今回紹介するのは10月28日発売の
PHANTOM NIGHTMARE(ファントム・ナイトメア)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星8/水属性/サイバース族/攻2900/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合または墓地へ送られた場合、
自分の墓地か相手フィールド(表側表示)のモンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札を1枚選んで捨て、対象のモンスターを
永続罠カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手ターンに発動できる。
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカード1枚を特殊召喚する。
水属性サイバース族のレベル8シンクロモンスターです。
電脳世界においてピッチリとしたスーツを装着した人型のロボットが
右手からデータを吸い込みつつ左手でキューブを生成しています。
「エニグマ」とは謎や不可解な事柄を意味する言葉であり
電子世界に存在する謎のデータを集めて
その答えとなるデータを生成する役割を担っているのかもしれません。
場の相手モンスターか墓地の自分モンスターを永続罠扱いに
シンクロ素材に指定はなくチューナーとチューナー以外を
合計レベル8になるように並べる事でシンクロ召喚が可能です。
効果も少々特殊ながらも汎用性は高く様々なデッキでシンクロ召喚が狙えます。
①:このカードがS召喚した場合または墓地へ送られた場合、
自分の墓地か相手フィールド(表側表示)のモンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札を1枚選んで捨て、対象のモンスターを
永続罠カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
①の効果は1ターンに1度、シンクロ召喚するか墓地へ送られた場合に
自分の手札1枚を捨てつつ自分の墓地のカードか相手の場のカードを
永続罠扱いで持ち主の魔法罠ゾーンに置くというものです。
手札を1枚捨てる必要こそあるものの永続罠にするという形での除去が可能であり
ライトニング・ストームなどの発動を妨害したり
ペンデュラムゾーンを埋めてペンデュラム召喚を妨害したりができます。
またシンクロ召喚した場合だけでなく墓地へ送られた場合でも発動が可能なので
相手が不用意にこのカードを除去してしまうと自分モンスターが巻き添えをくらいます。
また除去だけでなく墓地の自分のモンスターを永続罠扱いで置く事が可能であり
V-HEROやセンチュリオンであれば特殊召喚が狙えるようになりますし
それ以外でもマジック・プランターなどのコストとして利用できます。
②:このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手ターンに発動できる。
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカード1枚を特殊召喚する。
②の効果はこのカードが永続罠になっている場合、お互いのターンに1度、
自分の場の魔法罠ゾーンの表側カード1枚を特殊召喚できるというものです。
基本的には①の効果で既に墓地にある同名カードを
永続罠として置く事で発動条件を満たしていく形となるでしょう。
永続罠になった自分自身を特殊召喚する事もできますし
このカードは永続罠として置いたままにしておいて
他の永続罠となったモンスターを展開する手段としても活用できます。
汎用のレベル8シンクロとして使う事もできますが
特に【センチュリオン】と相性のいいシンクロであり
永続罠として置いたセンチュリオンをあちらの効果ですぐさま展開に繋げられます。
レベル8シンクロを狙う場合の有力な選択肢の1つとなってくれるでしょう。
また①の効果はエクストラデッキから直接墓地へ落とす事でも発動が可能です。
特にドラグマ・パニッシュメントはフリーチェーンでこのカードを墓地へ送る事ができるので
①の効果をフリーチェーン除去の感覚で発動でき
攻撃力も2900あるのでドラグマ・パニッシュメントで破壊できるモンスターの範囲も広いです。
何かすごくテーマとして確立しそうな名前と見た目してるんですよね。
もしかして次当たり【エニグマスター】が
正式にテーマ化されるかもしれませんね。