《烙印の即凶劇（らくいんのエチュード）》遊戯王ＯＣＧカード考察　ビーステッド用かと思いきや他のシンクロデッキにも

今回紹介するのは１月１４日発売の

CYBERSTORM ACCESS（サイバーストーム・アクセス）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【ビーステッド】用のサポートとなる永続罠です。

深淵の獣アルベルに対して銀髪の何者かが膝をついて礼をしています。

顔が不明なもののデスピアの凶劇と服装や長い爪などが一致しており

こちらが仮面を取った姿であると推測できます。

デスピアとして、そしてドラグマ時代から教導の神徒として暗躍していましたが

本当の主はアルベルだったのかもしれません。

ビーステッドがいる間各種素材は除外される

①の効果は１ターンに１度、

ドラゴン族を含むモンスターをシンクロ素材にしてシンクロ召喚するというものです。

緊急同調やシンクロ・トランスミッションなどに通じるフリーチェーンでシンクロ召喚する効果であり

必ずドラゴン族をシンクロ素材に含めなければならない代わりに

メインフェイズ、バトルフェイズどちらでも発動でき、かつ永続罠なので

除去されない限り繰り返し使えます。

導きの聖女クエムとは相性がよく相手ターンにレベル８のドラゴン族を蘇生する事で

そのままレベル１２のシンクロ召喚へと繋げられます。

また深淵の獣アルベルは相手ターンに特殊召喚する事で

相手の場のドラゴン族を奪ってそのままシンクロ召喚へと繋げられます。

②の効果は自分の場にビーステッドモンスターがいる間、

相手の儀式、融合、シンクロ、リンク素材は墓地へ送られずに除外されるというものです。

各種素材に限定されたマクロコスモスといった効果であり

除外できるカードが限定されてはいるものの相手にだけ除外デメリットを押し付けられます。

これらの召喚法を活用するデッキは数多く存在しており

いやらしい墓地メタとして機能してくれるでしょう。

ただビーステッドが場にいないと効果が適用されないので

何かしらで場のビーステッドを除去されて展開されてしまうという可能性はあります。

幸いビーステッドは相手ターンでの特殊召喚も積極的に狙えるので

相手が素材を揃えた所で特殊召喚を狙うなどいやらしいタイミングを計るといいでしょう。

ビーステッド用のカードではあるものの①の効果は

ドラゴン族を使うシンクロデッキ全般で活用ができる代物となっています。

相手ターンにシンクロ召喚を狙いたいカードを使うのであれば

このカードを活用する価値は十分にあるでしょう。

元々【ビーステッド】は深淵の獣マグナムートをはじめ様々なデッキに出張させやすく

一部のビーステッドを混ぜれば②の効果も無駄になりません。

このイラストなどまだまだ不穏な影が漂うカードはいっぱいありますね。

アルバスとエクレシアの物語はまだ終わっていないのかもしれません。