《分裂するマザー・スパイダー》遊戯王ＯＣＧカード考察　簡単に出せてデッキからレベル５モンスターを一気に３体も！

１２月１７日、１８日にジャンプフェスタ２０２３が開催されます。
今回はそちらにて販売されるPREMIUM PACK 2023（プレミアムパック２０２３）よりこのカードです。

カード説明

wiki

闇属性昆虫族のレベル５モンスターです。

漫画版遊戯王ＺＥＸＡＬにおいて八雲興司が使用したモンスターで

その効果で自身をリリースしてベビー・スパイダー３体を特殊召喚しました。

漫画では「マザー・スパイダー」という名前でしたが同名のモンスターはＯＣＧには既に存在しており

結果としてこのカードがＯＣＧ化される際には改名されています。

赤と黒の縞模様の体を持つ持つ禍々しいクモです。

腹部の模様がまるで顔のようにも見えますね。

デッキや手札からマザー・スパイダーを３体レベル５扱いで

①の効果は自分の場にモンスターが存在しない場合に

自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。

特殊召喚条件としては最もポピュラーな部類の１つであり

自分の場に下手にモンスターを残していない限りは特殊召喚ができます。

②の効果は１ターンに１度、自身をリリースする事で

手札やデッキからベビー・スパイダー３体をレベル５扱いで特殊召喚するリクルート効果です。

分かりやすくベビー・スパイダーの情報も載せておきましょう。

上記のように闇属性をリリースする事で同名カード全てのレベルを上げる効果を持っており

そのままレベル５モンスター３体でエクシーズ召喚をするか

レベル１０モンスター２体でエクシーズ召喚をするかを選べます。

制約として効果を発動したターンはＥＸデッキからはエクシーズしか出せなくなり

またベビー・スパイダーは闇属性のエクシーズにしか利用できなくなります。

例えばランク１０の列車エクシーズなどには繋げられない点に注意です。

②の効果は３体を一気にリクルートできると強力ですが

十全に効果を発揮するにはデッキにベビー・スパイダー３体眠っている必要があり

かつ発動できるのは基本的に１回限りです。

複数回の発動を狙うのであれば貪欲な壺などで

何かしらベビー・スパイダーをデッキに戻す手段が必要となります。

とはいえこのカード単体でも容易に特殊召喚できるレベル５モンスターとして使えるので

ランク５のエクシーズ素材としては最低限の仕事がこなせます。

デッキに複数枚採用しても完全に腐るという事は少ないでしょう。

参考までにランク５の闇属性エクシーズは

Ｎｏ.５ 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴンや甲虫装機 エクサスタッグ、

ランク１０の闇属性エクシーズだと

Ｎｏ.３５ ラベノス・タランチュラやＮｏ.ＸＸ インフィニティ・ダークホープが該当します。

この中でも特にオススメなのがＮｏ.５ 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴンで

素材が多ければ多いほどつよくなるデス・キマイラ・ドラゴンの性能を活かしやすいです。

ベビー・スパイダーはアドバンス召喚のリリースにしても構いません。

簡単に特殊召喚できて３体のモンスターを一度に並べられるので

神のカードのリリース要員として使うのも１つの手かもです。