2024年7月の制限改定が判明しました。
前回の記事はこちらです。
目次
規制強化されたカード
カタパルト・タートル【無制限⇒禁止】
カイザーコロシアム【準制限⇒禁止】
永遠の淑女 ベアトリーチェ【無制限⇒制限】
S:Pリトルナイト【準制限⇒制限】
スネークアイ・エクセル【準制限⇒制限】
No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス【無制限⇒制限】
盃満ちる燦幻荘【無制限⇒制限】
サモンリミッター【無制限⇒制限】
篝火【無制限⇒準制限】
規制緩和されたカード
Emヒグルミ【禁止⇒制限】(エラッタ)
マジェスペクター・ユニコーン【禁止⇒制限】
焔征竜-ブラスター【制限⇒準制限】
巌征竜-レドックス【制限⇒準制限】
瀑征竜-タイダル【制限⇒準制限】
嵐征竜-テンペスト【制限⇒準制限】
SPYRAL-ジーニアス【制限⇒準制限】
グローアップ・バルブ【制限⇒解除】
星杯の神子イヴ【準制限⇒解除】
超雷龍-サンダー・ドラゴン【制限⇒解除】
捕食植物オフリス・スコーピオ 【制限⇒解除】
刻の封印【制限⇒解除】
個別カードピックアップ
禁止カードが新たに2つ、禁止解除も新たに2つ(うち1つがエラッタ解放)、
それ以外にも規制強化、規制緩和ともに中々多めになっています。
それでは個別に見ていきましょう。
カタパルト・タートル【無制限⇒禁止】
というわけで自分のモンスターを射手してバーンダメージを与えるカタパルト・タートルが禁止です。
この手のバーンカードが禁止になる理由としてはそりゃもう1キルに使われたからで
ヌメロン・ドラゴンなどの攻撃力を16000以上にして射出、という感じで悪用されました。
特に時空の七皇の登場でサーチが容易になった、というのが大きく
今回の禁止に繋がったものと思われます。
カイザーコロシアム【準制限⇒禁止】
サモンリミッター【無制限⇒制限】
展開を抑制するロック系のカードであるカイザーコロシアムが禁止、
そしてサモンリミッターも制限になりました。
どちらも【神碑】のみならず【天盃龍】や【スネークアイ】といったデッキにおいても
普通に採用されていたカードであり、そのロック性能の高さに目をつけられたのでしょう。
永遠の淑女 ベアトリーチェ【無制限⇒制限】
S:Pリトルナイト【準制限⇒制限】
好きなカードをデッキから墓地へ送る事のできるランク6エクシーズ、ベアトリーチェが制限です。
元々出す事さえできれば墓地肥やし用のカードとしてやばい性能でしたが
【デモンスミス】の登場に出す難易度が大幅に減少した結果、
様々なデッキにデモンスミス出張セットと共に暴れまわる事となりました。
その為に今回制1枚しか採用できないようになりましたが元々1枚だけの採用が多かったカードなので
実際に環境に与える影響は少ないでしょう。
つまりまだまだ暴れまわるという事ですね。
同時にS:Pリトルナイトも1枚しか採用できなくなりましたが
こちらも禁止にしないとあまり意味がないカードなので今後も環境で活躍すると思われます。
盃満ちる燦幻荘【無制限⇒制限】
各種天盃龍をサーチしつつかつ耐性を付与する強力な効果を持っていた盃満ちる燦幻荘が制限です。
【天盃龍】は後攻1キル用のデッキとして大いに環境で暴れていたので
今回規制が入ったものと思われます。
耐性を付与するこのカードの採用枚数が減った事は
展開に妨害を入れられやすくなる結果に繋がり、安定性に大きな影響を与えるでしょう。
No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス【無制限⇒制限】
【ギミック・パペット】におけるエースの1体、ヘブンズ・ストリングスが制限です。
こちらもカタパルト・タートル同様先攻1キルに使われたカードであり
ギミック・パペットが大幅に強化された事でその先攻1キルも狙いやすくなった事で
今回制限になったものと思われます。
とはいえ禁止にまでなっているわけではありませんし
まだまだ十分に活躍させる事はできるでしょう。
篝火【無制限⇒準制限】
炎族用の実に使い勝手のよいサーチカードであった篝火が準制限です。
【スネークアイ】や【R-ACE】をはじめとする様々な炎族を使うデッキで採用されており
昨今の炎属性デッキの活躍を後押ししてたカードでもあります。
個人的にはようやく準制限になったといった感じのカードであり
増援の存在を考えるとこのカードもそのうち制限カードになるかもしれませんね。
Emヒグルミ【禁止⇒制限】(エラッタ)
超速で禁止になったカードの一角であるEmヒグルミが
エラッタされる形で禁止解除する事となりました。
星4/炎属性/魔法使い族/攻1000/守1000
【Pスケール:青5/赤5】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示の「Em」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、自分は500ダメージを受ける。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「Emヒグルミ」以外の「Em」モンスター1体を特殊召喚する。
モンスター効果に名称ターン1制限がついた形となります。
まあこのカードを何回も破壊してデッキから特殊召喚というのが暴れていた原因であり
それに制限がついたのであれば恐らくは暴れるような活躍をする事はないと思われます。
この手のエラッタカードの常としてそのうち無制限になりそうですね。
マジェスペクター・ユニコーン【禁止⇒制限】
長らく禁止になっていた【マジェスペクター】におけるエースカードが禁止解除です。
こちらは特にエラッタなしでの釈放です。
強力な耐性とフリーチェーンのバウンス効果を持っているカードでしたが
今の環境はこれでも大丈夫という事で許されたのでしょう。
ただ個人的にはマジェスペクターの新規が実装された時に解除してもよかった気はしますね。
捕食植物オフリス・スコーピオ 【制限⇒解除】
捕食植物ダーリング・コブラと共に融合召喚用の出張セットとしてよく使われていた
オフリス・スコーピオが制限から一気に無制限になりました。
まあ元々このカードが規制されていた原因はオフリス・スコーピオと合わせて
捕食植物ヴェルテ・アナコンダのリンク召喚に使われていた事が大きかったわけで
そのヴェルテ・アナコンダが禁止になっている現状においては
このカードまでは規制する事はないという判断なのでしょう。
実際もっと早く緩和されてよかった気はしますね。
総評
特に【天盃龍】【神碑】【スネークアイ】あたりに影響が大きい改正と言えるでしょうか。
それに加えて篝火、カイザーコロシアム、サモンリミッターの規制強化は
色々なデッキに影響を与えそうですね。
ただ現在環境で暴れまわっている一角である【デモンスミス】は
今回ベアトリーチェが制限になった程度なので
恐らくは今後もまだまだ暴れまわる事でしょう。
今まで以上に【デモンスミス】に対する対策は必要になってくるかもしれません。
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