今回紹介するのは6月22日発売の
「ANIMATION CHRONICLE 2024(アニメーションクロニクル2024)」よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「魅惑の女王」モンスター1体か「魅惑の宮殿」1枚を手札に加える事ができる。
②:自分フィールドの「魅惑の女王」モンスターの攻撃力は、
自身の効果で装備しているモンスターの攻撃力分アップする。
③:自分フィールドの他の魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の墓地から「魅惑の女王」モンスターを可能な限り特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
魅惑の女王用の永続魔法です。
遊戯王VRAINSにおいてクィーンが使用したカードですが
アニメでは実際にこのカードを動かしている場面は描かれていませんでした。
ですがテキストは判明しており
各種魅惑の女王に装備モンスターの攻撃力を自身に上乗せする効果、
相手に攻撃を強制しかつ攻撃対象を自分で選ぶことができる効果、
魅惑の女王に装備されたモンスターを墓地へ送る事で
墓地から魅惑の女王を1種類ずつ蘇生する効果が存在していました。
OCGでは攻撃強制効果が削除された代わりにサーチ効果が追加されており
蘇生効果にも仕様変更が加えられています。
魅惑の女王LV7が三日月と魅惑の宮殿をバックに夜の砂漠を飛んでいます。
光り輝く魅惑の宮殿とは対照的に月に照らされた逆光が印象的な構図ですね。
魅惑の女王を全種類一気に蘇生
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「魅惑の女王」モンスター1体か「魅惑の宮殿」1枚を手札に加える事ができる。
①の効果は1ターンに1度、フィールド魔法として発動時に
デッキから「魅惑の女王」と名の付くモンスターか
《魅惑の宮殿》を手札に加えるサーチ効果です。
特に《魅惑の宮殿》は魅惑の女王を扱う場合に核となる存在であり
これをサーチできる意味は大きいです。
自身の効果で装備しているモンスターの攻撃力分アップする。
②の効果は自分の場の魅惑の女王の攻撃力を
自身が装備しているモンスターの攻撃力分だけアップさせます。
全体的に各種魅惑の女王はステータスが貧弱ですがこの効果で強化する事で
装備したモンスター次第ですが十分にアタッカーとして活躍させる事ができるでしょう。
《魅惑の宮殿》による強化も含めればよりアタッカーとして頼れるようになります。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
③:自分フィールドの他の魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の墓地から「魅惑の女王」モンスターを可能な限り特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
③の効果は1ターンに1度、自分の場にある他の魔法罠1枚を墓地へ送る事で
墓地の「魅惑の女王」と名の付くモンスターを1種類ずつ可能な限り特殊召喚できます。
しっかり墓地を肥やしていれば一気に大量の蘇生が可能であり
そこから《金色の魅惑の女王》のリンク召喚へと繋げやすいです。
墓地へ送る魔法罠としては①の効果でサーチして《魅惑の宮殿》が使いやすいですが
あちらを残しておきたい場合は発動時にサーチが出来る永続魔法や墓地で発動出来るカードを用意して
そちらをコストにするといいでしょう。
魅惑の女王を扱うデッキの中でも特に初動手段になるカードであり
このカードの①の効果で《魅惑の宮殿》をサーチしあちらの③の効果を3回発動する事で
《魅惑の女王 LV3》を手札に確保した上で墓地にLV5とLV7を用意できます。
結果的にこのカードと手札コスト1枚があれば《魅惑の宮殿》をコストに2体の蘇生と通常召喚で3体並べられるので
3体で《金色の魅惑の女王》のリンク召喚に繋げる事ができます。
なおこれは最低限の展開であり実際には手札に魅惑の女王いずれかがあれば
通常召喚せずとも3体同時に蘇生ができますし、他に墓地に送る魔法罠があれば
《魅惑の宮殿》を場に残す事もできます。
場にこのカードが残っていれば次のターンも再び蘇生を狙っていけますし
《金色の魅惑の女王》が墓地にあればそちらも蘇生できるので何かと大事な存在になってきます。
まごうことなき魅惑の女王デッキにおけるキーカードなのですが
永続魔法という事もあって現状サーチ手段に乏しいのが1つの問題となってきます。
《キャッチ・コピー》などを採用して少しでもこのカードを確保しやすくしたり
魅惑の女王のギミックなしでも戦う事のできる構築をするといった工夫が求められてくるでしょう。
しかしクィーンのカードがOCG化されるのは予想外でした。
ブラッドシェパードはライトニングのカードもそのうちOCG化されるのでしょうか。
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