遊戯王ゴーラッシュ７９話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
蒼月マニャブ
虚構の時空、クァイドール時空へと閉じ込められた一同。
元の世界に戻る為にはまず皆を元の姿に戻す必要があります。
これまでの状況から自身の間違いに気付けば元に戻れる事は分かっているので
各自で人々の間違いを正していく事にしました。
なおこの時に田崎さんも髭を指摘されて元の姿に戻った事が語られています。
なお遊飛は自分がこっそりダークネスカードを仕込まれていた事にも気付いていました。
そのせいでクァイドールのカルティオス計画が完成していたよで
クァイドール時空が発生したのはそのタイミングだとも推測しています。
遊歩も驚いてますが遊飛の頭がとても冴えていますね。
上城家の執事、アルフレッドがそれを理解して家具の姿に戻りました。
いやこれ戻ったといっていいんでしょうか？
ザ☆ルーグといいザイオンに家具にされた人達は大変ですね。
そんなこんなで各自手分けして人々の間違いをしていきます。
けん玉になっているシューバッハ、缶詰になっているマグト、
何か巨大化している須海、麺じゃなくてお面を持っている麺ジャブ郎など
まあおかしくなった人が出てくる出てくる。
そうやって地道に１人１人説得を続けていたら皆してくたくたになっています。
さすがに人手不足といった感じですね。
８８８万の同胞に頼ろうにもバリベルギャーは現在鳥のひなになっており役立たずです。
代案としてＭＩＫの人々に協力を頼み込む方向性となりました。
が、マナブとニャンデスターは協力を拒否。
この世界が偽物だとまったく信じようとせず
自分達に間違っている事は１つもないと主張します。
そう言っているマナブは猫耳を生やして猫の仕草をしていると明らかにおかしく
ニャンデスターも人間形態に戻っていながらも髭が残った状態です。
それでもマナブは自分は間違っていないとかたくなに主張しており
自分の事も「蒼月マニャブ」と呼んだりして完全に猫を受け入れています。
部下の刺股たちも刺股の代わりにマジックハンドを持っており
ユウディアス達を不審者扱いしてくすぐり地獄無期懲役の刑に処そうとします。
まったく聞く耳を持たないマナブ達に対して
遊歩は大人しく刑を受け入れるから最後にラッシュデュエルをさせてと懇願します。
ラッシュデュエルを通じて間違いを認識させる腹積もりです。
マナブもそれを了承して遊歩ＶＳマナブのラッシュデュエルが開始されました。
マキシマムモンスターサンドバッグ作戦
先攻はマナブ、ドロー。
いきなり火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックスをマキシマム召喚です。
更に装備魔法「ケミカライズ・ストラクチャーフォース」を装備させ
攻撃力をアップさせつつ効果破壊耐性を付与します。
効果で１０００のバーンダメージを与えつつマナブはこれでターンエンドです。
遊歩のターン、ドロー。
遊歩は２つの装備魔法「ヴァイラスケイル」と「ヴァイラスティンガー」を
ヴォルカライズ・フェニックスへ装備させます。
これによりヴォルカライズ・フェニックスの攻撃力は２０００ダウン、
更に効果は封じられ戦闘破壊耐性が付与された状態となります。
いっその事ヴォルカライズ・フェニックスをサンドバッグにしてしまおうという方針ですね。
マキシマムなので守備表示にもできません。
マナブはかつてマグトと戦った時に似たような戦術を取られた事を思い出しており
ちょっと洗脳が解けようとしています。
遊歩は更にアクセラレイタラスクを召喚して自分の場の装備魔法の数だけドローします。
そしてレッドブート・ブーストドラゴンをアドバンス召喚。
効果ダメージを与えつつ自己強化した上で更に装備魔法「ドラゴニック・セキュアーマー」で攻撃力を高めて
ヴォルカライズ・フェニックスを殴ります。
戦闘破壊耐性を付与しているので破壊されずサンドバッグ維持です。
遊歩はこれでターンエンド。
後ろ足で頭かいてた？前足で顔洗ってた？と猫の仕草を指摘されて
自分の間違いに気付きかけています。
ニャンデスターと一緒に猫草を食べようにも不味くて食べられず
自分が猫であるという自覚が段々崩れていこうとしています。
いや元から顔洗ってはいたんじゃないかな？
ですがそれでも我輩は猫である、名前はまだないと
かたくなに元に戻ろうとするのを拒否しています。
マナブのターン、ドロー。
サンドバッグにされてはかなわないとヴォルカライズ・フェニックスをリリース、
ヴォルカライズ・イフリートをアドバンス召喚します。
このカードは元々の攻撃力は０ながら
リリースしたモンスターのレベル×４００だけ自身の攻撃力を上げる事が可能であり
レベル１０のヴォルカライズ・フェニックスをリリースしたので攻撃力４０００に到達しています。
さらにクロマトグラファガスをアドバンス召喚して
装備魔法「ケミカライズ・バーニングハート」をクロマトグラファガスに装備。
これは元々の攻撃力を０にする代わりに
装備魔法を装備していない自分モンスターの攻撃力分だけ攻撃力をアップさせるというもので
実質的にイフリートの攻撃力をコピー、攻撃力４０００が２体並びました。
そのまま２体でレッドブートに攻撃を仕掛けますがセキュアーマーの効果により
１ターンに１度だけ戦闘破壊耐性を得ている為にライフを２００残してギリギリ耐えました。
マナブはこれでターンエンドです。
遊歩のターン、ドロー。
フリップ・ドラゴンとフラップ・ドラゴンを召喚。
フリップ・ドラゴンの効果でヴォルカライズ・イフリートを裏側守備表示にします。
これによりクロマトグラファガスは攻撃力を参照していたモンスターがいなくなり
攻撃力が０になってしまいます。
そしてフラップ・ドラゴンでイフリートを再び攻撃表示に戻します。
イフリートの攻撃力上昇はあくまでアドバンス召喚時に適用される効果、
一旦裏側守備になった事でその情報が参照されなくなり攻撃力が０になりました。
攻撃力０を２体用意した所でブルー・トゥース・バーストドラゴンをアドバンス召喚、
その効果で２体とも破壊して自身の攻撃力３１００にします。
そのまま直接攻撃をしかけてマナブのライフを０にしました。
遊歩の勝利です。
デュエルに負けたマナブは自分がおかしくなっていたことを自覚し、
フェイザーとトレモロを自分達で元に戻すと宣言します。
ニャンデスターも猫の姿に戻っており
部下の刺股たちもマジックハンドを捨て刺股をしっかり手にもっています。
ＭＩＫの説得はマナブ達がしてくれるという事で
皆を元に戻す為の人員の確保に成功しました。
というわけでマナブとニャンデスターを元に戻す事に成功しました。
今回の描写でマグト、麺ジャブ郎、須海、シューバッハ、石田と
それなりのキャラの説得に成功しています。
でもまだユウナやアサカ、ズウィージョウなど説得するべき人達は多そうですね。
そういえば前回テルが登場してましたけど説得できたんでしょうか？
次回予告 第８０話『高級宇宙家具屋セツリ』
希望に満ちた目をしていらっしゃる・・・
クァイドール時空において全宇宙８８８憶店舗という悲願を達成したザイオン、
それ故に彼はこの世界が虚構であるという事実を認めようとしないようです。
そんなザイオンを目覚めさせようと遊飛がデュエルを挑む構図ですね。
やはりというか現実に何かしらの不満がある人ほど
現実を認めたくなくて間違いに気付くのを拒否する模様です。
この様子だと家具にされたディノワやトレモロなども説得難しそうですね。