今回紹介するのは9月23日発売の
WORLD PREMIERE PACK 2023(ワールドプレミアパック2023)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/炎族/攻2300/LINK-2
【リンクマーカー:上/下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
レベルが異なる「GP」モンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
自分のLPが相手より少ない場合、さらにそのモンスターの
前・後・隣のゾーン(モンスターゾーン・魔法&罠ゾーン)のカードを全て破壊できる。
②:このカードの①の効果を発動したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードをEXデッキに戻し、自分のデッキ・墓地から「GP-Nヘッド」1体を特殊召喚する。
【ゴールド・プライド】に属する闇属性炎族のLINK-2リンクモンスターです。
GP-Nヘッドの進化形にあたります。
ビフォー
↓
アフター
GP-Nヘッドが搭乗していたマシンの砲塔から彼自身が発射されています。
炎で出来た人の上半身といった感じの姿でありこれが彼の本来の姿なのでしょう。
彼にとってはマシンすらただの枷なのかもしれません。
また右下にはキャプテン・キャリーの飛空艇の残骸が確認できます。
彼がこの飛空艇を破壊したという事でしょうね。
モンスターとその上下左右のカードを破壊
レベルが異なる「GP」モンスター2体
リンク素材にはレベルが違うゴールド・プライド2体を指定しています。
メインデッキのモンスターでは
レベル3のGP-リオンとGP-キャプテン・キャリーのみの組み合わせのみが不可で
それ以外であればリンク召喚が可能です。
リオンでGP-RBかGP-Nヘッドを蘇生してリンク召喚に繋げるのが手っ取り早いでしょう。
また効果を使い終わったGP-スターリオンを素材にする手もあります。
リンクマーカーは上下にあります。
EXモンスターゾーン向けの配置ですが【ゴールド・プライド】において
このカードの他にリンクモンスターを並べるような場面は少ないでしょう。
①:相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
①の効果は1ターンに1度、相手モンスターを破壊できます。
進化前のNヘッドが相手の場に爆弾を置いて破壊する形でしたが
こちらは相手を直接破壊できるようになっています。
前・後・隣のゾーン(モンスターゾーン・魔法&罠ゾーン)のカードを全て破壊できる。
また「自分のライフ<相手のライフ」の状態で発動した場合は
破壊したモンスターを中心に十字状に位置するカードを破壊する事も可能です。
相手がモンスターを並べていればまとめて破壊が狙えます。
進化前のNヘッドの破壊と合わせるとどちらかを意識するともう片方が刺さるような範囲であり
相手にどうやってカードを配置するか嫌な2択を迫る事ができます。
このカードをEXデッキに戻し、自分のデッキ・墓地から「GP-Nヘッド」1体を特殊召喚する。
②の効果は①の効果を発動したターンのエンドフェイズニ
自身をエクストラデッキに戻して
デッキや墓地からGP-Nヘッドを特殊召喚する強制効果です。
エクストラデッキのゴールド・プライドが共通で持つ仕様であり
本来であれば進化前に戻ってしまうデメリットと言える効果ですが
このカードは場に維持する意味があまりなく、
その一方でNヘッドは相手ターンに除去を行えるカードなので
むしろ後退するメリットが高くなっています。
出しやすく展開の要になるGP-チャリオット・キャリー号、
主力のアタッカーとなるGP-スター・リオン、
強力な除去性能を持つGP-PBと他のエクストラデッキのゴールド・プライドと比べると
やや使いづらさのあるカードです。
ですがこのカードと後続で出てくるGP-Nヘッドの除去は
状況次第ではモンスターと魔法罠両方を一気に除去する事が可能であり
刺さる場面ではとことん刺さる性能をしているのも確かです。
何より相手としては下手な配置をするこのカードでまとめて除去されかねないので
こちらが出さずとも相手はこのカードを警戒しなければいけない厄介さを持っています。
ある意味ではカードプールに存在するだけで仕事してくれるカードの1つです。
この状態でも腕組んで笑顔なあたり
豪快な性格が感じられますね。
とことんレース楽しんでそうです。