遊戯王ゴーラッシュ６４話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
おれはしょうきにもどった
宇宙人は招かれざる客だという事で宇宙人排除の為にＭＩＫを設立したフェイザー。
地球人である事を誇らしいと主張するフェイザーですが
今の姿は地球人とはかけ離れた竜の姿。
更に正気を失っているようでデュエルそっちのけで
ユウディアスに対して正真正銘のダイレクトアタックを行っています。
その姿を牢屋で見ていたトレモロは絶望した表情をしながらも
一緒にいるスカイにある頼みごとをします。
その頼みを聞いてスカイがフェイザーに対して白い布をかぶせると
暴走していたフェイザーが落ち着きを取り戻しました。
トレモロが言うには竜宮兄弟にはどうやら宇宙ドラゴンの血が混じっているようで
恐らくは地球人と宇宙ドラゴンのハーフという事なのでしょう。
どうやって子供産んだんでしょうね。
そして以前マナブが盗み出していた白い布ですが
どうやら竜の姿になった状態のを正気に戻す作用があるようです。
そもそもフェイザー自身、自分がドラゴンの血を引いてるなんて気付いていないでしょうし
それが何かを気付かれない為にトレモロがこっそり金庫にしまっておいたんでしょう。
いつの間にマナブから回収していたのかは知りませんが予備があったのかもしれません。
そしてフェイザーが竜の姿になってもユウディアスは戦士としてデュエルを続けます。
ユウディアスのターン、ドロー。
トランザム・クライネからトランザム・ライナックを出し
そこからトランザウ・ライナック・オーバーライトをアドバンス召喚。
効果で攻撃力を上げた上でアビス・クラーケンのレベルを３下げて
「トランザム・ウォークライ」によってアビス・クラーケンの攻撃力を下げます。
そうして攻撃力が上回った所で攻撃をしかけて戦闘破壊、
見事にマキシマムモンスターの戦闘破壊に繋げました。
ユウディアスはターンエンドです。
落ち着きを取り戻した後に、フェイザーは竜の姿から竜と人の中間のような姿へと変身します。
竜形態、人形態、そして竜人形態の３形態がフェイザーにはあるようですね。
自分が純粋な地球人ではない事を知ってショックを受けているであろうフェイザーですが
それでも彼もまたデュエルを続ける意思を持ちます。
竜宮家はこの町が六葉町と名付けられるはるか前からこの地に存在しており
そこである秘密を受け継いでいたとの事、
その秘密故にこの町には宇宙人がよくやってくるようで
幼いトレモロにはそれが恐怖となっていました。
そんなトレモロを守ると宣言したフェイザーですが
しかしトレモロはある日、フェイザーが竜の姿となって機織りをしているのを見てしまったのです。
そこで自分達に竜の血が流れていると知ったトレモロですが
フェイザーはその時のことを一切覚えていませんでした。
そこからトレモロはその秘密を兄に伝えず守り通そうとしたのでしょう。
でも竜になるのはともかくなんで機織りしてたんでしょうね。
カードは仕込んだ
フェイザーのターン、ドロー。
魔法「アビス・ヴォルテクス」で墓地からアビス・ポセイドラのパーツ３枚を回収し
そのままマキシマム召喚を行います。
それに対してユウディアスは罠「トランザム・クライシス」でオーバーライトに耐性を付与し
さらに守備表示にして守りを図るものの
魔法「アビス・フラッシュ」によって攻撃表示にされてしまい、
そこを攻撃されてユウディアスのライフが残り５００となってしまいます。
フェイザーはこれでターンエンド。
ユウディアスのターン、ドロー。
超魔軌道マグナム・オーバーロードをマキシマム召喚します。
しかしフェイザーはアドバンス・インパクトこそ恐れていたものの
マグナム・オーバーロードそのものは想定の範囲内だったようで
罠「アビス・フォーム」によってアビス・ポセイドラの攻撃力を上げ
さらに自分のカードに効果破壊耐性を付与します。
マグナム・オーバーロードでは突破が不可能となる絶望するユウディアスですが
それでも信じるように見守るズウィージョウの姿があります。
大切なものを見失うなというアドバイスをしたズウィージョウ、
しかし大切な仲間達である遊飛や遊歩達を失ってしまったのは自分がふがいないせいだと、
自分と出会ってしまったせいだと自身を悔いるユウディアス。
それでもこんな時だからこそ仲間達を信じなければいけないとズウィージョウは言います。
ユウディアスはマグナム・オーバーロードをデッキに戻して３枚ドローします。
そうして引いたカードの１枚目は・・・なんとカード化されてネコになったカード。
何故デッキに入っているのか驚愕するユウディアスですが
実はダマムーがユウディアスに憑りつく時にこっそりデッキに仕込んでおいたのです。
そうマキシマムカードとは元はカードになった人から作られたもの。
遊我は六葉町で行方不明になっていた人が多い事からそれに気付き、
遊歩はフェイザーの「材料はまだある」という発言からそれに気付き、
遊飛はトレモロがカードを恋人のように扱っていた事からそれに気付きました。
その理屈だとトレモロの恋人は３人いる事になりますね。
王道家の力を借りた新たなマキシマム
ともかくカードになった遊飛、遊歩、そして遊我はマキシマムの姿へと変化します。
カードになっても一緒になって戦えるとやる気十分な王道一族。
星の数だけ道はあり！全ては銀河の頂へと通ず！
いざ、王の道を行け！マキシマム召喚！
超銀河王ロード・オブ・ギャラクティカ！！
新たなるマキシマムモンスター、超銀河王ロード・オブ・ギャラクティカをマキシマム召喚です。
その効果の１つは相手の場のモンスター１体のレベルと同じになるように手札から通常モンスターを捨て
地震の攻撃力を相手モンスターの攻撃力分だけアップさせるというもの、
これによりアビス・ポセイドラの攻撃力５０００を自身に加えます。
しかしフェイザーは罠「バイオレンス・アビス」を発動、
自分が受ける戦闘ダメージを相手に押し付けた上で攻撃を強要させます。
それに対してロード・オブ・ギャラクティカのもう１つの効果を発動、
自身の攻撃力を４０００下げて相手の場のカードを４枚まで破壊します。
アビス・フォームによってカードの破壊こそできなかったものの
攻撃力がアビス・ポセイドラと同じになった事で戦闘ダメージを受ける心配がなくなりました。
そしてそのまま攻撃を仕掛けてアビス・ポセイドラと相打ちになります。
すかさずユウディアスは罠「トランザム・ライジング」を発動、
トランザム・ライナックを特殊召喚します。
しかしフェイザーもまた罠「ネイキッド・アビス」を発動、
こちらはアビスレイヤー・リヴァイアナイトを特殊召喚します。
トランザム・ライナックの攻撃力は１６００なのに対して
リヴァイアナイトは攻撃力２５００、更に自身の効果で
墓地のレベル１０海竜族の数×５００だけ強化され４０００に到達しています。
ですがトランザム・ライジングの効果で墓地のトランザム・ライオンハートをライナックに装備、
攻撃力４００に加えて墓地のレベル７のモンスターの合計レベル×１００だけライナックを強化し
その数値は５０００にまで到達します。
そうして攻撃力が上回ったライナックでリヴァイアナイトを攻撃して戦闘破壊、
見事にフェイザーのライフを０にしました。ユウディアスの勝利です。
フェイザーが敗北した事でカード化された人達は元の姿に戻ります。
フェイザーが約束を守ったという事なのでしょう。
仲間と再会した事でその喜びを分かち合うユウディアス。
そして憑き物が取れたかのように皆に謝罪をするフェイザー。
すると何やら皆の体が光り輝いています。
どうやらそれは六葉町の山に眠る宇宙ドラゴンの化石「ゴラドニウム」が原因のようでした。
竜宮家は代々このゴラドニウムを守っていたようで
宇宙人たちはこのゴラドニウムに引き寄せられて六葉町にやってきていたとの事。
フェイザーは既に宇宙人に対する恨みは消え失せているようで
今は自分に流れている宇宙ドラゴンの力が誇らしいとまで言っています。
そして復活した仲間達の姿の中に遊我の姿はありませんでした。
いってしまったと理解してる女感を出すユウナ。
元の時代に変える方法を探すのかもしれませんね。
それでもまたどこかで会えると信じている様子です。
和気あいあいとしてる所で宇宙ドラゴンはドラゴンバスターの大好物だから気をつけろというズウィージョウ。
ドラゴンバスターであるシューバッハにとってもようやく見つけた食料は死活問題なのですが
フェイザーが残したウロコでも食いつないでいけるようでこれで我慢すると言っています。
それを我儘を言うなとトレモロが怒った所で大団円です。
という事でフェイザーと決着がつきました。
六葉町にやたらと宇宙人がいる事の説明が今回理由付けされましたね。
シューバッハも食糧問題がひとまずの解決を見せたようで何よりですが
もしかしてあれから２年間なんとか食べずに生きて来たんでしょうかシューバッハ。
そういえば結局竜宮兄弟の良心はどうなったのでしょうか。
宇宙ドラゴンの血が流れている事が判明しましたし
もしかしてドラゴンバスターに襲われたとかそんな事ありません？
次回予告 第６５話『ハコの中身はプップクプー』
シューバッハが宛先の分からない地球への荷物に困っている所、
それをユウディアスが手伝う話のようでその宛先はなんと上城ギアカンパニー。
古くから存在していた企業なのでこの時代にも当然あるわけですが
ザ☆ルーグの子孫になってくる家系なわけでどう絡んでくるかが見物ですね。
またカード化マシンは健在なようで色々と調査がされています。
恐らくオーティス製と思われるこのマシンが今後どうなってくるかも気になる所ですね。