今回紹介するのは3月18日発売の
デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ にて収録されるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守1500
このカード名の①②の効果は、
それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、
機械族以外の自分フィールドの「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、
その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●闇:自分はデッキから1枚ドローする。
●地・炎:相手に1500ダメージを与える。
【ヴァンキッシュ・ソウル】に属する闇属性機械族のレベル7モンスターです。
巨大な腕の掌から光弾のようなものを発射するサイボーグかロボットと思われる男です。
実にマッシヴな姿をしておりいかにも重量級キャラって感じですね。
恐らくは格闘ゲームにおける投げキャラをイメージしたモンスターだと思われます。
この手のキャラは動きが鈍重かつ遠距離戦に弱い代わりに全体的にリーチと攻撃力が優秀であり
何よりも間合いが広くかつ強烈な威力を持ったガード不能の投げ技を持っている、というのが多いです。
概ね「近づくのは大変だが一度近づいてしまえば大暴れできる」という性能ですね。
ほとんどの格闘ゲームに存在しているといってもいいタイプのキャラクターであり
このタイプのキャラクターを愛してやまないプレイヤーも数多く存在しています。
フリーチェーンのドローor1500バーン
それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、
機械族以外の自分フィールドの「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果はお互いのメインフェイズに1度、
機械族のVSモンスターを手札に戻す事で
自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
VS 龍帝ヴァリウスの自己展開効果とほぼ同じであり現状機械族のVSはこのカードだけなので
「他のVSを手札に戻して特殊召喚できる」という解釈でいいでしょう。
VS ラゼンとは相性がよくあちらでこのカードをサーチする事で
そのままあちらを手札に戻して特殊召喚する事が可能です。
それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、
その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
②の硬化はお互いのターンに1度、
手札に見せたモンスターの属性によってそれぞれ効果を発動できます。
闇属性を手札から見せた場合は1枚ドローができます。
シンプルながらもアドバンテージに直結する優秀な効果であり
なおかつお互いのターンに発動出来るために次の相手ターンに除去されたとしても
それまでに2枚のドローが行えています。
地属性と炎属性を手札から見せた場合は1500のバーンダメージを与えられます。
バーンダメージとしてはかなり高めでありかつこちらもフリーチェーンで発動可能なので
自分と相手ターンそれぞれで合計3000ものダメージを与えられます。
個人的にVSで一番やばいと思ってるのがこいつです。
②のバーン効果は実質3000ダメージを与えられるという
その出しやすさから考慮するととっても強烈な性能です。
3ターンの往復分この効果を発動できればそれだけで相手のライフを削り切る事が可能です。
しかも1度ラゼンを召喚すれば毎ターンサーチしつつそれを手札に戻して特殊召喚できるので
3ターン連続でこのカードを出してバーンダメージを与えるというのも容易です。
単体でも十分に優秀ですがVSには同じくバーンダメージを与えられるVS 龍帝ノ槍の存在があるので
組み合わせる事でより早いターンでライフを削り切る事もできるでしょう。
勿論それ以外のバーン効果や戦闘ダメージ狙いも組み合わせても構いません。
仮にバーンダメージでライフを削り切るのが難しくとも
もう片方のドロー効果も十分すぎるほど優秀です。
それぞれで必要な手札の属性は違っているので
とりあえず発動できる方を発動していく、という使い方でもいいでしょう。
バーン効果はともかくドロー効果は闇属性さえいれば使えるので
ラゼンと一緒に出張させるのも面白そうです。
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