今回紹介するのはオーバーラッシュパックよりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/光属性/昆虫族/攻 800/守1200
【条件】相手フィールドにモンスターが2体以上いる場合、
自分フィールドの表側表示のこのカードと手札のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】この効果の条件で手札から墓地へ送ったモンスターと同じ種族を持つ
相手フィールドの表側表示モンスター(レベル5~8)1体を選んで
そのコントロールを得る(自分フィールドに移動し、自分が使用する)。
光属性昆虫族のレベル2モンスターです。
ネグリジェを身に纏った緑がかった黒い長髪の女性が
左手にアロマを持ち、誘う用にこちら側に手を伸ばしています。
効果から考えてもまさに甘い香りと共に誘惑しているのでしょうね。
人間に近い見た目ながらも触覚や羽根など所々虫としての要素があり
昆虫族であるというのが伝わってきます。
「ランビリス」とはギリシャ語で「蛍」を意味する言葉です。
ワールドトリガーで耳にしたという人が多いかもしれませんね。
手札から捨てたモンスターと同じ種族の相手モンスターを奪う
自分フィールドの表側表示のこのカードと手札のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】この効果の条件で手札から墓地へ送ったモンスターと同じ種族を持つ
相手フィールドの表側表示モンスター(レベル5~8)1体を選んで
そのコントロールを得る(自分フィールドに移動し、自分が使用する)。
その効果は1ターンに1度、相手の場にモンスターが2体以上いる場合に
自身と手札のモンスター1体を墓地へ送る事で
その手札から墓地へ送ったモンスターと同じ種族の
相手のレベル5以上レベル8以下のモンスター1体のコントロールを得るというものです。
OCGにも存在していたコントロール奪取をラッシュデュエルで引っ提げた初のモンスターであり
その為に「自分フィールドに移動し、自分が使用する」という注釈が書かれています。
フィールドと手札からそれぞれ1体ずつコストとして墓地へ送る必要があるものの
上手くいけば相手の最上級モンスターをそのまま自分のものにしてしまえます。
相手が普通に2体のモンスターをリリースしてアドバンス召喚していた場合、
実質3枚分の価値を相手から奪う事になるわけで
自分で最上級モンスターを用意する必要がないという点からも
2体分のコストを差し引いて余りあるアドバンテージを確保可能です。
ただその為には手札のモンスターの種族が奪いたい相手と合致していなければなりません。
都合よく同じ種族同士のミラーマッチになっていればいいですが
普通はそう都合よくはいかないので能動的に相手の種族を変更する事になるでしょう。
幸い昆虫族にはバイオ・メカマンティスや貿績蚕フィブロンなど
相手を昆虫族に変更できるカードが存在しているので
これらやTCBを利用する事でコントロール奪取が狙いやすくなっています。
特に貿績蚕フィブロンはこのカードと一緒に並べる事が
そのままあちらの効果発動条件を満たす事になる点からも相性がいいです。
種族変更の手間や奪取できる相手のレベル制限を考慮してもコントロール奪取は強力です。
下級モンスター故に上手く効果を発動できない時はそのままリリース要員にもできるので
種族変更を積極的に狙う昆虫族デッキにとって新たな選択肢となってくれるでしょう。
とうとうラッシュデュエルにもコントロール奪取がやってきました。
貫通と同じく今後キーワード能力として定義されるかもしれませんね。
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