遊戯王ゴーラッシュ29話の感想です。
前回のあらすじ:ボイルド・ベーグル、秒で破壊される
目次
アイツ
買い出しにいっていたユウディスはユウナと出会います。
ラッシュデュエルをするのか?と聞いて応戦し用途するユウディアスですが
デュエルディスクを持っていませんでした。がユウナが以前奪っていたデュエルディスクを返します。
どうも本来返すつもりはなかったようですが「アイツ」からの頼みで仕方なくのようです。
この呼び方をする時点でロヴィアンではないでしょうし
それでいながら頼みに従う以上何かしら借りのある相手のようです。誰なのでしょうね。
そんな所で宇宙船が大きく動いたために町が揺れ、2人して転んでしまいます。
そうして転げ落ちた先にはいくつもの積まれた石がありました。
この石積みを作った張本人は本人曰く石積みアーティストのグラット石田。
ユウディアスは宇宙人だと勘違いしますが立派な地球人です。
優れたバランス感覚と器用さの持ち主のようで
絶妙なバランスで倒れない石積みをいくつも作り上げています。
また月が地球の周りを回っているのも太陽が燃え尽きないのもバランスであり
バランスとは宇宙そのものだと力説します。
宇宙の様々な事は奇跡的な偶然によって成り立っているので確かにバランスと呼べるものですね。
そのバランス感覚と哲学にユウディアスは感動し石田を師匠だと崇めます。
というわけでユウディアスは石田に弟子入りして
修行として一か月石だけ生活をする事になりました。
朝起きたら迷走、寝る時も石の上で、
そして食事も石のみ・・・さすがに実際に食べるわけではなく
あくまで食べるのをイメージするという事だそうです。
石田曰くこれで宇宙の真理、ビッグバンバランスにたどり着くと言いますが
体の節々が痛くなりそうな生活です。
さて一方で遊飛と遊歩はアカサからクレーマーをなんとかしてほしいという依頼を受けます。
宇宙船となった六葉町を操縦している為に町全体が揺れる事が多く
それによって各所からクレームが来ているようです。
その多くは「誠意」によってなんとかしたものの一番のクレーマーはどうにもならないので
なんとか説得して欲しいって事ですね。
最初は断ろうとする2人でしたがアカサに「誠意」を見せられた結果遊歩はこう。
依頼を選り好みしちゃいけないよと張り切り
遊飛に「いや選り好みしてんじゃん」とツッコミ入れられます。
でもってまあ、そのクレーマーとは石田の事でした。
町が揺れるせいで石積みアートがすぐに崩れちゃうわけですね。
アカサが「誠意」を見せてもそんな紙切れには興味ないと突っぱねています。
UTSの依頼か師匠との関係かで悩むユウディアスでしたが
ユウナの「じゃあラッシュデュエルで決めればいいのでは?」という提案により
ラッシュデュエルをする事になりました。石田もそれに同意します。
というわけでユウディアスVS石田のラッシュデュエルが開始です。
ちなみみに最初石田は石造りのデュエルディスクを使おうとしますが重くて断念しました。
まあ数十キロはありそうでこれを片腕に装着し続けるのは大変でしょう。
というわけで普通のデュエルディスクを使っています。
所でこの石造りのデュエルディスク、ユウディアスが持っているのと同じ「7型」なんですよね。
もしかしたらこの石田、遊我と何かしら関係があるのかもしれません。
バランスとはレベルを並べる事
先攻は石田、ドロー。
岩石カー・エキゾーストーン、岩石汽車デゴイシ、岩石翼機ジャリンドバーグを召喚し
続けて魔法カード「バラス・バランス・ショット」を発動、
これは相手に400ダメージを与える魔法で
自分の場にレベル1、レベル2、レベル3の通常モンスターが3体並んでいれば
更に1000ダメージを与える事が可能です。これによりユウディアスは1400ダメージを受けます。
石田はこれでターンエンドです。
ユウディアスのターン、ドロー。
トランザム・ライナックを含む2体を召喚して攻撃を仕掛けようとするも
石田は罠「石化恒星アルデバランス」を発動、
自分モンスターを守備表示にしつつレベル1、2、3のモンスターが並んでいれば
相手モンスターも全て守備表示にする事が可能です。
これによりユウディアスは攻撃できずやむなくターンエンドです。
石田のターン、ドロー。
2体のモンスターをリリースして岩石魔神ガレキングをアドバンス召喚です。
何かエレキングみたいな触覚が生えてますねこいつ。
さらにジャリンドバーグを1体召喚してリリース、岩石戦車ジャリオットをアドバンス召喚。
そして残ったエキゾーストーンに装備魔法「要石の槍-イシバー・ランス」を装備、
攻撃力を1000上げつつレベルを5にします。
そしてガレキングの効果、自身の攻撃力を1400上げつつ
自分の場にレベル5、6、7のモンスターがいる時に相手モンスターを全て破壊します。
そのままがら空きにあったユウディアスに総攻撃を仕掛けますが
ユウディアスは罠「トランザム・アライブ」でトランザム・ライナックを蘇生しつつ
更に罠「トランザム・ライトニング」で戦闘破壊耐性を付与します。
これによりライナックを壁にして総攻撃を受けながらもライフ100で持ちこたえます。
石田はこれでターンエンドです。
誠意は石で
ユウディアスのターン、ドロー。
クラック・ニュートロンとストレンジ・トラベラーを召喚、
トラベラーの効果でガレキングの攻撃力を500下げます。
そして2体リリースしてギャラクティカ・オブリビオンをアドバンス召喚します。
この時に石田は罠「輝石器のバランストーン」を発動、
レベル5、6、7のモンスターが揃っている時に相手の攻撃を封じます。
ですがユウディアスは止まりません。
トランザム・ライナックをリリースしてギャラクティカ・タブララサをアドバンス召喚です。
その効果は手札を1枚捨てる事で相手の魔法罠を1枚手札に戻し
さらに攻撃力を2500下げるというものです。
これにより装備魔法のイシバー・ランスを手札に戻す事で
エクゾーストーンのレベルを1に戻してバランスを崩させます。これで攻撃できるようになりました。
ユウディアスは石田に戦いのバランスを怠ったのだと指摘し
オブリビオンとタブララサでそれぞれ攻撃、石田のライフを0にする事に成功しました。
ユウディアスの勝利です。
落ち込む石田を見て遊飛と遊歩はアサカにもう少し安全運転して欲しいと思いますが
そこに当のアカサ本人が登場、2人を役に立たない連中だといいつつ
石田に大きなルビーと思われる宝石を差し出し、石田はそれに大喜びします。
札束ではなびかなくても宝石ならば賄賂として成立するご様子です。
そこに石田の妹がご飯だからと呼び掛け、石田もそれに応じて家に帰る事になりました。
誠意がしっかり通じたという事でひとまず今回のクレーマー問題は一件落着となったようです。
ユウナが言っていた「アイツ」の謎を残して。
アイツ・・・一体何者なんだ・・・モンスターとしていましたよねアイツ。
というわけでラッシュデュエルでは初の岩石使いであるグラット石田の登場でした。
とにかく「バランス」をテーマとするデッキであり
場のモンスターのレベルが「1、2、3」や「5、6、7」と並んでいる場合に
真価を発揮できるカードをメインに使用しています。
発動条件は厳しいもののその代わりに全体的に強力な効果が揃っていましたね。
それと今回ユウナが終始ツッコミ役に回っていましたね。
ロヴィアンが絡まなければかなりまともで常識人なご様子。
あとこの4人でジト目してるこれ好きです。
次回予告 第30話『フェスティバルクイーン』
遊歩がカレーパンのシールで手に入るお皿を目当てにパン屋を訪れるも
お皿が在庫切れで文句を言っています。
どうやら遊歩はパンのシールのようなキャンペーンに目がないタイプみたいです。いるよねそういう人。
そしてパン屋とはどうやらズウィージョウのようです。
どうやらあれからめげずにボイルド・ベーグルを立ち上げたご様子ですね。
とうわけで遊歩VSズウィージョウのデュエルが行われそうです。
それにしてもパン屋の姿が様になっていますズウィージョウ。
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