2022年もいよいよ終わりを迎えます。
今回紹介するのは1月14日発売の
CYBERSTORM ACCESS(サイバーストーム・アクセス)よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/地属性/幻竜族/攻2600/守2800
レベル9モンスター×2体以上
①:このカードは自分フィールドの「電脳堺門」カードの数によって以下の効果を得る。
●2枚以上:このカードは直接攻撃できる。
●4枚:このカードは「電脳堺」カード以外のカードが発動した効果を受けない。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分フィールドの効果モンスター1体と、
そのモンスターとは種族と属性が異なる効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
【電脳堺】の新規となる地属性幻竜族のランク9エクシーズモンスターです。
真っ白なボディに金色に光る爪、
そして首などの関節部から電撃が走っている虎型ロボットです。
恐らくは中国の伝説における西方を守護する四神の1つ、白虎をモチーフにしているのでしょう。
種族も属性も違うモンスター効果をフリーチェーンで無効に
エクシーズ素材に指定はなく
レベル9モンスターを2体以上場に並べる事でエクシーズ召喚が可能です。
【電脳堺】でこそ真価を発揮するカードですが
②の効果だけであれば他のデッキでも活用が可能です。
3体以上を素材に出す事も可能で②の効果の発動回数に影響しますが
実際に②の効果を3回以上発動してくケースは稀でしょう。
●2枚以上:このカードは直接攻撃できる。
●4枚:このカードは「電脳堺」カード以外のカードが発動した効果を受けない。
①の効果は自分の場の電脳堺門カードの枚数によって効果が付与されるというものです。
電脳堺門が2枚以上であれば直接攻撃が可能となります。
2600打点による直接攻撃は中々に強力であり
【電脳堺】であれば条件を満たすのも難しくありません。
電脳堺門が4枚あれば電脳堺カード以外の発動された効果を受けなくなります。
とても強固な耐性が付与される事となり②の効果がより通しやすくなります。
ただ電脳堺門を4枚用意するのは中々に大変で仮に4枚揃えられたとしても
どれか1枚が除去されると耐性が消えてしまう点には注意です。
そのモンスターとは種族と属性が異なる効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②の効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除く事で
自分の効果モンスター1体とそれとは種族も属性も違う効果モンスター1体を
そのターンの間効果無効にするというものです。
要するに自分のモンスター1体を効果無効にする代わりに
相手モンスターの効果を無効にできるというものですね。
フリーチェーンで発動ができるので基本的には
相手ターンに妨害目的で活用する事になるでしょう。
自身を無効にして発動する事も可能であり
その場合は幻竜族でも地属性でもないモンスターを無効にする事が可能です。
その場合①の4枚以上の効果こそ無効になるものの
電脳堺門が4つ無ければ大きな影響はないでしょう。
電脳堺には風属性サイキック族もいるので
一緒に並べる事ができればほとんどの相手に対処できるようになるでしょう。
電脳堺門が4つあれば強力な耐性が付与された上で2600打点による直接攻撃が可能なので
相手のライフが残り少ない場合における詰めの一手として機能します。
そうでなくても電脳堺門が2つ以上で直接攻撃が可能で
②の効果による妨害効果もあるので相手のライフを削りつつ
妨害も行えるカードとして機能します。
ランク9エクシーズには影の王 レイヴァーテインなど強力なライバルもいますが
前述の通り詰めの局面として使える一手や
ダメージを稼ぎつつ妨害もできるカードとしてうまく使い分けていきましょう。
今年最後を飾るモンスターとしてこのカードが発表されました。
寅年を強く意識したカードという事なのでしょう。