ゴーラッシュ97話の感想です。
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目次
だってよ!!!ズウィージョウ!!!腕が!!!!
地響きと共に崩れ去るズウィージョウのパン屋。
恐らくはズウィージョウ達が意図的に倒壊させたのでしょう。
もう帰らないという不退転の遺志を表しているのだと思われます。
そしてベルギャー人が消滅する危機についてゴール子に相談するみつ子。
「今にも消えゆく人がいたとして会わずに別れた方がいいか会った方がいいか」
そんな感じで悩んでるのですが「別れる」という言い方の時点で
かなり付き合ってる想定の話の仕方じゃないです?そういう所だぞみつ子。
それに対してゴール子の言葉は「3つ目」
これただ単に花見団子の3つ目の緑が一番好きというだけの話なのですが
みつ子は「会って言いたいことを言え」という3つ目の答えにしろと解釈したようです。
そういう所だぞみつ子。
ちなみにこの会話の際にゴール子はみつ子の方をまったく気にしてもいません、見てもいません。
ユウディアスは田崎さんによって倉庫に閉じ込められていました。
消えた888万人の同胞の頼みでユウディアスを拘束してる感じで
今は理由を言えないと遊飛と遊歩にもその事は秘密にしている様子。
ただユウディアスが目からビームで脱出しようとするのに対してそれをブロックしたりと
事情を知っているのかダマムーは田崎さん協力的です。
そんな中、UTSに電話がかかってきました。
MIKからでまたスーパーラッシュロボの新しい解析結果が出たようです。
テルが言うにはカードのデータ以外にも別のデータが発見されたらしく
クァイドゥールは消滅に関する研究を続けていたとの事ですがここで突然消える照明、
そこに現れたのはディノワとミューダの2人であり彼らはラッシュデュエルロボを奪い
下手に動くと激辛カレーパンでロボを押しつぶすと脅します。
斬新な脅迫方法ですが油がギトギトになると解析ができなくなってしまうらしく
割と効果的な脅迫な様子です。
そもそもベルギャー人を助ける為の解析なのに何故2人は妨害するのか。
ズウィージョウが消滅を阻止する事は自然の断りに反していると判断したようで
寿命を迎え消滅をする事でベルギャー人は作られた命は完全な命になるのだと言います。
確かに彼らは長い年月を生きているような描写が描かれているので
こうして消滅する事が生命としての寿命と言うなら確かにその解釈もあっているのかもしれません。
なおこうして活動をする直前、ズウィージョウは腕をかかえて苦しんでおり
かつてのクァイドゥールのように右腕がぺらぺらになっていました。
興奮してエネルギーが消耗されるとこのようになってしまうようで
クァイドゥールもそうでしたが限界を迎えるとまず右腕に異常が来る様子ですね。
自分の限界を悟るズウィージョウですがそれでもまだ消えるわけにはいかないといいます。
今回スーパーラッシュロボを奪ったのも寿命云々ではなく何かしら別の思惑があるのでしょう。
実際にディノワはまだ自分の消滅を受け入れていない感じでした。
返してほしければラッシュデュエルもするかい?というミューダの誘いに遊飛が乗った時も
ディノワそれにのっかりつつもラッシュデュエルでエネルギーを消耗すれば
自分達も消えてしまうかもしれない、と躊躇っています。
そんな中、ミューダは遊飛と遊歩にタッグデュエルを提案しています。
この時のミューダは明らかにディノワの様子を察している感じであり
また既に覚悟完了している様子です。
こうして遊飛&遊歩VSミューダ&ディノワのラッシュデュエルが開始されました。
ミューダ 死す
まず最初のターンは遊歩、ドロー。
モンスター3体召喚から2体リリースで「ブルートゥース・バースト・ドラゴン」をアドバンス召喚、
更にプロテクトリザードを召喚してターンエンドです。
ミューダのターン、ドロー。
「麗鳥舞踏家パヴァーヌ」を召喚、
その効果でデッキから4枚墓地へ送りつつ自身は2体分のリリースとなります。
そしてリリースして「麗鳥星条禽ストライプ・イーグル」をアドバンス召喚、
その効果で遊歩の伏せた魔法罠を手札に戻し墓地の「麗鳥バースト」を場にセットします。
相変わらずのささやきボイスですがニャンデスターはどうも苦手な様子。
もう1枚伏せカードをセットし魔法「麗鳥防改」によって
ドローを行いつつ伏せカードの数だけ攻撃力を上昇、
さらに墓地の通常モンスター3体をデッキに戻す事で魔法「麗鳥連撃」を発動、
ストライプ・イーグルに3回攻撃を付与します。
そうして遊歩のモンスター3体にストライプ・イーグルで攻撃、
1回目の攻撃は「プロテクト・リザード」で戦闘ダメージを免れたものの
そのまま間髪入れずに2体のモンスターを攻撃されライフを削られます。
ミューダはこれでターンエンドです。
遊歩のモンスターを全滅させ優勢を取るミューダですがその右腕はぺらぺらになっていました。
やはりラッシュデュエルによってエネルギーを消耗すると消滅が早まる様子です。
それでもミューダは普段の態度を崩さず相変わらずキザなままです。
覚悟が決まっているのもそうですが弱きな態度を出さない事で
同じ境遇のディノワを励ます意図もあるのでしょう。
心配する遊飛に対してもこのままデュエルを続けようとミューダは言います。
遊飛のターン、ドロー。
「ジョインテック・ロケットナナフシ」を召喚、
その効果でデッキトップ3枚を墓地へ送り、
その中にある「パワー・ボンド」を手札に加えます。
そのまま発動し手札の「ジョインテック・スパイクセンチビート」と
「ジョインテック・アークスコーピオ」を素材にして
「ジョインテック・キラースティンガー」をフュージョン召喚します。
効果でストライプ・イーグルを弱体化させ
更にパワー・ボンドの効果で攻撃力は2倍になりるものの、
としてその代償でターンエンド時には3000のダメージを受けてしまいます。
今のライフではそれは敗北を意味するものの「ジョインテック・パワーブロッカー」を召喚、
ライフを700回復しつつパワー・ボンドによる効果ダメージを防ぎます。
そのまま攻撃力6000のキラースティンガーでストライプ・イーグルを戦闘破壊します。
遊飛はこれでターンエンドです。
大きなダメージを受けたミューダは既に全身がぺらぺらになっていました。
そのまま体が光に包まれて消滅していきます。
自分を置いて消えるなんて許さないと泣きそうな顔でミューダに駆け寄るディノワに対して
ミューダは消滅していきながらも今まで通りのキザな態度を崩さずに彼女を励まします。
怯えなくてもいいと、僕の囁きに耳を澄ませば必ず勝てると。
その言葉を最後に次第に体は消えていき・・・
ミューダ・ベルギャー 消滅
消えていった仲間の名を叫びながら涙を流すディノワ。
対峙をしていた遊飛や遊歩もショックを隠せていません。
ラッシュデュエルは身も心も消耗する激しいバトルそのものであり
それによってベルギャー人の消滅も早まってしまうとテルは説明します。
その説明で2人は田崎さんがユウディアスを閉じ込めたのも
ラッシュデュエルでエネルギーを消耗させるのを防ぐためだと理解します。
・・・そのユウディアスビーム撃ちまくってるんですが
あれはエネルギー消耗的に大丈夫なんでしょうか?
そしてディノワもまた、ミューダがタッグデュエルを提案したのは
自分にエネルギーを使わせない為だと理解しました。
ミューダは消耗するエネルギーを全部自分が引き受けて消えて行ったのです。
このまま続けたらお前まで消えてしまうとデュエルを中止するように言う遊飛と遊歩。
しかしそんな2人に対してディノワはふざけるなと拒否、
このままデュエルを中止する事はミューダの心意気を侮辱する事だといい、
遊飛もまた全力で戦う事がミューダへの敬意だとデュエル続行を決意します。
ディノワ 死す
ディノワのターン、ドロー。
「ヴォイドアルヴ・マンティスター」を召喚してリリース、
「ヴォイドアルヴ・アントロメダ」をアドバンス召喚します。
その効果はデッキトップを墓地へ送って2体分のリリースとなり
さらに送ったのがモンスターであった場合、それを手札に加える事が可能です。
そうして「ヴォイドアルヴ・ヘヴンスター」をアドバンス召喚するものの
既にディノワの右腕にも変調がきたしていました。ディノワも限界の時が近づいています。
それでもディノワは気合を入れてデュエルを続行します。
墓地のストライプ・イーグルを蘇生すると彼女の耳にミューダの囁きが聞こえてきます。
彼のカードに思念が残っていたのでしょうか。
消滅してもキザなままだと言いつつミューダと共に戦う実感を得るディノワ。
装備魔法「麗鳥ウィング」をキラースティンガーに装備させ、
さらに「麗鳥バースト」によってその元々の攻撃力3000分のダメージを与えます。
そしてヘヴンスターでドローした後に「フュージョン」を発動、
ヘヴンスターとストライプ・イーグルを素材として
「ヴォイドアルヴ・スターストライプ」をフュージョン召喚します。
墓地のモンスターをデッキに戻してその攻撃力×500の強化ができる効果であり
自身の攻撃力を6500にまで引き上げてキラースティンガーを攻撃します。
そのまま相手のライフを0にしディノワ&ミューダの勝利です。
しかしデュエルに勝利した時にはディノワの体も既に限界を迎えていました。
自分達が勝ったんだと、任務完了したと言って彼女の体も消えていきました。
ディノワ・ベルギャー 消滅
最後に残されたのは2人が奪ったスーパーラッシュロボ。
そもそも分析を妨害するのが目的であれば消滅してしまっては妨害も何もありません。
それはそもそも妨害以外の別の目的があったのでは・・・と皆は考えます。
その答えを示すかのように脱出したユウディアスに対して
待ち構えていたのように立ちはだかるズウィージョウの姿が。
彼は言います。ミューダとディノワは任務を全うしてくれたと。
ユウディアスとラッシュデュエルをする時間を稼ぐ為の任務を。
ディノワとミューダが消滅してしまいました。
もう本格的に様々なベルギャー人が消滅していく危機的な状況です。
既に残されたベルギャー人はユウディアスとズウィージョウしかいないのではないでしょうか。
そのズウィージョウも既に消滅が近い様子ですし
果たしてベルギャー人はどのような結末を迎えるのでしょうか。
次回予告 第98話『消滅』
もうサブタイトルがド直球です。
今回カードの解説がユウディアスとズウィージョウで
わざわざズウィージョウにこのサブタイトルを言わせるあたり狙っています。
ベルギャー人が次々と消滅していき、直属の部下であるディノワとミューダも消え、
それでもズウィージョウは喜びと衝動を抑えきれずにデュエルを挑むようです。
例えその身が消滅しようともデュエルを望む本能がベルギャー人にあるのでしょうね。
ただこういう時ズウィージョウは何かしらの手は打っているタイプだと思うので
ただ本能だけではなくデュエルをする事で見出せる活路があるのかもしれません。
とてもシリアスな流れですがダマムーは相変わらず楽しそうです。
現時点で一番の癒しになってますね彼。