今回紹介するのは8月11日発売の轟炎のフェニックスよりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
墓地にあるこのカードのカード名は「ブラック・ホール」になる。
【条件】手札のモンスター(闇属性/ギャラクシー族)3体を墓地へ送るか、
自分フィールドの表側表示のフュージョンモンスター(闇属性/ギャラクシー族)がいる場合に発動できる。
【効果】お互いのフィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、自分の墓地のモンスター(ギャラクシー族)1体を選んで手札に加える事ができる。
ギャラクシー族用の通常魔法です。
宇宙施設の内部らしき一室にブラック・ホールを閉じ込めたエネルギー炉のようなものが見えます。
全体的な部屋の色合いがヴォイドヴェルグ・プロトスターに似ている事から
あちらの内部を映し出したイラストなのかもしれません。
モンスター全て破壊して墓地からギャラクシー族回収
まず効果外テキストとして
墓地にある間はカード名をブラック・ホールとして扱います。
これによりヴォイドヴェルグ・アポカリプスで墓地からこのカードを回収したり
ヴォイドヴェルグ・プロトスターの追加効果の条件を満たせた利します。
自分フィールドの表側表示のフュージョンモンスター(闇属性/ギャラクシー族)がいる場合に発動できる。
【効果】お互いのフィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、自分の墓地のモンスター(ギャラクシー族)1体を選んで手札に加える事ができる。
その効果は手札から闇属性ギャラクシー族3体を墓地へ送るか、
自分の場に闇属性ギャラクシー族のフュージョンモンスターがいる場合に
お互いの場のモンスターを全て破壊しつつ
墓地からギャラクシー族1体を手札に回収するというものです。
言うなれば条件や手札コストがついた代わりに
墓地からモンスターを回収できるようになったブラック・ホールです。
特にヴォイドヴェルグ・アポカリプスとの相性が抜群によく
墓地からこのカードを回収しつつこのカードの発動条件を満たせ、
さらにアポカリプス自身は破壊耐性が付与できるので一方的に相手モンスターだけを破壊できます。
墓地からモンスターを回収できる分、この使い方ができるのであれば
レジェンドカードであるブラック・ホールよりもアドバンテージ面で上回ります。
逆にそれ以外の状況であれば自分のフュージョンモンスターを巻き込むか
手札コストを3枚消費する必要がありますが
それでも効果が強力なのは間違いなく、1枚分のコストは墓地から回収できるので
特にマキシマムを破壊できるような状況であれば発動する価値はあるでしょう。
ヴォイドヴェルグ・アポカリプスやヴォイドヴェルグ・プロトスターは
墓地にブラック・ホールさえあれば強力なフュージョンモンスターとして機能しますが
実際にレジェンドカードであるブラック・ホールを都合よく墓地へ送るのは難しく
十全に効果を発揮させる事が上手くいかないカードでもありました。
ですがこのカードの登場により実質的にブラック・ホール4枚体制が実現できるようになり
最大限に効果を発揮できる機会が格段に増えたと言えるでしょう。
2体のレジェンドカードをより扱いやすくできる点こそがこのカード最大の強みとも言えます。
ブラック・ホールってレジェンドカードの中でも強力な部類でしたが
実質的にさらに強化されましたね。
もっと他のレジェンドカードも救済していいのよ。