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《氷結界に至る晶域》遊戯王OCGカード考察 相手のチェーンを封じられるしデッキバウンスもできる

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今回紹介するのは11月25日発売の

TERMINAL WORLD (ターミナル・ワールド)よりこのカードです。

 

カード説明

氷結界に至る晶域(ひょうけっかいにいたるしょういき)
永続罠
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の「氷結界」モンスターの効果の発動に対して、
相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
②:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
自分フィールドの「氷結界」モンスター1体を選び、手札かデッキに戻す。
その後、自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚をデッキの一番下に戻す事ができる。
③:自分エンドフェイズに発動する。
EXデッキからカード名が異なる「氷結界」モンスター3体を相手に見せるか、
このカードを破壊する。

wiki

 

【氷結界】用の永続罠です。

 

氷結界の伝道師が地平線いっぱいに広がる氷原を眺めています。

まさに銀世界といった感じの美しい光景です。

効果から考えるとここに氷結界の龍が封印されているのでしょうか。

 

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氷結界をバウンスして相手のカードもバウンス

①:自分の「氷結界」モンスターの効果の発動に対して、
相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

①の効果は氷結界モンスター効果の発動の際に

相手のチェーン発動を封じるというものです。

氷結界の剣士 ゲオルギアスなどに対してエフェクト・ヴェーラーを撃たれずに済むので

展開がかなりやりやすくなり氷結界の龍 トリシューラなどの効果も各段に通しやすくなります。

 

 

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
自分フィールドの「氷結界」モンスター1体を選び、手札かデッキに戻す。
その後、自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚をデッキの一番下に戻す事ができる。

②の効果は1ターンに1度、エクストラデッキからモンスターが特殊召喚された場合に

自分の場の氷結界1体を手札かデッキに戻した後

相手の場か墓地のカードをデッキボトムに戻すデッキバウンスです。

対象に取らずにデッキに戻すという強力な除去であり

かつ相手の場に除去するべきモンスターがいなかったとしても

墓地のモンスターを戻せるので腐りにくいのがポイントです。

 

発動条件となるエクストラデッキからの特殊召喚は自分と相手どちらでもよいので

お互いのターンに発動を狙いやすいです。

自分の場の氷結界を手札に戻して再利用に繋げられれば理想的ですが

トリシューラなどをエクストラデッキに戻して再度シンクロ召喚を狙ってもいいでしょう。

 

③:自分エンドフェイズに発動する。
EXデッキからカード名が異なる「氷結界」モンスター3体を相手に見せるか、
このカードを破壊する。

③の効果は自分エンドフェイズ時に

エクストラデッキから氷結界3種類を相手に見せなければ自身を破壊する自壊効果です。

氷結界の龍を3体封印しているのを意識している維持条件であり

エクストラデッキから龍が抜け出すと封印がなくなってしまうのでしょう。

この維持条件によりエクストラデッキに氷結界の龍3体を用意しておく必要があるのと同時に

シンクロ召喚を狙う場合はその分余計に採用しておく必要があるので

エクストラデッキの圧迫に影響を与える制約となっています。

実質的にエクストラデッキの枠が3枚減るものと考えた方がいいでしょう。

 

 

エクストラデッキの圧迫さえ許容できるのであれば

展開の通しやすさと除去の両方に貢献してくれる優秀なカードです。

相手が妨害効果を持つカードを構えていたとしても

このカードがあるから問題なく展開できる、という事も少なくありません。

 

ただ相手がエクストラデッキに依存しない場合、

②の効果を相手ターンに発動し辛くなります。

それでも完全に腐る事はありませんがそういった相手を意識するのであれば

相手ターンにエクストラデッキからカードを出す手段も用意しておいていいでしょう。

 

 

今回の新規、霊獣はレラがやたらプッシュされてますが

氷結界は伝道師を強くプッシュしていますね。

やっぱり龍を封印した張本人ですから

氷結界の中でも別格の威厳があります。

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