今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/戦士族/攻 0/守4000
【Pスケール:青0/赤0】
①:自分か相手のモンスターが破壊された場合に発動する(同一チェーン上では1度まで)。
このカードにカウンターを3つ置く。
②:このカードのPスケールはこのカードのカウンターの数だけ上がる。
③:このカードのカウンターを12個取り除いて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できず、このカードのP効果でのみ特殊召喚できる。
自分は「ヴェーダ=ウパニシャッド」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:1ターンに1度、相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した場合、
自分の手札・フィールド・墓地からカード12枚を裏側で除外して発動できる。
このターンのエンドフェイズになる。
②:自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードを手札に戻す。
その後、自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「ヴェーダ」モンスター1体を特殊召喚できる。
ヴェーダ=カーランタの進化形となる闇属性戦士族のレベル12ペンデュラムモンスターです。
ビフォー
↓
アフター
全体的な姿はそこまで変わっていないものの剣を持たなくなっており
鎧や背中のパーツがより立派なものへと変化しています。
「ウパシャッド」とはサンスクリット語で「傍らに座る」を意味し
ヒンドゥー教やバラモン教における聖典「ヴェーダ」における
様々な思想や哲学体系が纏められた奥義書的な存在です。
4回破壊を行う事で特殊召喚
①:自分か相手のモンスターが破壊された場合に発動する(同一チェーン上では1度まで)。
このカードにカウンターを3つ置く。
②:このカードのPスケールはこのカードのカウンターの数だけ上がる。
ペンデュラム効果の①と②は同一チェーン上で1度、
モンスターが破壊された場合にカウンターを3つ置き、
カウンターの数だけ自身のペンデュラムスケールを上げるというものです。
破壊されるモンスターは自分と相手、どちらでもよい為に条件は満たしやすく
2回モンスターが破壊されればレベル5までの、
3回目でレベル8までの、4回目でレベル11までのペンデュラム召喚が可能です。
その一方でカウンターが置かれるのは強制効果であり
スケール0として活用するのは難しくなっています。
このカードを特殊召喚する。
このカードは通常召喚できず、このカードのP効果でのみ特殊召喚できる。
自分は「ヴェーダ=ウパニシャッド」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
ペンデュラム効果の③は自身のカウンターを12個取り除く事で
ペンデュラムゾーンから特殊召喚できるというものです。
このカードはこのペンデュラム効果でのみ特殊召喚ができるようになっており
①のペンデュラム効果を4回発動する事でカウンターが12個に到達するので実質的な召喚条件は
「このカードをPゾーンに置いた上で合計4回モンスターを破壊する」になります。
特に1ターンで発動を狙う場合は相手モンスターの破壊だけでは条件を満たすのは難しいので
自分のモンスターも積極的に破壊する事でカウンターを溜めていくのがいいでしょう。
自分の手札・フィールド・墓地からカード12枚を裏側で除外して発動できる。
このターンのエンドフェイズになる。
モンスター効果の①は1ターンに1度、
相手がエクストラデッキからモンスターを特殊召喚した場合に
自分の場や手札、墓地からカードを合計12枚裏側で除外する事で
強制的にエンドフェイズにするというものです。
墓地コストだけでも発動は可能ですがそれでも12枚という数は膨大で
発動を狙うには積極的に墓地を肥やす必要があります。
その上で相手がエクストラデッキからモンスターを特殊召喚してくれなければいけませんが
効果は無理矢理ターンを終わらせるという強力なものであり
エクストラデッキに依存する相手であればそのターンろくに動けなくなるでしょう。
守備力が4000もあるので戦闘破壊も困難です。
このカードを手札に戻す。
その後、自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「ヴェーダ」モンスター1体を特殊召喚できる。
②の効果は自分のスタンバイフェイズ時に自身を手札に戻し
そののちに手札、デッキ、墓地、除外ゾーンのいずれかから
ヴェーダと名の付くモンスターを特殊召喚できるというものです。
現在特殊召喚可能なカードはヴェーダ=カーランタのみであり実質的な専用サポートです。
強制効果であり実質的に1ターンしか維持する事ができませんが
後続には繋げられるのは一定のフォローにはなります。
スケール要員として使うのは色々と不安定なので
基本的には自分のモンスターを積極的に破壊するデッキにおいて
壁兼妨害手段として出していく使い方となるでしょう。
【マナドゥム】の他、【破械】や【炎王】、恐竜族デッキなどであれば
このカードの特殊召喚条件となる合計4回の破壊は充分に狙えるでしょう。
勿論、相手モンスターの破壊でもカウンターを乗せられるので
効果破壊による除去や戦闘破壊を積極的に行う事でより特殊召喚しやすくなります。
次のスタンバイフェイズには手札に戻ってしまいますが
毎ターン破壊しまくって特殊召喚するつもりで活用していきたい所です。
相手は選ぶものの刺さる相手にはとことん刺さる系のカードではあります。
いかにもヴィサス関連のストーリーにおけるラスボス的な雰囲気を出していますが
果たして彼はどのような目的をもってヴィサスと敵対しているのでしょうか。
ヴィサスが新しい世壊を作ろうとしているのに対して
それを妨害しようとしているのかもしれません。
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