今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
カード説明
永続魔法
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの「TG」モンスターは機械族になる。
②:自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「TG」モンスター1体を召喚できる。
③:自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「TG」モンスター1体を破壊し、
そのモンスターとはカード名が異なる
「TG」モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える。
【テックジーナス】用の永続魔法です。
遊戯王5D’sでよく見た事あるテックジーナスのシンクロ召喚構図において
TG スター・ガーディアンがシンクロ召喚をしようとしています。
カード名の「オールクリア」もテックジーナスの召喚口上において
アンチノミーが毎回用いる決まり文句の1つです。
意味的には「OK」や「問題なし」といった感じであり
必要な工程を問題なく終えてシンクロ召喚しますよって言っている感じです。
①の効果は場のテックジーナスを機械族にする種族変更効果です。
アニメのテックジーナスは機械族としても扱う共通効果がありましたが
それを再現したような効果となっています。
ただアニメと違って種族を丸ごと変更するので元の種族としては扱わず
機械族サポートを発動した際の攻撃力守備力を半分にするデメリットもありません。
TG-ロケット・サラマンダーやTG-ブレイクリミッター、TG-クローズなどが持つ
「場に機械族のTGがいる場合に発動出来る効果」の条件を満たせる他、
TG サイバー・マジシャンなどの攻撃力の低いテックジーナスに対して
機械複製術をはじめとする機械族サポートを発動する事が可能になります。
②の効果は自分メインフェイズに
テックジーナスを追加で召喚できるという召喚権追加です。
単純に展開力の補強に繋がる効果であり
特に召喚時に効果を発動出来るTG スクリュー・サーペントを召喚出来るメリットは大きいです。
③:自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「TG」モンスター1体を破壊し、
そのモンスターとはカード名が異なる
「TG」モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える。
③の効果は1ターンに1度、
手札やフィールドのテックジーナス1体を破壊する事で
それとは別のテックジーナス1体をデッキや墓地から手札に加えられるというものです。
実質的な手札交換効果であり手札のTGを墓地へ送りつつのサーチができる他、
TG ワーウルフなど場で破壊された時に効果を発動出来るTGを破壊して
そちらの効果でサーチをする事も可能です。
今回のTG新規には場に機械族TGがいる事を要求するカードがいくつかあり
それらの効果のサポートとして機能させつつ
②の効果で展開力強化、③の効果で手札交換と何かと便利なカードです。
特にTG ロケット・サラマンダーは蘇生対象となるTGを墓地へ送りつつ
蘇生効果の発動条件も満たせるので何かと相性がいいです。
自分は5D’sではアンチノミーが一番好きで
テックジーナスのシンクロ召喚シーンも印象に残っています。
このカードのイラストは感慨深いですね。
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