今回紹介するのは4月22日発売の
DUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星3/炎属性/鳥獣族/攻 800/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下の効果から1つを選択して発動出来る。
●このカードを破壊する。その後、自分は1枚ドローする。
●自分の手札を1枚選んで捨てる。その後、自分は1枚ドローする。
●このターンのエンドフェイズに、自分は1枚ドローする。
炎属性鳥獣族のレベル3モンスターです。
3つの人影の前に怯えるように涙を流す陣笠をかぶったホトトギスです。
自分の運命がこの3つの人影に委ねられて戦々恐々としているのでしょう。
モチーフはずばり三大武将である織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が詠んだ川柳である
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」
からでしょう。
殺すか手札捨てるか1ターン待てば1枚ドロー
①:以下の効果から1つを選択して発動出来る。
その効果は1ターンに1度、3つある効果から1つを選択して発動出来るというものです。
1つ目は自身を破壊した後に1枚ドローするというものです。
織田信長の「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」を意識した効果であり
このカードを特殊召喚できる手段などがそのままドロー効果になる他、
カードが破壊された時に発動出来る効果のトリガーとしても活用できます。
2つ目は手札を1枚捨てた後に1枚ドローできるというものです。
豊臣秀吉の「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」を意識した効果であり
こちらは手札コストが必要なもののこのカードが場に残るので各種素材として利用できますし
暗黒界のように手札から捨てられて発動する効果のトリガーとして活用できます。
3つ目は発動したターンのエンドフェイズに1枚ドローできます。
徳川家康の「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」を意識した効果であり
他2つの効果に比べてドローできるタイミングこそ遅くなるものの
安定してアドバンテージが取れる効果となっています。
自壊を何かしらのトリガーに活かせるのであれば信長、
何かしらの素材に使いたかったり手札のカードを墓地へ送りたければ秀吉、
すぐにドローしなくてもいいなら家康とデッキや状況に応じて
3つの効果を使い分けていく事が出来る応用性の高いカードです。
ただ使うなら召喚権をこのカードに回せるデッキや
このカードを特殊召喚する手段のあるデッキで活用したい所でしょうか。
3つの選択効果が見事なまでに川柳をしっかり再現したものになっていますね。
使いどころも多く実に面白いカードです。こういうカード好きです。
コメント
泣かぬなら 私は待つよ ホトトギス
利益があれば 殺してしまう(炎王など)
基本的には待つのがアドバンテージ的に有利ですが殺す時が有用な時もありますからね(