《ＶＳ（ヴァンキッシュ・ソウル） 龍帝ヴァリウス》遊戯王ＯＣＧカード考察　出しやすくてフリーチェーン除去を連発できる！

今回紹介するのは３月１８日発売の

デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ にて収録されるこのカードです。

カード説明

wiki

【ヴァンキッシュ・ソウル】に属する地属性ドラゴン族のレベル８モンスターです。

拳を握りしめ赤い稲妻を体に纏う黒いボディの竜人です。

威圧感バリバリの風貌であり格闘ゲームの中でも

ボスキャラクターをイメージしていると思われます。

元から竜の姿をしているのかそれとも何か邪悪な力を取り込んで竜の姿になったかは不明ですが

武道を極めた末に強者を求めて死合を行うとかそんなタイプの人物だと思われます。

フリーチェーンで対象に取らない破壊

①の効果はお互いのメインフェイズに１度、

ドラゴン族以外のヴァンキッシュ・ソウル１体を手札に戻す事で

自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。

ＶＳ ヘヴィ・ボーカーと共通の特殊召喚条件であり

ウルトラ・アスリートに似た他のモンスターを手札に戻しての自己展開ですが

こちらはフリーチェーンで発動出来るのがポイントで

他のＶＳモンスターが除去を受ける場合に

それを手札に戻して除去を回避しながらの特殊召喚が可能となっています。

②の硬化はお互いのターンに１度、

対応する属性のモンスターを手札から見せる事でどちらかの効果を発動できます。

地属性１枚を見せた場合は相手の発動した効果を受けなくなります。

これにより３０００という攻撃力も踏まえて高い場持ち性能を誇ります。

こちらを発動するともう片方の効果が発動できなくなりますが

逆に相手がそれを踏まえて「無効化されると分かってて効果を発動してくる」

というケースが同じような耐性持ちに比べて多発すると思われます。

地、炎、闇の３枚を手札から見せた場合にはフィールドのカードを１枚選んで破壊できます。

３枚の属性を手札に用意しておく必要こそあるものの

条件さえ満たす事が出来れば対象に取らない除去をノーコストのフリーチェーンで行えます。

３０００というアタッカーとして十分な攻撃力と

フリーチェーンによる除去効果を兼ね備えたシンプルに優秀なカードであり

【ヴァンキッシュ・ソウル】におけるエースを担う存在です。

ＶＳ ラゼンとは相性がよくあちらでこのカードをサーチした上で

そのままあちらを手札に戻して特殊召喚が狙えます。

特殊召喚はフリーチェーンで行えるので自分ターンにすぐ特殊召喚して除去に繋げてもいいですし

相手ターンにラゼンを除去や攻撃から守る形で交代をしてもいいでしょう。

ただ除去効果を発動する為には手札に地・炎・闇の三属性を確保しておく必要があります。

手札を下手に使うとこの条件を満たせなくなってしまうので

常に手札を一定枚数確保するプレイングが求められます。

【ヴァンキッシュ・ソウル】においてはＶＳ ラゼンを特殊召喚する事が

そのままこの３属性のサーチにも繋がるので

そういう意味でもラゼンは切っても切り離せない存在となってくるでしょう。

ヘヴィ・ボーガーと同じように

フィールドのモンスターを手札に戻して特殊召喚が出来ますが

これはチーム式の格闘ゲームにおける

交代システムを意識しているのかもしれませんね。