今回紹介するのは4月22日発売の
DUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/悪魔族/攻2000/LINK-2
【リンクマーカー:左下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
悪魔族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「破械」モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
このカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分フィールドのカード1枚を破壊できる。
【破械】の新規となる闇属性悪魔族のLINK-2リンクモンスターです。
姿からして恐らくは破械童子サラマの進化形と思われます。
ビフォー
↓
アフター
サラマが順当に成長したような姿となっており右手に槍を携えています。
歯をむき出しにしたオリジナル笑顔は鳴りを潜め
代わりにいかにも余裕たっぷりといった感じの微笑をしています。
中世的な顔立ちをしているのと左胸だけが膨らんでいるように見える事から
ユベルのように男と女の中間のような状態なのかもしれません。
「ヤマ」とはインド神話における人類の始祖であり死者の主です。
仏教における閻魔と同じ存在だと考えていいでしょう。
また同時に「双子」を意味する言葉でもあります。
アルハとラキアが合体した姿がこのヤマなのかもしれませんね。
デッキや墓地から破械モンスターサーチ
悪魔族モンスター2体
リンク素材には悪魔族2体を指定しています。
【破械】に限らず様々な悪魔族デッキでリンク召喚が狙えますが
①の効果を活用する場合は破械モンスターを採用している必要があります。
リンクマーカーは斜め下に2つあります。
EXモンスターゾーン向きの配置であり他のリンクモンスターを一緒に並べやすいです。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「破械」モンスター1体を手札に加える
①の効果は1ターンに1度、特殊召喚した場合に
デッキか墓地から破械モンスター1体を手札に加える事ができます。
シンプルに手札を補充できる効果であり
破械神シャバラや雙極の破械神などは特殊召喚も狙っていけます。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
このカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分フィールドのカード1枚を破壊できる。
②の効果は1ターンに1度、自分の場のカードが戦闘破壊か効果破壊された場合に
墓地からこのカードを除外する事で手札や墓地から悪魔族1体を特殊召喚し
自分の場のカードを破壊できるというものです。
蘇生を行いつつ各種破械カードが持つ破壊トリガーの効果を発動するのに活用でき
連続で自分のカードの破壊を狙っていけます。
なお自分のカードを破壊するかどうかは任意となっています。
効果の発動の為に破壊するカードだけで充分、といった場合には破壊しない事も選べます。
特殊召喚時にサーチや墓地回収が可能で墓地に送られた後も仕事ができるLINK-2という事で
更なるリンク召喚に繋げる為の中継役として重宝するカードです。
破械用のLINK-2としては既に破械神ラギアが存在しており
あちらもまた連続リンクの中継役として活用しやすいカードですが
相手モンスターをリンク素材にするのが難しい場合などには
こちらを出していくのがいいでしょう。
今までの破械デッキでは相手モンスターを素材にできなければ動きづらかった中で
そのフォローをしてくれる存在となっています。
また破壊モンスターなしでリンク召喚が出来るのもポイントです。
他の悪魔族デッキに少数の破壊モンスターを出張させたようなデッキであっても
問題なく活用していけます。
②の効果だけであれば直接リンク召喚せずとも墓地へ送るだけでも活かせるので
直接エクストラデッキから墓地へ送ってしまう手もあります。
この使い方であればそもそも破械をデッキに混ぜずとも活用できるので
より採用するデッキの幅が広がります。
ただその場合でも何かしら自分のカードを破壊する手段と
それがメリットになるカードを採用した方がいいでしょう。
破械は封印された術師が復活の為に暗躍している設定ですが
恐らくこのモンスターの姿は封印された術師に近いのでしょうね。
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