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《彷徨える幽霊船(フライング・メアリー)》遊戯王OCGカード考察 普通にアンデット族用の万能リンクですねこれ

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今回紹介するのは7月27日発売の

RAGE OF THE ABYSS(レイジ・オブ・アビス)よりこのカードです。

 

 

 

カード説明

彷徨える幽霊船(フライング・メアリー)
リンク・効果モンスター
水属性/アンデット族/攻 0/LINK-2
【リンクマーカー:左/右】
\ ↑ /
←   →
/ ↓ \
アンデット族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地・除外状態のレベル5以上のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、
対象のモンスターを特殊召喚する。
②:このカードが永続魔法カード扱いの場合、
自分フィールドのレベル5以上のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を破壊する。

wiki

 

水属性アンデット族のLINK-2リンクモンスターです。

 

ボロボロの帆と翼を持った緑色に光る空飛ぶ幽霊船です。

女神の船首像にもしっかりと翼があるのがニクいですね。

 

モチーフは「メアリー・セレスト」だと思われます。

1872年にポルトガル沖にて漂流していたのを発見された船であり

物資があり遭難していた様子がないにも関わらず船内に人がまったくいない不可解な状態でした。

その為に幽霊船と言われる船の中でも特に代表的なものの1つとなっています。

 

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レベル5以上のアンデット族を特殊召喚しつつその攻撃力以下を破壊

【リンクマーカー:左/右】
アンデット族モンスター2体

リンク素材にはアンデット族2体を指定しています。

効果的にもアンデット族メインのデッキ、

それもレベル5以上のアンデット族を扱うデッキで活用する形になるでしょう。

 

リンクマーカーは左右にあるメインモンスターゾーン向きの配置です。

このカードは基本的にリンク召喚した後すぐにモンスターゾーンから離れますし

アンデット族故に蘇生手段が豊富なので

メインモンスターゾーンに置く場面も何かと多いでしょう。

 

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地・除外状態のレベル5以上のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、
対象のモンスターを特殊召喚する。

①の効果は1ターンに1度、自身を永続魔法扱いにしつつ

自分の墓地や除外ゾーンのレベル5以上のアンデット族を特殊召喚できます。

墓地だけでなく除外ゾーンからの特殊召喚もできるのがポイントで

墓地コストとして除外したアンデット族なども再利用が可能です。

 

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードが永続魔法カード扱いの場合、
自分フィールドのレベル5以上のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を破壊する。

②の効果は1ターンに1度、自身が永続魔法になっている場合に

自分の場のレベル5以上のアンデット族1体を選択、

その攻撃力以下の相手モンスター1体を破壊できます。

①の効果でレベル5のアンデット族を特殊召喚していれば自然と発動条件を満たせます。

あくまで対象に取るのは自分のモンスターであり

除去自体は対象に取らずに行えるのがポイントで対象耐性持ちに強い除去となっています。

ただ逆にこの効果にチェーンして選択した自分アンデット族が除去されてしまうと

この効果も不発に終わってしまう点に注意です。

 

 

初心者用の強力な構築済みデッキである「TACTICAL-TRY DECK」の3テーマのうち

【エルドリッチ】とのシナジーを考えて作られたカードであると思われます。

レベル10の《黄金卿エルドリッチ》を主軸とするこのデッキにおいては

攻撃力が高いの②の効果を効果的に活用しやすく、

何よりエルドリッチの弱点の1つである除外のフォロー手段として機能します。

 

それ以外のアンデット族デッキでも有効活用はしやすく

《不知火》や《ヴェンデット》などは自分カードの除外も積極的に行うので

除外ゾーンから再利用できる点もありがたいでしょう。

 

 

船型のモンスターは様々な種族に別れていたりしますが

このカードは幽霊船なのでアンデット族になっています。

本当に種族が多種多様ですね船は。

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