今回紹介するのは4月6日発売の
オーバーラッシュパック2よりこのカードです。
目次
カード説明
フュージョン・効果モンスター
星9/炎属性/水族/攻3000/守2500
「クロマトグラファガス」+「SPアシスタント・ヒーヤ」
【条件】相手フィールドに表側表示のカードがある場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。
その後、相手は自身のフィールドの表側表示のカードを
[この効果で墓地へ送られたモンスター(炎属性)の種族の種類]まで
可能な限り選んで持ち主の手札に戻す。
炎属性水族のレベル9フュージョンモンスターです。
ビフォー
↓
アフター
「ヴェイパー」とは蒸気の事であり
その名の通りにクロマトグラファガスが蒸気を放出する透明なランスと盾を装備しています。
兜も元のクロマトグラファガスから変更されており騎士らしさが出ていますね。
全体的なカラーリングも青色が基調になっています。
墓地へ送られた種族数だけ相手はカードをバウンスしなければいけない
フュージョン素材には「クロマトグラファガス」と
「SPアシスタント・ヒーヤ」を指定しています。
最上級通常モンスターと下級モンスターという組み合わせであり
「潜入捜査」などの通常モンスターサポートを活用する事で
フュージョン素材を場に揃えやすくなるでしょう。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。
その後、相手は自身のフィールドの表側表示のカードを
[この効果で墓地へ送られたモンスター(炎属性)の種族の種類]まで
可能な限り選んで持ち主の手札に戻す。
その効果は1ターンに1度、相手の相手の場に表側のカードが1枚でもある場合に
手札1枚を墓地へ送る事でデッキトップからカード3枚を墓地へ送り
送られた炎属性の種族の種類数まで相手に場のカードを手札に戻させます。
効果的に炎属性メインかつ種族をばらけさせたデッキでこそ真価を発揮するという
中々に面白い性質を持っています。
自分ではなく相手がバウンスするカードを選ぶというラッシュデュエルでは中々珍しい効果で
最大で3枚のバウンスが可能ではあるものの
都合よく3種類の種族が墓地へ送られるというのは中々難しいでしょう。
炎属性主体のデッキであれば1枚のバウンスぐらいは高確率で可能であり
ある程度種族をばらけさせていれば2枚のバウンスもそこそこ狙えるので
「1枚か2枚バウンスができればOK」ぐらいの感覚で使うのがいいと思われます。
バウンスは特にフュージョンモンスターに対して効果的であり破壊耐性も突破できますが
あくまでバウンスするカードは相手が選ぶので相手が他のモンスターを展開していたり
フィールド魔法を発動していたらそちらを身代わりにされる可能性が出てきます。
攻撃力が3000あるので大抵のフュージョンモンスターとは相打ち以上に持ち込めるので
その場合は次の相手ターンのドロー枚数を少なくできたと割り切って
素直に戦闘で処理していく判断も大事でしょう。
例によってマキシマムモンスターをバウンスしても
次のターンには再度マキシマム召喚を狙われてしまいますが
それでも一旦どかして3000のダイレクトアタックを仕掛けられるのは悪くありません。
なんだかんだ完全に腐るという場面は少ないカードであり
素材となるSPアシスタント・ヒーヤがアドバンテージを稼げる効果を持っているのもあり
積極的にフュージョン召喚は狙っていっていいでしょう。
SPアシスタント・アーチに続いてヒーヤとのフュージョン体も出ました。
こうなってくるとSPアシスタント・ビリーとのフュージョン体にも
期待したい所ですね。
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