今回紹介するのは4月27日発売の
INFINITE FORBIDDEN(インフィニット・フォビドゥン)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのレベル7以上の悪魔族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
相手がモンスターを特殊召喚した場合、このカードを除外して発動できる。
デッキ・EXデッキから「デモンスミス」モンスター1体を墓地へ送る。
【デモンスミス】用の通常罠です。
刻まれし魔ラクリモーサから赤と黄、2色の稲妻が多数放出されています。
効果を考えるとかなり無差別に攻撃してて
魔を刻むデモンスミスは必死に制御してる感じでしょうか。
まあラクリモーサではこのカードの条件満たせないんですけどね。
カード名はキリスト教における聖歌「イン・パラディズム(楽園にて)」からだと思われます。
主に死者の棺を埋葬する際に歌われるレクイエムの1つです。
選択したモンスター以外のカードはすべて墓地へ
①:自分フィールドのレベル7以上の悪魔族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
①の効果は1ターンに1度、自分の場のレベル7以上の光属性悪魔族1体を選択、
それ以外の場のカードを全て墓地へ送ってしまうというものです。
フリーチェーンの除去としては1枚を除いて場を一掃してしまうとても豪快な効果であり
発動タイミングさえ見極められれば強力な妨害手段として機能します。
【デモンスミス】に条件を満たせるレベル7以上の光属性悪魔族は
現状融合モンスターの「刻まれし魔ディエスイレ」のみであり
こちらを場に出して条件を満たすのが基本となるでしょう。
強力な効果ですが自分のカードも巻き込まれてしまいます。
他のモンスターを一緒に並べにくいのもそうですが
墓地から装備したリンクモンスターも一緒に墓地へ送ってしまう点には注意です。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
相手がモンスターを特殊召喚した場合、このカードを除外して発動できる。
デッキ・EXデッキから「デモンスミス」モンスター1体を墓地へ送る。
②の効果は1ターンに1度、相手がモンスターを特殊召喚した場合に
墓地にあるこのカードを除外する事で
デッキやエクストラデッキからデモンスミス1体を墓地へ送る事ができます。
相手依存ながらも発動条件はとても緩く、
【ふわんだりぃず】が相手でもない限りは条件を満たせるでしょう。
墓地へ送るカードとしては「刻まれし魔ディエスイレ」が特に有力で
墓地コストさえ用意できるのであれば相手ターンでの妨害手段として機能させやすいです。
相手のライフが少ない場合は「刻まれし魔ラクリモーサ」を墓地へ送り
バーンダメージを狙っていくのもいいでしょう。
他の光属性悪魔族を使うデッキでも
豪快かつ強力なフリーチェーン除去であり
自分のカードが巻き込まれないように注意できるのであれば
「刻まれし魔ディエスイレ」と合わせて【デモンスミス】における頼れる妨害手段となってくれます。
①の効果は勿論②の効果も間接的に妨害手段として機能するので
このカードを確保する事が出来れば相手は一気に動きづらくなるでしょう。
【デモンスミス】に限らず光属性レベル7の悪魔族を用意する事ができれば
強力なフリーチェーン除去手段として用いる事が可能です。
「デスピアン・クリエティス」や「SPYRAL-ボルテックス」、
「魔弾の悪魔 ザミエル」など該当するモンスターは結構いるので
これらを活用するデッキに混ぜるのもいいでしょう。
エクストラデッキに「刻まれし魔ディエスイレ」などを採用していれば
②の効果も無駄なく利用可能です。
デモンスミス、その出張性能の高さが話題になってますが
このカードも強さを支える要因だと思うんですよね。
対象カードが今後増えていけば更に
このカードを混ぜた出張性能も高くなりそうです。
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