今回紹介するのは1月27日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星6/光属性/幻想魔族/攻2100/守2050
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手ターンに、「タロンズ・オブ・シュリーレン」以外の
自分フィールドの悪魔族・幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体は戦闘では破壊されない。
③:自分のカードを対象とする効果を相手が発動した時、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
フィールドのこのカードを手札に戻し、そのモンスターを破壊する。
光属性幻想魔族のレベル6モンスターです。
しんきろうのなかに すがたをみてしまったものは
つめでかきころされる
露出度の高い青い肌の女性型モンスターが
巨大な爪を持つドラゴンの手足と合体したような姿をしたモンスターです。
足や腕もそうですが胴体部分にも鋭い刃物のパーツがあり
実に凶悪さが出ているデザインとなっています。
元はゲームボーイ版遊戯王DMに登場したモンスターであり
やはりそちらでも幻想魔族に分類されていました。
どうやら蜃気楼の中で現れるモンスターのようで
見たものをその巨大な爪でかき殺す実に狂暴なモンスターのようです。
カード名は鉤爪を意味する「タロン」+光の屈折率が異なる場合に
縞模様のような揺らぎが見える現象である「シュリーレン現象」からだと思われます。
火をおこしていると視界が揺らいで見える事があったりしませんか?あれです。
悪魔族や幻想魔族を手札に戻して特殊召喚
①:相手ターンに、「タロンズ・オブ・シュリーレン」以外の
自分フィールドの悪魔族・幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は相手ターンに1度、
同名カード以外の悪魔族か幻想魔族1体を手札に戻す事で
自身を手札から特殊召喚できます。
フリーチェーンで発動可能であり相手の除去に合わせてチェーンする事で
場の悪魔族や幻想魔族を手札に逃がしつつ展開が狙えます。
特に「暗黒界の魔神 レイン」や「白銀の城の魔神像」など
召喚や特殊召喚時に発動出来る効果持ちを手札に戻せば再利用にも繋がります。
②の効果は自身が戦闘する場合に
自身と戦闘する相手モンスターの両方に戦闘破壊耐性を付与します。
数多くの幻想魔族が共通で持つ効果であり
①の効果で相手ターンに特殊召喚してそのまま壁として機能させられます。
③:自分のカードを対象とする効果を相手が発動した時、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
フィールドのこのカードを手札に戻し、そのモンスターを破壊する。
③の効果は1ターンに1度、相手がこのカードを対象に選択する効果を発動した場合に
自身を手札に戻しつつ相手のカード1枚を破壊します。
相手依存の効果ですが②の効果によって戦闘破壊耐性があるので
そのうえで相手はこのカードに迂闊に対象に取る効果を発動できなくなるので
場持ち性能に貢献してくれます。
手札に戻れば再び①の効果による特殊召喚を狙っていく事が出来るでしょう。
色んな悪魔族デッキに壁モンスターとして
②と③の効果によって高い場持ち性能を発揮してくれるカードであり
①の効果で相手ターンに特殊召喚できる優秀な壁として機能します。
幻想魔族だけでなく悪魔族のサポートに対応しているのもありがたく
悪魔族メインのデッキにも積極的に採用できます。
相手ターンの特殊召喚が中心な事もあり
悪魔族しか特殊召喚できなくなる制約が発生する【ラビュリンス】などにも採用しやすいでしょう。
場に残った後はそのまま壁として残してもいいですし
リンク素材やエクシーズ素材に利用してしまうのもいいでしょう。
レベル6というのもポイントで
一緒に収録される「廻る罪宝」でサーチないし特殊召喚が可能であり
そのまますぐに効果の発動が狙えます。
「原罪のディアベルゼ」と共有する事もできるので
悪魔族デッキにセットで採用するのもいいでしょう。
割とお馴染みになって来た遊戯王DM産のモンスターです。
今後もちょくちょくと幻想魔族の新規として出て来そうですね。
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