今回紹介するのは9月9日発売の
ストラクチャーデッキR-炎王の急襲-よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星8/炎属性/獣族/攻2400/守 200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールド(表側表示)の炎属性モンスター1体を破壊し、
このカードを特殊召喚する。
②:このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「炎王神獣 キリン」以外の「炎王」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、フィールドのカード1枚を破壊できる。
炎王獣 キリンの進化形となる炎属性獣族のレベル8モンスターです。
ビフォー
↓
アフター
全体的に装飾が豪華になっている他、
ペガサスを思わせる翼も新たに生えています。
まさに正統進化といった感じの姿ですね。
フリーチェーンで炎属性破壊しつつ特殊召喚
①:このカードが手札に存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールド(表側表示)の炎属性モンスター1体を破壊し、
このカードを特殊召喚する。
①の効果はお互いのメインフェイズに1度、
自分の場や自身以外の手札の炎属性を破壊する事で
自身を手札から特殊召喚できる自己展開効果です。
実質的に炎属性の手札コスト1枚で特殊召喚可能であり
かつ炎王を初めとする破壊されて効果を発動するカードのトリガーとして機能します。
何よりもフリーチェーンでこれを行えるというのがポイントで
炎属性の破壊された時の効果をフリーチェーンで発動する事が可能です。
②:このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「炎王神獣 キリン」以外の「炎王」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、フィールドのカード1枚を破壊できる。
②の効果は1ターンに1度、破壊されて墓地へ送られた場合に
手札や墓地から同名カード以外の炎王1体を特殊召喚した後に
場のカード1枚を破壊できるというものです。
蘇生と除去を同時に兼ねるアドバンテージ確保能力の高い効果であり
かつ除去効果は対象に取らないものになっています。
発動条件もこのカードが何かしらの手段で破壊されればいいと
【炎王】であれば条件を満たすのは容易でかつ戦闘破壊でもOKです。
また特殊召喚効果の後に破壊効果が発生するという処理の関係で
奈落の落とし穴をはじめとする一部の召喚反応罠は
タイミングを逃す事ができます。
「手札からフリーチェーンで他の炎属性を破壊しつつ展開できる」
というのが何よりもポイントのカードです。
これによりこのカードともう1枚炎属性が手札にあれば
相手の先行1ターン目から行動が可能となります。
特に火舞太刀は破壊される事で相手モンスターを破壊できるので
このカードと火舞太刀の2枚が手札にあれば
相手の先行1ターン目から展開を妨害する事も可能です。
単純に炎王神獣 ガルドニクスなどを破壊して自分も展開を行っていってもいいでしょう。
なお手札に聖炎王 ガルドニクスがいればそっちもついでに展開できます。
②の効果も優秀でこのカードを破壊する手段が
そのまま除去と蘇生を兼ねる手段となります。
相手ターン中に聖炎王 ガルドニクスを特殊召喚できた場合などには
積極的にこのカードを破壊していっていいでしょう。
真炎の爆発に対応するレベル8モンスターの1体です。
ランク8のエクシーズ素材としてもありがたいですね。
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