今回紹介するのは１月２７日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION（レガシー・オブ・デストラクション）よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星４/水属性/魔法使い族/攻1200/守1200
このカード名の①③の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードが召喚・Ｐ召喚した場合に発動できる。
デッキから「天魔の聲選姫」以外の「ヴァルモニカ」カード１枚を手札に加える。
②：自分フィールドに「天魔の聲選姫」以外のモンスターが存在する限り、
相手モンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない。
③：このカードが墓地へ送られた場合、
自分のＰゾーンに「ヴァルモニカ」カードが２枚存在していれば発動できる。
このカードを手札に加える。
【ヴァルモニカ】の新規となる水属性魔法使い族のレベル４モンスターです。
ヴァルモニカ・シェルタのイラストに登場していた少女がカード化です。
片方だけ生足なのが印象的で右半身が悪魔、左半身が天使をイメージしていると思われます。
公式で設定画が公開されており、世界の命運を託されている事が書かれています。
果たして彼女の選択によって世界がどうなってしまうのか、
そして何故彼女がそんな命運を託される事になったのかが気になる所です。
「セレトリーチェ」とは「選択する者」といった意味のイタリア語です。
召喚するかペンデュラム召喚するとサーチ
①：このカードが召喚・Ｐ召喚した場合に発動できる。
デッキから「天魔の聲選姫」以外の「ヴァルモニカ」カード１枚を手札に加える。
①の効果は１ターンに１度、召喚かペンデュラム召喚した場合に
デッキから同名カード以外のヴァルモニカを手札に加えるサーチ効果です。
間接的に「天使の聲」や「悪魔の聲」のサーチに繋がる
「天魔の聲選器－『ヴァルモニカ』」か「ヴァルモニカ・インヴィターレ」が
有力なサーチ候補となってくるでしょう。
特に「ヴァルモニカ・インヴィターレ」はこのカード自身が
サーチ効果の発動条件を満たせるという意味でも相性がいいです。
相手モンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない。
②の効果は自身及び同名カード以外のモンスターが存在している間、
相手はこのカードを攻撃できなくなります。
とにかく同名カード以外の他のモンスターさえいればいいので条件を満たしやすく
場に維持しやすいです。
とはいえ実際にこのカードを場に残すケースは少ないでしょう。
③：このカードが墓地へ送られた場合、
自分のＰゾーンに「ヴァルモニカ」カードが２枚存在していれば発動できる。
このカードを手札に加える。
②の効果は１ターンに１度、
ペンデュラムゾーンにヴァルモニカが２体セッティングしている状態で墓地へ送られた場合に
自身を手札に回収できます。
どこから墓地へ送られてもよく、リンク素材などに活用するのは勿論の事、
エクシーズ素材にしてオーバーレイユニットとして墓地へ送る、
「ヴァルモニカ・ヴェルサーレ」などでデッキから直接墓地へ送る事でも発動できます。
「天使の聲」や「悪魔の聲」の手札コストとして捨てた場合でも
この２体がスケールにセッティングされた後で発動条件のチェックが行われるので
同様に条件を満たしてすぐさま手札に戻す事ができます。
なんかもうシンプルに強くて便利って感じのカードです。
ヴァルモニカ関連のカード全般をサーチできる上に③の効果によって使いまわしもしやすく
【ヴァルモニカ】における初動の安定性とアドバンテージ獲得能力の
両方を飛躍的に上昇させてくれるカードです。
場に出して①の効果を発動した後はリンク素材として墓地へ送るなり
エクシーズ素材にした後に墓地に送るなりして
③の効果で再利用を狙っていくのがいいでしょう。
１度ペンデュラム召喚の準備さえ整えればこのカードをペンデュラム召喚しつつ
サーチして素材になって、というのを毎ターン繰り返していけるでしょう。
ヴァルモニカ関連のカードはいずれもイタリア語ですが
この子もイタリア人だったりするんでしょうか。