今回紹介するのは4月27日の
INFINITE FORBIDDEN(インフィニット・フォビドゥン)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2000/守2000
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
②:このカードを素材として持っている「ギミック・パペット」Xモンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
【ギミック・パペット】の新規となる闇属性機械族のレベル8モンスターです。
無数の人型の人形が集まって牛の形が作られており
鼻の部分に位置する人形が笛を吹いています。
全身が燃えているあたり古代ギリシアの処刑危惧である「ファラリスの牡牛」がモチーフだと思われます。
真鍮で出来た牛の中に人を入れて火をあぶるという残酷な処刑装置ですが
実際に使用されたという資料はなく、
そもそも処刑装置として使えるほどの火力はなかったとも言われています。
カード名は直訳すると「牛の悲鳴」。
ファラリスの牡牛を表すのにぴったりなネーミングと言えるでしょう。
エクシーズ素材を取り除いて墓地から蘇生
①:自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
①の効果は1ターンに1度、自分の場のオーバーレイユニットを1つ消費する事で
自身を手札や墓地から特殊召喚できます。
あらかじめエクシーズを用意しておく必要がありますが
墓地蘇生する事もでき【ギミック・パペット】における展開力に貢献してくれます。
「CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ」を場に出せているなら
あちらのオーバーレイユニットを減らす事にも貢献してくれます。
デメリットとしてこの効果で特殊召喚した場合、場から離れると場外されます。
よくあるデメリットでありエクシーズ素材にする事で除外を逃れられるので
②の効果も含めてエクシーズ素材として使うのが基本となります。
●1ターンに1度、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
②の効果はこのカードをオーバーレイユニットとして持っているギミック・パペットエクシーズに
1ターンに1度、相手の墓地のモンスターを守備表示で特殊召喚する効果を付与させます。
これが特に活きるのが「CX ギミック・パペット-ファナティクス・マキナ」であり
蘇生させた相手モンスターをそのまま破壊してバーンダメージを与えられます。
相手の墓地にエクシーズがいるのであれば「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」も有効で
こちらの方がより高いダメージを与えやすいです。
他のランク8デッキでも使えそう
分かりやすくランク8のエクシーズ素材としてとっても使いやすい性能をしており
【ギミック・パペット】であれば条件となるオーバーレイユニットの確保も難しくないでしょう。
②の効果もファナティクス・マキナを積極的に出していくならお世話になる場面も多く、
相手に与えるダメージを着実に増やしてくれます。
①の効果自体は汎用的に使える代物でかつ制約の類も特にないので
【ギミック・パペット】に限らずランク8のエクシーズ召喚を主軸とするデッキ全般で採用が可能です。
汎用ランク8としてジャイアントキラーあたりをデッキに採用しておけば
②の効果を活かせ場合もあるでしょう。
デザイン的には死の木馬の牛版って感じですね。
同じ要領で動物モチーフのギミック・パペット色々と作れそうです。
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