今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/闇属性/悪魔族/攻2900/守2900
レベル12モンスター×2
このカードは相手がEXデッキから2体以上のモンスターを特殊召喚したターン及びその次のターンに、
自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
①:X召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに攻撃力3000以上のモンスターの効果を発動できない。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
フィールドのモンスター1体を手札に戻す。
闇属性悪魔族のランク12エクシーズモンスターです。
黒と紫のボディを持つロボットです。
人型に近い姿をしていますが足が独特の形状をしておりまた手の爪も大きく曲がっていると
中々に特異な形状をしています。
天霆號アーゼウスとは全体的な雰囲気がよく似ています。
あちらの同型機やライバル機的な位置づけなのかもしれません。
「ティフォン」とは古代ギリシア神話に登場する神とも怪物とも言われる巨人です。
神の王ゼウスに匹敵する力を持ちそのゼウスを破った唯一の存在と言われています。
アーゼウスを倒す為に生み出された機体という事なのでしょう。
攻撃力3000以上は効果発動禁止
このカードは相手がEXデッキから2体以上のモンスターを特殊召喚したターン及びその次のターンに、
自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
エクシーズ素材はレベル12モンスター2体ですが
それとは別に相手がエクストラデッキから2体以上モンスターを特殊召喚していれば
そのターンかその次のターンに自分の場の攻撃力が一番高いモンスターの上に重ねる形で
エクシーズ召喚する事も可能です。
こちらの方法の場合、それ以上モンスターを召喚や特殊召喚できなくなるので
あらかじめ展開した上で残しておきたいモンスターとは別の
攻撃力の高いモンスターを別途用意しておく必要が出てきます。
開き直って下級モンスターを1体だけ出してそれに重ねてしまうのも1つの手です。
お互いに攻撃力3000以上のモンスターの効果を発動できない。
①の効果はエクシーズ召喚しているこのカードが場に出ている間、
お互いに攻撃力3000以上のモンスター効果を発動できなくするというものです。
明らかに天霆號アーゼウスの対抗を意識しているような効果ですね。
これにより大型モンスター全般の効果を封じる事ができますが
このカードの攻撃力守備力は2900であり戦闘破壊されてしまう危険性が残っています。
フィールドのモンスター1体を手札に戻す。
②の効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除く事で
場のモンスター1体を手札に戻せるというものです。
対象に取らないバウンスという優秀な除去手段であり
攻撃力3000以上のモンスターに対しては①の効果によりチェーンで何か発動する事も許しません。
まさに天霆號アーゼウスのカウンターといった感じのカードであり
天霆號アーゼウスを特殊召喚する為にエクシーズの上に重ねる行為そのものが
そのままこのカードを出す条件を満たす形となります。
そして実質的に好きなモンスターの上に重ねて出す事ができる上に
一度場に出てしまえばもうアーゼウスの効果は①の効果によって発動する事ができず
②の効果でバウンスしてしまえます。
それを防ぐにはこちらが何かしらモンスターを出した時点でアーゼウスの効果を使う必要がありますが
それはそれでアーゼウスの妨害を大幅に抑制できた結果に繋がるでしょう。
このように「後出しでアーゼウスを対処する」といううのに特化した性能をしています。
勿論アーゼウスに限らず連続シンクロや連続リンクを行うデッキであれば
このカードの特殊召喚条件を満たしやすいです。
特に狙い目となるのはフルール・ド・バロネスあたりの妨害効果持ちであり
モンスター1枚で対処する手段の1つとして機能してくれます。
相手ターンに出す事が出来れば
それ以降モンスターを展開できなくなる制約もスルーできます。
特にフル・アーマード・エクシーズの場合、
このカードの攻撃力をカバーできる点でも相性がいいです。
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