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《夢現の寝姫(むげんのしんき)-ネムレリア・レアリゼ》遊戯王OCGカード考察 ネムレリアの安定性がまた上がりました

今回紹介するのは4月22日発売の

DUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)よりこのカードです。

 

カード説明

夢現の寝姫-ネムレリア・レアリゼ(むげんのしんき ネムレリア・レアリゼ)
効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻1500/守3000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、
自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番下に戻し、このカードを特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「夢見るネムレリア」1体をEXデッキに表側で加える。
●フィールドの他の表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする。
③:このカードの攻撃力は、自分のEXデッキの裏側のカードの数×100アップする。

wiki

 

【ネムレリア】の新規となる光属性天使族のレベル10モンスターです。

 

お菓子で作られた腕に巨大なフォークを持つショートケーキの怪物です。

その頭にはアイス型の布団で眠りにつくネムレリアの姿があり

恐らくはネムレリアの寝姫楼の頂点でネムレリアを夢から覚めないようにする

最後の番人的な存在なのでしょう。

相変わらずお菓子で作られた魔物というファンシーな設定に反して

実にグロテスクな見た目をしています。

 

「レアリゼ」はフランス語で実現や実行を意味する言葉です。

上にネムレリアがいる事からネムレリア自身が夢で動かしている存在なのかもしれません。

 

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夢見るネムレリアをEXデッキにor相手モンスターを裏側に

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、
自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番下に戻し、このカードを特殊召喚する。

①の効果は1ターンに1度、自分の場のモンスター1体をデッキボトムに戻す事で

自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。

モンスターを墓地に送って特殊召喚する効果の亜種のようなもので

墓地に送るの代わりにデッキバウンスする形となります。

墓地アドバンテージには繋がらないものの、【ネムレリア】にとっては

ペンデュラムをエクストラデッキに送らずに済む、

ネムレリアの夢守り-クエットネムレリアの夢守り-オレイエをデッキに戻して

再度サーチができるようにするなど利点もあります。

 

また心変わりのようなコントロール奪取系と相性がよく

墓地を肥やさない形で奪った相手モンスターを処理する事ができます。

 

 

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
②:このカードが特殊召喚した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「夢見るネムレリア」1体をEXデッキに表側で加える。
●フィールドの他の表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする。

①の効果は1ターンに1度、特殊召喚した場合に

デッキから夢見るネムレリア1体をエクストラデッキに加えるか

自身以外の場の表側モンスターを裏側守備表示にするというものです。

前者は要となる夢見るネムレリアをEXデッキに用意する手段の1つとなり

夢見るネムレリアを確保できないという事故を減らせます。

後者は自分ターンで発動しても一定の仕事ができますが

ネムレリア・ルーヴなどフリーチェーンでこのカードを特殊召喚する手段と組み合わせる事で

妨害手段としても活用できます。

 

 

③:このカードの攻撃力は、自分のEXデッキの裏側のカードの数×100アップする。

③の効果は自分のエクストラデッキの裏側の数×100だけ

自身の攻撃力をアップさせる自己強化効果です。

EXデッキが15枚あれば元々の攻撃力と合わせて3000打点を確保できますが

【ネムレリア】はEXデッキを湯水のように消費していくテーマであり

実際にはこの攻撃力を確保できる状況はあまりありません。

概ね2000程度の攻撃力を確保できる、ぐらいの使い勝手になるでしょう。

 

 

一緒に収録されるネムレリア・ルーヴと相性のいいカードで

守備力3000の壁にしつつ月の書のような妨害手段として活用できます。

あちらの効果で特殊召喚する筆頭候補となるでしょう。

前述のようにコントロール奪取とも相性がいいので

そちらと組み合わせるのもいいでしょう。

 

 

裏側表示にする効果は

「選択して」も「選んで」も存在しない特殊なテキストとなっていますが

恐らくは12期の新しいテキスト形式として「選んで」を省略した

対象に取らない効果の新しい表記方法だと思われます。

 

 

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