今回紹介するのは9月30日発売の
ストラクチャーデッキ 究極の青眼伝説よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
自分フィールドに表側表示モンスター(レベル8以上/ドラゴン族)がいる場合、
このカードは手札から自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚できる。
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードのカード名は「青眼の白龍」になり、
自分が「青眼の究極竜」をフュージョン召喚する場合、
表側表示のこのカードは2体分の素材にできる。
光属性ドラゴン族のレベル8モンスターです。
ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンがホログラムによって映し出されています。
ビジョンとは幻や幻影を表す言葉ですが
このカードにおけるカード名の由来の大元は
遊戯王シリーズにおいてお馴染みとなった
カードを実際に投影する技術である「ソリッドビジョン」からでしょう。
2体分のフュージョン素材に
このカードは手札から自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚できる。
最上級モンスターですが
自分の場にレベル8以上のドラゴン族がいれば守備表示で特殊召喚が可能です。
実はメインデッキに入るレベル8のドラゴン族というのは現在数が少なく
レジェンドカードである青眼の白龍以外には
一緒に収録される青眼の煌龍と背番号99 球児皇龍ホームグランドラぐらいしかいません。
基本的に青眼の白龍を主軸とするデッキで出す形となるでしょう。
また守備表示で特殊召喚されるのアタッカーとしては使い辛い点に注意です。
【効果】このターン、このカードのカード名は「青眼の白龍」になり、
自分が「青眼の究極竜」をフュージョン召喚する場合、
表側表示のこのカードは2体分の素材にできる。
その効果は1ターンに1度、デッキトップのカードを墓地へ送る事で
そのターンの間カード名を「青眼の白龍」として扱いつつ
青眼の究極竜をフュージョン召喚する場合には2体分の素材になれるというものです。
フュージョンを確保している状態で青眼の白龍と一緒に並べる事ができれば
そのまま青眼の究極竜のフュージョン召喚へと繋げられます。
フュージョン召喚へ繋げられない場合でも名前を変更できる点は
滅びの爆裂疾風弾の発動条件を満たす場合にも役立てます。
基本的には青眼の究極竜のフュージョン召喚をサポートするカードといった感じであり
本来3体の青眼の白龍を場に並べる必要がある青眼の究極竜の召喚難易度を
大幅に引き下げてくれる存在です。
仮にフュージョン召喚に繋げられない場合でも守備力2000の壁にはなりますし
最低限普通にアドバンス召喚して2500打点のアタッカーとしても機能するので
完全に腐るという事は少ないカードです。
OCGには「アドバンス召喚の際に2体分のリリース要員になれる」
といった類のモンスターはいたものの
融合素材やエクシーズ素材などで2体分の素材になれるカードはありませんでした。
特に2体分のエクシーズ素材になれるモンスターはアニメで大量に登場したにも関わらず
OCG化された際には例外なくその効果は没収、改変されており半ばタブー扱いでした。
そんな中でラッシュデュエルに登場した2体分のフュージョン素材になれるこのカードは
OCGで出来なかった事を率先して行うチャレンジ精神が感じられますね。
ちなみにOCGの方にはブルーアイズ・ソリッド・ドラゴンというモンスターがおり
このカードと合わせてソリッドビジョンの名を冠する形となります。
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