今回紹介するのは7月27日発売の
RAGE OF THE ABYSS(レイジ・オブ・アビス)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・墓地からレベル4以下の魚族・海竜族・水族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、
自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:相手フィールドに攻撃表示モンスターが存在する場合、
墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの魚族・海竜族・水族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
魚族、海竜族、水族用のサポートとなる通常魔法です。
アクア・ジェットを取り付けたビッグ・ジョーズが真上に向けて飛び上がっています。
遊戯王ZEXALにおいてもアクア・ジェットはビッグ・ジョーズに装備されており
いわゆる「シャークさんのマジックコンボ」を強く意識しているカードです。
「サーフェス」は表面や外面を意味する言葉であり
同時に遊戯王において《浮上》の英語名でもあります。
効果からも浮上とアクア・ジェットを組み合わせたカードである事が伺えます。
ちなみに浮上もビッグ・ジョーズの蘇生に利用されています。
浮上とアクア・ジェットを両方内蔵したような効果
①:自分の手札・墓地からレベル4以下の魚族・海竜族・水族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、
自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、
魚族、海竜族、水族のいずれかのレベル4以下のモンスターを手札や墓地から特殊召喚します。
《浮上》よりも蘇生できるレベルが1上がっておりこれだけなら上位互換ですが
特殊召喚したモンスターが場に出ている間はエクストラデッキからはエクシーズしか出せません。
その為、基本的には特殊召喚したモンスターはエクシーズ素材に利用するか、
もしくはアドバンス召喚の為のリリース要員として墓地へ送る事になるでしょう。
②:相手フィールドに攻撃表示モンスターが存在する場合、
墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの魚族・海竜族・水族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
②の効果は1ターンに1度、相手の場に攻撃表示モンスターがいる場合に
墓地から除外する事で自分の場の魚族、海竜族、水族の攻撃力を
1ターンの間1000アップします。
《アクア・ジェット》を意識した効果ですが発動条件が付与され
攻撃力の上昇も1ターン限りとなっています。
とはいえ発動条件自体は満たしやすいですし1000の攻撃力アップは
①の効果のおまけとして考えれば十分すぎるほどの打点強化です。
蘇生したモンスターをそのまま強化するマジックコンボを披露してもいいですが
蘇生したモンスターを素材にエースを出して
そちらを強化した方が有用な場合が多いでしょう。
特に連続攻撃の可能な《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・リバイス》は
この効果で強化する価値が高いです。
エクシーズ召喚しかできなくなる制約さえ受け入れられるのであれば
該当する3種族を使用するデッキにおいては使いやすい蘇生カードです。
その上で打点強化もできる優秀なおまけもついているので
シャークデッキに限らず活用できるデッキは多く
例えば【軍貫】あたりでも積極的に使っていけるでしょう。
また①のエクシーズしか出せない制約は特殊召喚したモンスターさえ場からいなくなれば消えます。
《氷水のティノーラ》や《氷結界の伝道師》など
自身をリリースしたりできるモンスターを特殊召喚するのであれば
制約を踏み倒す形で活用する事もできます。
作中でネタにされたシャークさんのマジックコンボですが
シャーク・ドレイク・リバイスあたりを強化して
ちゃんとした形のマジックコンボを披露していきたいですね。
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