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《時を裂く魔瞳(ときをさくモルガナイト)》遊戯王OCGカード考察 手札誘発環境を根本から変えうるルール書き換えカード!

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今回紹介するのは1月14日発売の

CYBERSTORM ACCESS(サイバーストーム・アクセス)よりこのカードです。

 

カード説明

時を裂く魔瞳(ときをさくモルガナイト)
通常魔法
①:このデュエル中、以下の効果をそれぞれ適用する。
●自分は手札のモンスターの効果を発動できない。
●自分ドローフェイズの通常のドローは2枚になる。
●自分は通常召喚を1ターンに2回まで行う事ができる。
②:墓地のこのカードを除外し、手札から「時を裂く魔瞳」1枚を捨てて発動できる。
このターン、自分がモンスターの召喚に成功した時には、
相手はモンスターの効果を発動できない。

wiki

 

汎用の通常魔法です。

 

エネルギーを周囲に放出している紫色に輝くひび割れた宝石です。

その宝石を掴もうとしている2つの手がありますが

その手がボロボロなっているかのような描写があります。

この宝石を手に入れるには強い代償が必要という事なのかもしれません。

 

「モルガナイト」とはエメラルドやアクアマリンなどと同種の淡いピンク色の鉱物です。

4月の誕生石にもなっています。

 

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手札からモンスター効果を発動できなくなる代わりに・・・

①:このデュエル中、以下の効果をそれぞれ適用する。
●自分は手札のモンスターの効果を発動できない。
●自分ドローフェイズの通常のドローは2枚になる。
●自分は通常召喚を1ターンに2回まで行う事ができる。

①の効果は発動したデュエル中の間、

手札のモンスター効果を発動できなくなる代わりに

ドローフェイズの通常ドローが2枚になりさらに通常召喚を1ターンに2回行えるというものです。

手札誘発などが封じられる代わりにドローと召喚権にボーナスが入るという事ですね。

特筆すべきは1度発動してしまえばデュエル中は永続的に効果が適用されるという点で

ターン数が経過すればするほどドローと召喚権追加の恩恵が受けられます。

 

なお無限泡影のような実質手札誘発として使える魔法罠は問題なく使えます。

 

②:墓地のこのカードを除外し、手札から「時を裂く魔瞳」1枚を捨てて発動できる。
このターン、自分がモンスターの召喚に成功した時には、
相手はモンスターの効果を発動できない。

②の効果は墓地から除外して手札から同名カードを捨てる事で

そのターンの間、自分のモンスター召喚時に

相手モンスター効果のチェーン発動を封じるというものです。

①の効果は1度発動してしまえば永続なので2枚目以降を引いてしまった場合は

こちらの効果を使えという事ですね。

召喚成功時の効果発動時に灰流うららやエフェクト・ヴェーラーなどで妨害されにくくなります。

あくまでモンスター効果が発動できなくなるだけなので魔法罠に対しては無力な点に注意です。

 

 

1度発動すれば灰流うらら増殖するGなどの手札誘発などが発動できなくなる代わりに

永続的なドロー枚数の増加と召喚権の追加がデュエル中永久的に得られるという

強烈なルール介入能力を持ったカードです。

注意が必要なのは手札誘発以外にも

聖殿の水遣いなどの手札から捨てて何かをサーチするようなモンスターや

ビーステッドや彼岸のように発動するタイプの自己展開効果を持つモンスターも使用不可能になる為に

このカードを有効活用できないデッキは数多く存在します。

ですがそれを踏まえても得られるメリットは大きく

一切の手札誘発を封印する覚悟があれば使う価値は大いにありでしょう。

 

基本的に発動した後のターン数が経過すればするほど恩恵が大きくなるので

手札誘発以外での妨害手段に長けた長期戦を想定したデッキ、

例えばキノの蟲惑魔を採用しないタイプの【蟲惑魔】などであれば活かしていけるでしょう。

 

 

ちなみに精霊の鏡を用いる事で相手にこの効果を押し付ける事も出来ます。

ドローや召喚権こそ与えてしまいますが手札誘発を全て無力化できる上に

【ビーステッド】など機能停止に陥るデッキも少なくないので

メタの一種としてサイドデッキに忍ばせておくのも面白いです。

 

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