今回紹介するのは1月27日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2600/守2000
ドラゴン族チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体以上
このカード名の、①の効果は1ターンに1度しか使用できず、
②の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合、
自分の墓地のドラゴン族・炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このターン、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
②:3回以上攻撃宣言された自分・相手ターンに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
その後、フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊できる。
【天盃龍】に属する炎属性ドラゴン族のレベル7シンクロチューナーです。
天盃龍パイドラと天盃龍チュンドラが合体したような双頭の東洋龍です。
この2体でのシンクロ召喚を想定している姿なんでしょうね。
「バイデント」とは二又の槍です。
トライデントはポセイドンが持つ槍として有名ですが
こちらはポセイドンの兄弟であるハデスが持っています。
また「燦幻昇龍」は麻雀の役である「小三元」からだと思われます。
小三元は「白」「発」「中」のうち2つの役を揃えつつ残り1つを2枚揃える事で成立する役で
大三元の一歩手前のような状態の役です。
このカードの場合は「発」の役が成立していないのでしょう。
シンクロ召喚時に墓地から炎属性ドラゴン族蘇生
シンクロ素材にはチューナーと非チューナーどちらにもドラゴン族を指定しています。
【天盃龍】であれば「天盃龍チュンドラ」ともう1体の天盃龍で役が成立します。
チュンドラは攻撃時に他の天盃龍をデッキから特殊召喚できるので
戦闘破壊耐性を付与する「天盃龍ファドラ」を特殊召喚する事で
バトルフェイズ中でのシンクロ召喚が可能です。
②の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合、
自分の墓地のドラゴン族・炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このターン、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、シンクロ召喚した場合に、
墓地から炎属性ドラゴン族を蘇生できます。
天盃龍を素材にシンクロ召喚していればそれを蘇生可能であり
ファドラかパイドラを蘇生すればそのままシンクロチューナーであるこのカードと合わせて
「燦幻超龍トランセンド・ドラギオン」のシンクロ召喚に繋げられます。
制約として効果を発動したターンはドラゴン族しか特殊召喚できなくなります。
他の種族のカードを混ぜている場合は気をつけましょう。
②の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
②:3回以上攻撃宣言された自分・相手ターンに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
その後、フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊できる。
②の効果はデュエル中に1度、3回以上の攻撃宣言が行われたターンに
自身を墓地から特殊召喚しさらに場の魔法罠1枚を破壊できます。
【天盃龍】は攻撃をする機会も多い為発動条件も満たしやすく、
トランセンド・ドラギオンなどのシンクロ素材に利用した後に
さらにバトルフェイズ中に蘇生して追撃といった動きが可能です。
この際に魔法罠の破壊が可能であり相手の魔法罠を破壊してもいいですし
「盃満ちる燦幻荘」を破壊する事で攻撃力を倍にできるので
打点を高めて殴りかかるといった芸当も可能です。
デュエル中に1度しか発動できないので
追撃を決めれば勝てるといった状況などここぞといった場面で蘇生したい所です。
基本的にはトランセンド・ドラギオンへの繋ぎとなるシンクロモンスターですが
【天盃龍】バトルフェイズ中へのシンクロ召喚が行いやすい為に
このカードの攻撃→このカードを素材にトランセンドシンクロ→トランセンド攻撃
といった連続攻撃を積極的に狙っていけます。
それに加えて②の効果による自己蘇生からさらに追撃を狙っていく事も可能であり
ただの繋ぎと呼ぶにはかなり攻撃的なシンクロモンスターになっています。
ちなみに①の効果は墓地にさえあればトランセンド・ドラギオンを蘇生する事もできます。
2回目以降のシンクロ召喚などでは積極的に狙っていくといいでしょう。
ちなみにトランセンド・ドラギオンだけでなく
トライデント・ドラギオンに繋げるのにも適したカードです。
盃満ちる燦幻荘も合わせて
あちらの救済カードにもなっているあたりニクいですね。