【エンタメイジ】の新規となる地属性レベル４の魔法使い族ペンデュラムモンスターです。

遊戯王ＡＲＣ－Ｖにおいてデニス・マックフィールドが使用し

エクシーズ素材となりつつＲＲ－ブレイズ・ファルコンの直接攻撃をトリガーに墓地から蘇生しました。

アニメではペンデュラム効果によってエンタメイジ以外のペンデュラムも墓地へ送れましたが

ＯＣＧ化に伴い制限が追加された代わりに

ペンデュラム効果、モンスター効果共に他の効果が追加されています。

カラフルなボールの上に乗った上半身だけの道化師の人形です。

サーカスにおける玉乗りをモチーフにしたモンスターと思われますが

肝心の乗る為の足がなく宙に浮いているのはちょっとズルいですね。

ペンデュラム効果は１ターンに１度、

エクストラデッキから表側のエンタメイジペンデュラムを墓地へ送りつつ

そのスケールの数値分だけ自身のスケールを上げられます。

２枚目以降のこのカードがエクストラデッキにある場合、

墓地絵送る事で③のモンスター効果の布石として機能します。

墓地肥やしよりはスケールを上げる方が本命と言える効果であり

状況に応じて低いスケールと高いスケールを使い分けられます。

モンスター効果の①は自分の場にエンタメイトがいる場合に

自身を手札から特殊召喚できる自己展開効果です。

エンタメイジ中心のデッキであれば容易に満たせる条件であり

《Ｅｍファイヤー・ダンサー》でサーチすればそのまま特殊召喚し

ランク４のエクシーズ召喚へと繋げられます。

②の効果は１ターンに１度、

召喚か特殊召喚した場合に２つある効果から１つを選択して発動します。

１つ目の効果はデッキにあるエンタメイジペンデュラムをエクストラデッキに送れます。

主にペンデュラム召喚の布石として活用していけます。

２つ目は「エンタメイジ」と名の付くモンスターカードを１枚破壊できます。

ペンデュラムゾーンにあるエンタメイジも破壊可能であり張替えに利用できる他、

《Ｅｍヒグルミ》を破壊する事であちらの効果に繋げられます。

③のモンスター効果は１ターンに１度、

特殊召喚された相手モンスターが直接攻撃してきた時に自身を墓地から蘇生できます。

発動条件は限定されるものの、場ががら空きになった場合の壁として利用可能であり

②の効果にも繋げられます。

ペンデュラムゾーンであるこのカードが墓地にある必要がありますが

【エンタメイジ】はエクシーズ召喚を多用する為に問題は少ないでしょう。

禁止解除された《Ｅｍヒグルミ》を破壊する為のカードといった感じであり

あちらを破壊した後はそのままエクシーズ召喚に繋げてしまうのがいいでしょう。

何かとライフを消費する事の多い【エンタメイジ】にとって

③のモンスター効果で直接攻撃による大ダメージを防ぎやすい点も地味にありがたく

自己展開効果やエクストラデッキ肥やしと合わせて痒い所に手が届くカードとなっています。

エンタメイジ、ままだＯＣＧ化されてないカード多いんですよね。

今後もエンタメイジの新規が出てくれればうれしいですね。