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遊戯王ゴーラッシュ!!第51話『カルトゥマータ』感想 いい最終回だった・・・と思っていたのか?

遊戯王ゴーラッシュ51話の感想です。

前回の感想はこちらです。

 

 

改めて遊飛と遊歩の合体融合モンスター

煌く星々は無数にあれど なんと楽しみの無いこの宇宙よ
遊びを造り出したとしてもそれを遊ぶものなし
数多ある銀河をモデルにして生み出そう
己の意思で動き 闘い 遊ぶものたち
名付けて・・・

 

冒頭でいきなり出てくる意味深なオーティスと同じ声のナレーション。

特に「遊びを作り出しても遊ぶものなし」の部分が気がかりで

後に出てくるズウィージョウの証言と矛盾している部分があります。

 

ユウディアスは現在戦っている相手、ズウィージョウから託された装備魔法を使わせてもらうといい

装備魔法「ギャラクティカ・サイフォス」をギャラクティカ・オブリビオンに装備させます。

それだけではありません、更に2つの装備魔法「ギャラクティカ・アダーガトリング」と

「ギャラクティカ・メテオバリスタ」を装備。

3つの装備魔法を装備したフルアーマー・ギャラクティカ・オブリビオンが誕生します。

 

一方で遊飛&遊歩はフュージョンによって

ジョインテック・レックスと碧牙の爆速竜を素材にして

2つの融合体、ジョインテック・バーストドラゴンをフュージョン召喚します。

明らかにネタ枠だったタマーボット・バーストドラゴンじゃなくて

ちゃんとした双子の融合体が出てきましたね。

その効果でプリマギターナとヤメルーラを破壊して攻撃力1000アップ、

さらに相手の魔法罠を1枚破壊します。

そのままセブンスギアスに対して攻撃をしかけるものの

遊我は罠「ハイ&ロード」を発動、

これはお互いにカードをドローしてそれがお互いにモンスターだった場合に

そのレベル×200のダメージを相手に与えるというものです。

遊我はモンスターをドロー、もしこれで遊飛がモンスターをドローすれば

残りライフがわずかな為にバーンダメージで敗北してしまいます。

遊飛が引いたカードは・・・タマボット。

モンスターを引いてしまいましたが遊我が引いたカードと同じレベルであった場合、

2体のレベル合計×200のダメージを両方が受ける形となります。

これにより両方が400ダメージを受けた結果勝負は引き分けとなりました。

もう少しで勝てたのにと悔しがる遊飛、

ですがデュエルの影響でダマムーはすっかり回復した様子で

すごくおもしろかったと遊飛と遊歩に飛びつきます。

ダマムーの件に関してはこれで一件落着といった様子ですね。

 

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闘いの為の駒「カルトゥマータ」

ダマムーVS遊我の方が決着がついたので残りはユウディアスVSズウィージョウです。

装備魔法3つ装備したオブリビオンで攻撃をしかけますが

ズウィージョウは罠「ヴォイド・リアクティブノヴァ」を発動、

手札を1枚墓地へ送る事で戦闘破壊耐性を付与し、

さらにこの際装備魔法を墓地へ送っていれば相手モンスターを破壊できます。

しかしアダーガトリングには罠による破壊耐性が備わっている為にそのまま攻撃が続行です。

破壊はできませんでしたがダメージは与えました。

ユウディアスはこれでターンエンドです。

 

ズウィージョウのターン、ドロー。

ヴォイドヴェルグ・ホプテリスとヴォイドヴェルグ・カタフラクトスを召喚、

カタフラクトスの効果で墓地のクリュサオルを回収してそのままアドバンス召喚します。

しかしその突如苦しむズウィージョウの姿が。

アースダマーの影響とも違う苦しみ方であり

ズウィージョウは言います。「またしても我を操るつもりか」と。

どうやら何者かに操られようとしてそれを必死に抗っている様子です。

 

ズウィージョウは語ります。かつて自分は戦争によって一度消滅したと。

しかしその後ゴウラシ・ユによって復活します。

そして何者かによってベルギャー星人の真実を知らされます。

ベルギャー星人とはある創造主によって作り出され

自ら戦いを繰り返す自立したコマ「カルトゥマータ」であると。

その事実を知った者達、特に当人であるベルギャー人は動揺を隠せていません。

以前、ザ☆ルーグの負のエネルギーによって娯楽が消滅しようとした時、

ズウィージョウの存在もまた消えかかっていました。

その理由は「そもそもベルギャー人が作られた存在だったから」というものです。

真実を知ったズウィージョウは絶望します。

そして同時に決意しました。この哀れな運命を決めてみせると。

その為にラッシュデュエルを求めて地球へと降り立ち

ラッシュデュエルを、そしてアースダマーの事を知りました。

この2つを手に入れ実験を重ねた結果ズウィージョウはある確信にいたります。

それはアースダマーの力をもってすればラッシュデュエルのみならず

ベルギャー人もまた真の生命体として生まれ変わる事ができると。

それこそがズウィージョウがアースダマーを求める真の目的でした。

その言葉を聞いてズウィージョウに喝采を浴びせるベルギャーの兵士たち。

 

そしてズウィージョウは魔法「フュージョン」を発動、

ヴォイドヴェルグ・レクイエムとヴォイドヴェルグ・クリュサオルを素材に

ヴォイドヴェルグ・ギガントマキアをフュージョン召喚します。

その効果によって手札1枚をコストに魔法罠を破壊しつつ

さらに2回攻撃を可能とします。

 

ズウィージョウの決意と共にオブリビオンに攻撃をしかけるギガントマキア。

しかしユウディアスはそれは間違っていると否定します。

そもそもズウィージョウはどうやって全ベルギャー人を実体化させるアースダマーを確保するのか、

それは地球を侵略してアースダマーを持っている地球人から吸収するという

ユウディアスからすれば到底許せない手段でした。

ユウディアスは言います。大切なのはどう生まれたかではなくどう生きるかだと。

闘いの駒として作られた事など知った事かというのがユウディアスのスタンスという事ですね。

メテオバリスタの効果により1度は戦闘破壊を免れるものの

2回目の攻撃によってオブリビオンは破壊されてしまいます。

ズウィージョウはこれでターンエンドです。

 

行ってきます

ユウディアスのターン、ドロー。

メビウスリンカーを召喚、効果を発動しようとしますが

どうやら戦艦ラッシュデュエルではパイロットがいなければ効果発動ができないようです。

前回パイロットが出撃不能になっていてピンチかと思いきや

ザ☆ルーグの艦からダマムーが出撃してきて乗り込んでくれました。これで効果が使えます。

効果で墓地のオブリビオンを回収しつつギャラクティカ・アムネジアをアドバンス召喚、

その効果で墓地からインターステライムとアステロイーバを蘇生しつつ

2体をリリースしてギャラクティカ・オブリボンをアドバンス召喚します。

さらにシグナル・メイカーを召喚してその効果で1枚ドローしつつ

リリースしてギャラクティカ・タブララサをアドバンス召喚、

マナブやロヴィアン、ザ☆ルーグがパイロットとして出撃してユウディアスを助けてくれます。

そしてユウディアスは魔法「フュージョン」を発動。

 

心を砕く刃も!記憶も!!運命も!!!
この胸に全てを受け止めよう!そして進むは未来へ連なる銀河の道!
フュージョン召喚!エターナル・ギャラクティカ・オブリビオン!!

オブリビオン、アムネジア、ブララサの3体を素材に

エターナル・ギャラクティカ・オブリビオンをアドバンス召喚します。

ズウィージョウは罠「ヴォイドヴェルグ・セントリピタル」によって

オブリビオンの攻撃力分ギガントマキアの攻撃力を上げますが

5体のギャラクシー族をデッキに戻してエターナル・ギャラクティカ・オブリビオンの効果発動、

デッキから3枚墓地へ送り罠による効果破壊耐性を付与しつつ

さらに墓地のモンスターの数×300だけ自身の攻撃力を高めるというもの。

これにより攻撃力は7100にまで上昇、ギガントマキアの攻撃力を上回りました。

 

ここで場面が突然とある草原へと移り変わります。

ユウディアスとズウィージョウのニュータイプ空間みたいな感じでしょうか。

ズウィージョウは問います。何故現実の戦いを嫌うようになったのかと。

戦いを続ければ分かりあえた人達と分かり合う事が出来なくなるからだと答えるユウディアス。

どこまでも理想論、どこまでも綺麗事。

そういうところがムカつくのだとレーザーブレードでユウディアスに襲いかかるズウィージョウ。

しかしユウディアスは一歩も動きません。ズウィージョウが本気ではないと信じていたのでしょうか。

実際に首を刺す直前の状態でズウィージョウは寸止めをしています。

ズウィージョウも根っこの部分では「甘い」のかもしれません。

ユウディアスは言います。ズウィージョウのそういう所全てが大好きであったと。

そして決着をつけようと遊飛と遊歩がユウディアスに手を差し伸べその手を掴みます。

 

そのままエターナル・ギャラクティカ・オブリビオンで攻撃します。

ウォー・トゥ・ゼン!ツインズ・メイド・モワ!

見事にギアントマキアを戦闘破壊しつつズウィージョウのライフを0にしました。

ユウディアスの勝利です。

 

決着がついたと同時にデュッティから連絡が入ります。

どうやら反対勢力がこの星へと向かってきているとの事。

そんなユウディアスは戦うのではなく和解をする為に

どれだけ困難な道のりであろうとも手を差し伸べようとします。

そしてズウィージョウに手を貸してくれないかと言い、

ズウィージョウはとも行こうとユウディアスのその手を取りました。

ラッシュデュエルの果てに2人のわだかまりは溶けたようですね。

ユウディアスとズウィージョウ、その名前通りの友情がそこにはありました。

 

ですがユウディアスは同時にここからはより厳しい戦いとなるといい

遊飛や遊歩に一足先に地球へ帰ってくれるようにお願いします。

その言葉に戸惑いを見せる遊飛と遊歩でしたが

マナブや田崎さんに2人をお願いしますといい、2人に別れを告げます。

「さようなら」ではなく「行ってきます」という言葉と共に。

 

 

 

 

というわけでまさに第一部完といった感じの終わり方でしたね。

ベルギャー星の騒動にはひとまずの決着がついた形と言えるのでしょうか。

ズウィージョウが言ったベルギャー人の真実である「戦争の為の駒」。

しかしそれを鵜呑みにするには一番最初のナレーションが頭に引っかかります。

ベルギャー人を作った創造主(恐らくはオーティス)が作り出そうとしたのは

「己の意思で動き 闘い 遊ぶものたち」

つまり闘うだけでなく遊ぶ事も最初から想定して作っていたものだと思われます。

ベルギャー人の真実というのはズウィージョウが思っているほど

ただの駒ではないという事なのでしょう。

 

ベルギャー星人の正式名称であるカルトゥマータ。

「マータ」というのは恐らくはオートマータ(自動人形)から来ているのでしょう。

そして「カルトゥ」はフランス語でトランプを意味します。

つまりこの言葉が示すのは「カードゲームをする為の自立した人形」です。

はじめからベルギャー人というのは

ラッシュデュエルの為に生み出された存在なのかもしれません。

 

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次回予告 第52話『帰って来たユウディアス!』

公式予告

 

はい、サブタイトルは明らかに帰って来たウルトラマンを意識していますね。

ある意味ではとてもタイムリーすぎるサブタイトルです・・・。

無事に地球へと戻って来たユウディアス。

新章突入という事である程度時間が経過しているのかもしれませんね。

 

そして当たり前のように大気圏へ突入しているユウディアス。

もはやこの程度ならまあやるだろうなという安心感すらありますね。

 

 

 

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