今回紹介するのは1月14日発売の
CYBERSTORM ACCESS(サイバーストーム・アクセス)よりこのカードです。
目次
カード説明
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドにリンクモンスターが存在する場合、
デッキ・EXデッキから「トライブリゲード」カード1枚を墓地へ送り、
フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
墓地へ送ったカードの種類によって以下の効果を適用する。
●モンスター:対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
●魔法:対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
●罠:対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
【トライブリゲード】用の速攻魔法です。
鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusⅡ”が深淵の神獣ディス・パテルと対峙しています。
マスクがなくなって素顔を晒した状態になっており
また左腕の兵装がボロボロになり内部からエネルギーが放出されています。
ボロボロの状態ながらも一撃を決めようと奮起しているのが伝わってきますね。
また左下あたりに赤い稲妻を放っている赫聖の妖騎士の姿が確認できます。
これは赫聖の相剣の構図と一緒であり
同じ場面をそれぞれ別のアングルで描いたものと思われます。
シュライグVSフルルドリスという構図は丁度鉄獣の凶襲と同じです。
ストーリーが進んでお互いの立場もまた違ったものになった中で
また2人が戦いというのは強い因縁を感じさせますね。
トライブリゲードのフレーズに
「侵略の徒よ、戦場に鉄獣の咆哮を聞け!」
というものがありカード名はこれを意識したものと思われます。
シュライグが満身創痍の状態ながらも鉄獣の咆哮を聞かせて敵を穿つのでしょう。
墓地へ送ったカード種類に応じた3つの効果
①:自分フィールドにリンクモンスターが存在する場合、
デッキ・EXデッキから「トライブリゲード」カード1枚を墓地へ送り、
フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
墓地へ送ったカードの種類によって以下の効果を適用する。
その効果は1ターンに1度、自分の場にリンクモンスターが存在する場合に
デッキやエクストラデッキからトライブリゲード1枚を墓地へ送る事で
その送ったトライブリゲードがモンスター、魔法、罠のどれであるかに応じて
効果モンスター1体に3つある効果のうちどれかを適用するというものです。
リンク召喚が主体である【トライブリゲード】であれば
自然と発動条件を満たす事ができるでしょう。
墓地へ送ったトライブリゲードがモンスターであれば
場のモンスター1体の攻撃力をそのターンの間0にします。
戦闘補助として使える効果であり各種リンクモンスターを戦闘から守るのに使えますし
鉄獣戦線 凶鳥のシュライグで攻撃を仕掛ければ大きな戦闘ダメージが期待できます。
またトライブリゲードモンスターは墓地へ送るメリットが大きいモンスターが多く
単純に墓地肥やしとしても大きな意味があります。
墓地へ送ったトライブリゲードが魔法カードであれば
場のモンスター1体の効果をターン終了時まで無効にできます。
天界の妨害として使いやすい効果であり相手ターンに発動する価値が高いです。
墓地へ送るカードとしては鉄獣の邂逅が有力です。
墓地へ送ったトライブリゲードが罠カードであれば
場のモンスター1体を手札に戻せます。
速攻魔法版の強制脱出装置とも言える効果であり除去手段として重宝します。
墓地へ送るカードとしては鉄獣の血盟が有力です。
プーケファルスⅡを出す手助けにも
とりあえずリンクモンスターさえ用意する事が出来れば発動条件を満たせ、
相手を妨害したければ魔法や罠を墓地へ送り、
墓地肥やしをメインにしたければモンスターを墓地へ送りつつ戦闘補助と
状況に応じて使い分ける事ができる便利なカードです。
無理に墓地で発動出来る魔法罠の採用に拘らなければ
【トライブリゲード】にとって強力な罠である鉄獣の抗戦や
2枚目以降のこのカード自身が墓地へ送る罠や魔法カードの候補となるので
汎用性の高い効果と相まって無理なく採用する事ができます。
特に「コストで墓地肥やしを行える」というのが大きなポイントで
灰流うらら等に邪魔されずにトライブリゲードにとって重要な墓地アドバンテージを稼げます。
ちなみに対象にするモンスターは自分モンスターでも構いません。
単純にリンクモンスターがいる時に墓地肥やしを行えるカードとしても活用でき
その使い方だけでも十分に優秀です。
攻撃力が0になったモンスターはそのまま他の素材にしてしまえばいいでしょう。
罠カードを墓地へ送って自分モンスターを手札に戻す使い方もできます。
またトライブリゲード魔法罠を墓地へ送る点は
鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusⅡ”の特殊召喚条件を満たすサポートにもなります。
このカード自身が採用しやすい速攻魔法である点も含めて
よりプーケファルスⅡを積極的に活用しやすくなるでしょう。
対決の結果がどうなったかは不明ですが
開かれし大地のイラストに登場している事から
しっかりと生存派している様子ですね。