今回紹介するのは8月26日発売の
デッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズよりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/機械族/攻3500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
その後、相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊できる。
②:攻撃力2000以下の自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地からSモンスター以外の「センチュリオン」モンスター1体を
永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
【センチュリオン】に属する光属性機械族のレベル12シンクロモンスターです。
女性的なフォルムを持つ銀色の騎士型ロボットです。
恐らくは重騎士プリメラと重騎兵エメトⅥが合体した姿だと思われます。
1人と1機の心が1つになる事で合体が可能となるのでしょう。
カード名は古代ローマにおいて軍団長や司令官を意味する「レガトゥス」からでしょうか。
騎士たるもの、ドローを行いつつ攻撃力の高いモンスターを破壊するべし!
シンクロ素材に得意に指定はなく
合計レベルが12になるようにチューナーとチューナー以外を並べる事でシンクロ召喚が可能です。
【センチュリオン】にとってレベル12シンクロはとても容易であり
重騎士プリメラを召喚してスタンドアップ・センチュリオンをサーチ、
あちらの効果で従騎士トゥルーデアをデッキから永続罠にして特殊召喚する事で
再び従騎士トゥルーデアが永続罠になりつつ重騎兵エメトⅥがデッキから永続罠となるので
あとは重騎兵エメトⅥを特殊召喚すれば合計レベル12になるので
実質的に重騎士プリメラと手札コスト1枚でシンクロ召喚が可能です。
なおプリメラの代わりにトゥルーデアやスタンドアップ・センチュリオンがあった場合でも
ちょっとルートを変えればいけます。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
その後、相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊できる。
①の効果は1ターンに1度、特殊召喚した場合に1枚ドローしつつ
相手の攻撃力が一番高いモンスターを破壊できるというものです。
ドローとモンスター除去を同時に行えるというアドバンテージ面で優れた効果であり
除去するモンスターこそ選べないものの対象に取らない破壊であり
相手ターンに特殊召喚する事でフリーチェーン除去としても機能します。
②の効果は攻撃力2000以下のモンスターに戦闘破壊耐性を付与するというものです。
このカード以外のセンチュリオンはいずれも攻撃力2000以下であり
この効果によって戦闘から守る事が可能です。
また騎士魔防陣でこのカードを蘇生した場合、攻撃力が1500下がる為に
この場合、自身にも戦闘破壊耐性を付与する事が可能となります。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地からSモンスター以外の「センチュリオン」モンスター1体を
永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
③の効果はお互いのエンドフェイズ時に1度、
手札や墓地からシンクロ以外のセンチュリオン1体を
永続罠扱いで魔法罠ゾーンに置くというものです。
各種センチュリオンは永続罠状態の時フリーチェーンで特殊召喚でき
実質的な蘇生効果と言えます。
他のサーチに繋げられる重騎士プリメラが有力な候補となってくるでしょう。
騎士たるもの、3つの効果でアドバンテージを取るべし!
ドロー、モンスター除去、墓地のセンチュリオンのセットと
3つの効果でアドバンテージを稼ぐ事が出来る優秀なカードです。
その上で前述の通りに【センチュリオン】においてとても出しやすく
積極的にシンクロ召喚が狙っていけます。
また①の効果はシンクロ召喚時ではなく特殊召喚時に発動なので
このカードを特殊召喚する手段がそのままドローと除去を行う手段と化します。
騎士魔防陣を初めとするフリーチェーンの蘇生手段との相性がとても高いです。
シンクロ素材に指定はなく①と②の効果は汎用的に使えるものなので
【センチュリオン】以外でもレベル12シンクロの選択肢として活用できます。
機械族かつ相手ターンにシンクロ召喚する価値が高いカードなので
【クリストロン】においても有用なカードとなっています。
とはいえセンチュリオン自体がレベル12シンクロが得意なテーマであり
③の効果も活かせる事を考えると他のデッキで活用する場合にも
センチュリオンを混ぜる事をオススメします。
攻撃力の最も高い相手を打ち倒し
攻撃力の低い仲間を守るという
「弱気を助け強気をくじく」を体現した騎士道精神あふれるカードです。